ニューヨークフィルの演奏会記録によると、1950/2/5にワルターはオールモーツァルトプログラムでアイネクライネナハトムジーク、ピアノ協奏曲20番(フィルクスニー)、交響曲35,40番を演奏しています。過去に出た'50/2/5と言われる交響曲40番には終楽章にある欠損をSONYのニューヨークフィルの録音で補正していました。今回のCDは欠落をそのままにしてあります。旦野克幸氏の本を絶対的なものとして引用されている方は、ショーペンハウアーの言う他人の頭で考えているのであって、自分の頭で判断されていない。過去に出たCD,CD-R,LPが全部データが正しいと、旦野氏はどうやって判断されたのだろう。おそらく書いてあるデータを書き写しただけ・・、他に検証を加えたのだろうか?なお旦野氏が引用している中に、あなたが言うモーツアルトのピアノ協奏曲20番と交響曲40番の組み合わせのものがあります。今でも買えます。自分の頭を使いましょう。私は怪しげで遠慮します。そうこのような怪しげなものが書いてあるから世界初CD化でない!!実に脆弱な論拠です。ドイツで発明されたテープ録音機は1950年では、オープン・リール・テープレコーダーも高価でかつ不安定でエラーが多く出た。それ故の終楽章の欠落であろう。しかし今回のCDを過去のものと同じと断定するのは、大学の研究室にあるような音響分析装置を用いる必要があるかもしれない。さてこのCDを贋物扱いされた方、あなたも伝聞の形で書いてあるので、あなたも他人の頭で考えたのでしょう。あなたはご自身の考えで自ら贋物とした根拠をしっかり書く義務があります。そうしないと購入を考えている人たちに、紛い物を売っている誤解を与えます。私もあなたのご高説をお聞きしたいので、逃げないで、しっかり論拠を示してください。