| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2012年09月19日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Decca |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | UCCD-4667 |
| SKU | 4988005728531 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 01:36:02
【曲目】
ハイドン:天地創造
【演奏】
ゲオルク・ショルティ指揮, シカゴ交響楽団
【録音年】
1993
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🎵ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob.XXI-2
ガブリエルとエヴァ:ルート・ツィーザク
ウリエル:ヘルベルト・リッペルト
ラファエル:ルネ・パーペ
アダム:アントン・シャリンガー
シカゴシンフォニー合唱団
シカゴ交響楽団
指揮:ゲオルク・ショルティ
通奏低音はフォルテピアノとチェロとコントラバス。
フォルテピアノ:デヴィッド・シュラーダー
チェロ:ジョン・シャープ
コントラバス:ヨーゼフ・ガスタフェステ
フォルテピアノはレチタティーヴォのみの参加です。
録音は1993年10~11月のライヴ録音です。
ショルティ/シカゴの2回目の『天地創造』のアルバム。通奏低音がチェンバロからフォルテピアノに変更。そしてアリアでのソリストの装飾、アインガンクが聴かれるところが 12年前との大きな相違点でしょう。
その他、緻密でハイドンのオーケストレーションの組み立ての巧みさを透かしてみせるような透明感のあるオーケストラコントロールは相変わらず。
ただ テンポ設定が全体的に速くなっているのは 歌手の関係か、ショルティの解釈の深化か?
オーケストラも繊細。テンポを変化させたりとの あざとい描写をするのではなく、さらりと、そしてフォルテにしたり。第2部の三重唱の伴奏の美しさはその例。
ツィーザクの素直で清楚な発声はガブリエルにぴったり。そして パーペの温かみのある低音は 創造主の眼差しを感じる声。
収録は1枚目に第1部、2枚目に第2部~第3部という ハイドンの意図に沿った形になっています。(これが当たり前だと思うのですが…)
私的にはショルティの『天地創造』は1981年盤の方が、チェンバロが歌にも加えられたり、ソプラノの歌唱スタイルで好きなのですが、こちらは 速い箇所では 指揮しているショルティの姿がわかるような 特徴あるキレキレの演奏です。
もちろん、ショルティファンの方のみならず、ハイドンや古典派音楽ファンの方にも聴いてもらいたいアルバムです。そしてショルティの1981年盤をお持ちの方も 是非聴き比べて下さい。音楽の深化がわかりやすく楽しめます!