米5大オーケストラ“ビッグ・ファイヴ”の一つで、米イリノイ州シカゴを本拠地とするオーケストラ。略称は“CSO”。1891年に指揮者のセオドア・トーマスによって創設され、当初は“シカゴ管弦楽団”と称した。1912年に現在の名前に改名。その後、デフォー、ロジンスキー、クーベリック、ライナー、マルティノン、ショルティ、バレンボイムが音楽監督を務め、豊かな音量と優秀な技巧で全米一との高い評価を獲得。2010年よりムーティが第10代音楽監督に就任。指揮者も多彩で、日本人では朝比奈隆や井上道義、秋山和慶らがステージに立った。また、現代音楽ほかレパートリーの拡充、コミュニティ活動やメディア登場も活発。
2015/11/25 (2016/01/20更新) (CDジャーナル)