| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年05月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 新潮社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784106038969 |
| ページ数 | 352P |
| 判型 | B6 |
構成数 : 1枚
はじめに――岡田暁生
序章 バッハ以前の一千年はどこに行ったのか
「クラシック音楽」とは何なのか
冷めた目で音楽史を眺める
世界市民化プロジェクト
クラシックと帝国主義
「バッハ以前」のほうがいい?
環境化する音楽
「ECM」レーベルが象徴するもの
第一章 バッハは「音楽の父」か
「神に奉納される音楽」
「表現する音楽」の始まり
音楽の自由と検閲
なぜバッハは「音楽の父」になった?
バッハと靖國神社?
バッハと占星術?
バッハとプロテスタント
《マタイ受難曲》の異様さ
恐るべし、音楽布教
バッハの本質は「コンポジション」
バッハは「おもしろい」vsショパンは「好き」
グールドと《ゴルトベルク変奏曲》
グールドとランダム再生
ポスト・モダンを先取りしていたバッハ?
『惑星ソラリス』におけるバッハ
バッハが辿り着いた「超近代」
第二章 ウィーン古典派と音楽の近代 ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン
1.ハイドン
2.モーツァルト
3.ベートーヴェン
第三章 ロマン派というブラックホール
1.ロマン派とは何か
2.ロマン派と「近代」
3.ワーグナーのどこがすごいのか
第四章 クラシック音楽の終焉?
1.第二次世界大戦までのクラシック音楽
2.第二次世界大戦後のクラシック音楽
おわりに――片山杜秀
人名索引
バッハ以前はなぜ「クラシック」ではないのか? ハイドンが学んだ「イギリス趣味」とは何か? モーツァルトが20世紀を先取りできた理由とは? ベートーヴェンは「株式会社の創業社長」? ショパンの「3分間」もワーグナーの「3時間」も根は同じ? 古楽から現代音楽まで、「名曲の魔力」を学び直せる最強の入門書。

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