フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2022年06月08日 |
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規格品番 |
TWSA1117 |
レーベル |
|
SKU |
4549767152615 |
※世界初SACD化。ステレオ録音。限定盤
※日本コロムビア所有のオリジナル・マスターテープより2022年にORTマスタリングを行いSACD化
※マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※オリジナル・ジャケット・デザイン採用(他のジャケット・デザインも解説書裏に採用)
※解説:吉井亜彦氏(2002年執筆、2022年改訂)、解説書合計8ページ
※通常ジュエルパッケージ(スリム)仕様。盤印刷面:緑色仕様
※一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。
今年7月11日に95歳を迎えるブロムシュテットは日本でも馴染みが深く、今年10月にはNHK交響楽団との共演も控えている現役指揮者です。このアルバムは1981-82年の録音ですが、未だにファンに支持されている不朽の名盤。ここに含まれている「ジュピター」は秋の公演曲目のひとつです。名盤を今年の6月にタワー限定盤として高音質化したのがこのアルバムで、最新マスタリングを施した名録音・名演奏が最新で蘇りました。
(C)商品開発部:北村 晋
ORTマスタリングを用いたハイレゾ化による初SACD化。
最新マスタリングを施した名録音・名演奏が最新で蘇る!
今年(2022年)95歳を迎え益々充実の名演を聴かせている巨匠ブロムシュテット。彼がドレスデン・シュターツカペレとの組み合わせで録音した2枚のモーツァルト交響曲集は発売時より高い評価を受けてきた名盤です。日本コロムビアが独自に開発したORTマスタリング・システムによりハイレゾ化を行いSACDとして初リリース。CDスペックで失われていた帯域を復元することで音場・音質が鮮やかに向上しています。CDレイヤーも今回のリマスタリングの音源を使用しています。
ブロムシュテットとシュターツカペレ・ドレスデンが当時の日本コロムビアとドイツ・シャルプラッテンの共同制作として1981年と翌82年に収録したモーツァルトの交響曲4曲を、2枚組に集成。同じくスウィトナーも同オケと1960年代から70年代半ばにかけて交響曲計13曲を録音しており(タワー企画盤のSACD復刻企画、Berlin Classicsの0301396BCで2019年11月に復刻)、これらの録音はスウィトナーとに並ぶ旧東独の名盤として長らく多くの支持を受けてきました。スウィトナーの流麗で自然な演奏に対し、響きの質感は同じながらも、ブロムシュテットは同じオーケストラを使って誠実で堂々とした、落ち着いたテンポを採用しているのが特徴で、当時の日本コロムビアによるデジタル録音技術が加味されたことで響きの美しさと余韻がより強調されたアルバムとなっています。今回、最新でのORTマスタリングにより、さらに音場間の拡がりと定位が向上し、間接音が豊かに、そして楽器の音色も自然な感触に感じられると思います。楽器自体の持つ質感や実在感が減退するということではなく、全体としての響きは従来の延長線上にありながらも、結果としてバランスが調整されることで名録音が引き立つことに繋がりました。ブロムシュテットらしい正攻法の音楽性豊かな名盤、名録音が最新で蘇りました。尚、これまでも録音が良い音源として知られていましたが、今回のORTマスタリングではCD層でもその効果は顕著です。
制作は当時、日本コロムビア=ドイツ・シャルプラッテンの共同制作として進められ、録音自体はひとりのエンジニアで行われました。収録時期は異なりますが、音質は近接した傾向です。今回のORTマスタリングにより、従来以上に間接音や倍音の豊かさ、個々の録音の特筆が把握できますので、その意味でも演奏の楽しみ方が拡がるはずです。初期スペックのデジタル録音とはいえ、当時の日本コロムビアには既にいくつもの経験とノウハウがありましたので、音質自体は元々良い、安定感があることは言うまでもありません。今回は、より鮮やかに、奥行きもあるクリアな音質を堪能できます。尚、序曲のみは交響曲とニュアンスが多少異なる録音でしたが、今回の最新復刻がこれらの名盤を一掃輝かせる機会となったことは確かです。さらに蘇った名盤の評価が一層高まることを期待します。尚、今回の第2回発売では、2タイトルを発売いたします。
(1/2)
CDスペックにて録音されたDENONレーベルの数々の名盤、そのデジタル変換時に失われてしまった楽音の高域成分を、低域部分の倍音を利用して予測、再構築する技術「Overtone Reconstruction Technology(ORT)」を開発しました。この倍音再構築技術と、従来から導入されている"Master Sonic 64bit Processing"による高品質なマスタリング技術が組み合わさったものが、"ORT Mastering"です。ORTによって得られた広い周波数帯域とダイナミックレンジを最大限に活かし、原音に忠実に、名演奏、名録音の魅力をお届けします。
(2/2)
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 02:06:27
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
交響曲集(第38番《プラハ》・第39番・第40番・第41番《ジュピター》)
(2022年ORTマスタリング)
<DISC1>
1. 交響曲 第38番 ニ長調 K.504 《プラハ》
2. 交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
<DISC2>
3. 交響曲 第40番 ト短調 K.550(第1版)
4. 交響曲 第41番 ハ長調 K.551 《ジュピター》
【演奏】
ドレスデン・シュターツカペレ
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
【録音】
1982年9月1-3日(1,2)
1981年8月14-18日(3,4)
ドレスデン、ルカ教会
【Original Recordings】
制作担当:Eberhard Geiger, Toru Yuki
録音担当:Horst Kunze
技術:Kaoru Yamamoto
【原盤】
日本コロムビア=ドイツ・シャルプラッテン共同制作
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
手持ちのCD(33CO-1016)と比べて、音が全く違っていて驚いた。CDは、くっきりと鮮明で音像が大きく華やかだが、今回のSACDは、高音が柔らかくなって、低音や響きが豊かになり、音が溶け合ってやや透明感が失われて(スイトナーと同じ)エテルナのサウンドに近づいている。個人的な感想だが、CDでは、音は綺麗だが楽器がバラバラに聴こえて落ち着かない。SACDでは、音は地味だが、音が有機的に絡まって一体感があり、音楽としての息遣いが感じられる。かなり好みが分かれそうなマスタリングではあるが、私の好みはSACDの方。
先日発売されたスウィトナーのベートーヴェンの交響曲全集は、個人的な聴いた感じでは、既存のHQRCD(6番・9番のみ)の方が音質は良かったと思います。このブロムシュテットのブルックナーに関しても期待できる音質効果があるか疑問です。SACD化に固執せず新しいリマスターをHQRCDでの販売をタワレコさんにお願いいたします。
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