まさに大指揮者たちの同窓会みたいな企画が見事。一部持っているCDもあるが、バルビローリが亡くなる三か月前の演奏会が聴きたくて購入した。その年1970年は、ちょうどFMラジオを買ってクラシック番組をエアチェックし始めた頃だったので、他のCDを聴いていても当時のことが思い出されて感無量…。特にサヴァリッシュのブルックナーを聴いていると8番をN響とのエアチェックでお世話になったので、サヴァリッシュがブル8を録音できなかったのは残念な思いが胸にこみあげる。とにかく、選曲が各々指揮者の個性がより強く発揮されたものばかりでお腹一杯、胸一杯です。