カスタマーズボイス一覧

On The Move / The French Collection / Rogier Van Otterloo

若くして亡くなってしまいましたが、「French Collection 」はとても詩的で素晴らしいアレンジです。父親はオランダの名指揮者として知られたウィレム・ヴァン・オッテルロー。血筋の良さが窺われるアルバムです。

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サンドオイルさんが書いたカスタマーズボイス

(全111件)

高価なハイブリッド盤でなく、通常盤で少しでも安くしていただきたい。

博学のお二人の話は興味深い。しかし両人ともエルガーなどのイギリス音楽はお嫌いなようで、イギリス音楽を愛する小生としては不満ではあった。

これは素晴らしい演奏。マリナーらしい節度ある演奏だが、ここぞという時は目いっぱいオケを開放する。ロシアっぽさは薄いが持っていて損のない一枚。

ピアノの音をオケがマスクするような録音バランスが問題。セッション録音なのになぜこのようなことになったのだろう。オーケストラもかなり荒っぽい演奏で、指揮者、ピアニストともに名誉な演奏とはいえない結果となた。

恐らく『オルガン交響曲』として最良の演奏でしょう。プレートルは後にERATOに再録音しましたが、このEMI録音の方が優れています。チャーチ・プレゼンス豊かな録音は、パリのサン・エティエンヌ教会で行われましたが、ライナー・ノーツではサル・ワグラムでの録音と誤って表記されています。

「魔の山」は何故か英国のアーティストが好んで演奏するようです。確かにドラマティックな楽想は「ワルソー・コンチェルト」などにも通じるものがあり、英国好みといって良いのでしょう。収録された演奏はどれも素晴らしいものです。買い求めて損はありません。

Golden Piano Hits は他のピアニストの演奏を、そっくり再現したトリビュート・アルバムです。欲しかったアルバムですが、初めてCD化されたので入荷を楽しみにしています。

名盤数多い同曲の中で出色の一枚。特にチャイコフスキーは名演だ。腕の立つ若手の演奏もいいが、モリーニの演奏を聴くと何故かほっとする。

KAPPに残した『ショーレム』を収録してくれたのが有難い。日本では味噌のTVCMに使われた『SHO-JO-JI』も懐かしい。

できればDVDで視聴したい作品。音だけでも勿論楽しめるのは間違いないが。

多くの歌手へのアレンジ提供、自身のオーケストラ・アレンジで示された才能を殆ど見いだせない凡作。若い頃はこんなものも残していたという証しにはなる。

60年代ポップス・ファンにはお馴染みのニール・セダカが作曲した「マンハッタン・インテルメッツォ」が秀逸です。親しみやすいメロディー・ラインは嘗て彼の書いたポップスにも通じる面があり、この曲だけでも掘り出し物といえましょう。

当アルバムは後にステレオで再録音されている(曲数は少ないが)。モノ盤は何回か発売されているが、ステレオ盤は数曲を除いてCD化されたことがない。是非、ステレオ盤を聴いてみたいものだ。

曲想をストレートに伝える聴き易い演奏ではあるが、ジャズ・ピアニスト中村八大としての個性がもう少し表現されてもいいように感じる。

リマスターにより音の改善度はとても高い。今までのサントラ盤には含まれなかった楽曲も収録。吹き替えの歌手名も明記されている。また録音の経緯も詳しく解説されているなど、コレクターには貴重な一枚と言えます。

擬似ステレオというと見る(聴く)のも汚らわしいというコアなクラシック・ファンがいますが聴き易いことは確か。もうちょっと長生きしてくれたら本物のステレオ録音を楽しめたのにと残念です。「エロイカ」成功していますが、「前奏曲」は余りにもドンシャリで聴き辛いものとなっています。

一部は国内でもLPとして発売されましたが、それも遠い過去のこと。CDとしては過去2回発売(国内盤は無し)されましたが現在は廃盤です。C.ゲルハルトはこの録音に先立って、Reader's Digest社に多くの録音を残しています。彼の功績を再評価する意味でも、それらの録音が再び日の目を見るよう希望するものです。

大変ガッカリした一点。商業録音のない曲目なので期待して聴いたが、オーケストラとの関係が良くなかったことを窺わせるに十分な演奏。「新世界」における恣意的ともいえるアコーギクなどはっきり言って聴くに堪えない。それでもシューマンは多少ましだが、マルティノンの名誉を損なう録音と言って差し支えないだろう。

この手のアルバムは編曲がとても大事だが、それには大きな不満を覚える。フランツ・レフラーを迎えた意義も感じられない。録音はとても良好。

40枚がどのような基準で選ばれたのか分からないが、それぞれの音はリマスターの効果か、元々あった音の濁りが軽減されるなど、良くなったと感じられるものが殆ど。出来れば第2弾を望みたいところ。

先ず、きちんとセッションを組んでの録音が60年代とは思えないほど優れている。そして、後に新日本フィルと分裂することになる旧日本フィルの演奏が素晴らしい。モーツァルトを得意としたマークの指揮は言わずもがな。CD1枚分のリハーサル風景が付いているのも資料として貴重なものだ。

他では手に入らない日本だけでヒットした曲多数。特にピーナツ・ハッコーのクラリネットをフィーチュアしてボブ・クロスビーの”ボブ・キャッツ”がヒットさせた「小さな花」が入ってる。クリス・バーバーでもシドニー・ベシェでもないのが嬉しい。

