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クリスティ指揮の ハイドンのオラトリオ『天地創造』!
🎵ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob.XXI-2 ガブリエル:ゲニア・キューマイアー ウリエル:トビー・スペンス ラファエル:ディートリヒ・ヘンシェル エヴァ:ゾフィー・カルトホイザー アダム:マルクス・ヴェルバ レ ザール フロリサン(合唱:8-7-6-7)(弦:7-7-5-4-2+フォルテピアノ) 指揮:ウィリアム・クリスティ 通奏低音はフォルテピアノとチェロとコントラバス フォルテピアノ:ベノワ・アートワ チェロ:デヴィッド・シンプソン コントラバス:ジョナサン・キャプレ フォルテピアノは歌の通奏低音としても参加しています。フォルテピアノがクリストフォリのような甘く雅な音色なのが素敵です。 2007年7月のセッション録音。
クリスティのキビキビとした 推進力あふれる演奏は、古典派らしい端正さと、積極的 かつ 自然な装飾でお洒落に装ったスタイルが魅力的です。 オーケストラの透明感のある響きも美しいです。 それぞれの歌手に装飾やアインガンクを加えた歌唱を実施させて?(自由に歌わせて?)います。 キューマイアーの清楚な声と、可憐で落ち着いた装飾を加えた歌唱がガブリエルにピッタリで アリアの度にワクワクさせられます。 スペンスは時に地声を織り交ぜたりと、幅広い情景描写を聴かせてくれます。 ヘンシェルの温かな低音の魅力は、レチタティーヴォでの説得力のある語りにピッタリです。 カルトホイザーの真っ直ぐな声とヴェルバの包容力のある声も素敵です。
惜しむらくは、ディスクの交換が 第2部の途中になっていること。場面の変わる第3部の前、もしくはハイドンの意図した3部制に沿っての編集が成されていないのが残念です。
ピリオド楽器による演奏ですが、20世紀後半のバロック音楽の援用スタイルと離れた、古典派音楽としてのピリオドスタイルを追求したスタイルです。ただテンポは現代的なスマートさを生かした軽快な演奏になっています。モダンな気持ち良いリズムの演奏を、当時の音で聴くようなアルバムに仕上がっているといえます。 初めて『天地創造』を聴く方にも 過不足のないアルバムとして推薦できます。
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