このノリの良さは嘗てのアイドル歌手とはとても思えない。英語の発音もしっかりしているし、日本人の歌うジャズ・ポップスとしては抜群の仕上がり。エリック宮城のバンドもいいサウンドだ。

この名指揮者のチャイコフスキーはとても珍しい。残された「カルメン」やマスネの管弦楽曲、グラズノフの「四季」などの録音から受けるイメージと違い、思った以上に剛毅ともいえる演奏だ。初CD化を喜びたい。

コンサートホール・ソサエティよりLPリリースされていた時代から名演の誉れ高かったもの。リマスターで音は見違えるように鮮明になった。「ジュノーム」などは数年後CBSに再録音したものより素晴らしい。

バレエ音楽のスペシャリストとして知られた彼の真骨頂。いずれもモノ期の録音ながらDECCAだけに音に不満は無い。EMI(米キャピトル)に残したバレエ作品も再発が期待される。

シベリウスは他に無いので貴重とは思うが、ドヴォルザークはセッション録音より優れたものとはいえない。なによりリマスターの音がドンシャリで聴き苦しい。確かにステレオ収録ではあるが。

所謂、His Orchestra を指揮したクラシック音楽のアルバムも沢山あるので、そちらも是非CD BOX化して欲しいところだ。

こうした小曲を聴くとオーマンディやカラヤンが如何に優れた指揮者だったか分かる。バーンスタインにはもっと相応しい音楽がある。

数多くの名歌手たちに素晴らしいアレンジを提供してきたドン・コスタ。でもダイナ・ワシントンとは水が合わなかったようだ。

昔では考えられない実に堂々とした演奏で今昔の感に堪えない。特に「七人の侍」、「羅生門」が聴けるのは有難い。

ホヴァネスの「神秘の山」が聴けるのは幸いだ。全米から集められたオーケストラもコンマスにフィラデルフィア管弦楽団のデヴィッド・キムが座るなど豪華なもの。変に音楽をいじらないシュウォーツの指揮も繰り返し視聴するDVDとして最適なものだ。

嘗てDVD化されたことがあった。今となっては画質が明らかに劣るので再発売は期待できる。CGなどのテクノロジーが無かった時代の作品なので映像的には不満があるが、ブラッドベリ独特の世界が十分に表された作品だと思う。

ジョン・ウィリアムズ第1回目の「アランフェス」。ギターの上手さもさりながら、オーケストラのソロは本当に素晴らしい。カステルヌオーヴォ・テデスコの方も文句の付けようがない。

60年代から83年までのライヴ録音。60年代の録音は全てモノーラル録音。ドビュッシーなどはいまいち馴染めないがロシア音楽はこれぞという演奏が並ぶ。80年代のものはライヴとはいえ優秀な録音だ。

なかなか使い勝手のいいクリーナー。糊で取るものではないのでレコードのダメージも少ない。但しこの高い価格はなんとかならないか。

今となっては懐かしの美人ピアニストということになろうか。鮮やかなテクニックと重すぎることの無いピアニズムがむしろ新鮮に聴こえる。因みにステレオとされるプロコフィエフはモノにしか聴こえないのだが?

地方オーケストラと軽くみては後悔する立派な演奏。秋山和慶の指揮は彼らしいある種上品さが感じられるが、随所に聴かれるソロも上手だし、録音もセッションを組んだ良さが表れている。

堂々とした演奏に感嘆した。録音は聴きづらくはないもののもう少し厚みのある音が欲しかった。元は学研から出ていたもの。

主としてオペラ畑で活躍しているようだが、さすが劇音楽もお手のものなのだろう。繊細で美しい音楽作りは数多い名盤の中でもひときわ光を放っている。録音も特筆すべき仕上がりだ。

廉価盤レーベルからも出ているがリマスター効果抜群で音の優劣は明白。テキストも詳細で保存版として文句ない。演奏は定評あるすこぶる優れたものだ。

「グランドキャニオン」。オーケストラも上手で立派な演奏には違いないが、真面目すぎるというか洒落が足りないというか、もう少し遊び心がほしいところ。こんな曲(失礼!)でもフィードラーやフェリックス・スラトキンは聴かせどころを心得ていることが分かる。

録音も良いし名曲揃いの一枚。歌の上手さはお墨付きです。

ステレオ・マスターがある「八十日間世界一周」。なぜことさらMONOなのか?

シベリウスらしい北欧的空気の凛とした冷たさとか、人の気配が感じられない荒寥たる風景が見えてこない、そうしたらしさとは真反対の演奏。ライヴとはいえ楽器間のバランスも不自然だし、内声部をことさら強調したようなヤンソンスの指揮には違和感を覚える。

60年代初頭の米デッカによるステレオ録音2IN1CD。コンボ編成によるカクテル・ピアノ・スタイルだが、鮮やかな彼のピアノ・テクニックを満喫できる。ドビュッシーの「月の光」ではソロ演奏も楽しめる。

当時の首席奏者たちの名技を味わえるのが素晴らしい。個人的にはWキンケイドのフルートを聴けるのは大いなる喜びだった。グラマラスなオ-ケストラは今風ではないが、これはこれで立派なオーケストラ・サウンドには違いない。

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