カスタマーズボイス一覧

ブラームス: 交響曲全集(1979,80)<タワーレコード限定> / 朝比奈隆、他

人それぞれ金銭価値は違うでしょうが、私はYAMAHAのシングルレイヤーもBR-Audioも動画も見れるプレーヤー5万円位で入門用に買いました。私は良い買い物をしたと思い、重宝しています。2年使っても故障もありません。探してみればあるものです。このSACDシングルレイヤーも躊躇なく買えます。

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mai5718さんが書いたカスタマーズボイス

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(全38件)

最初に聞く盤としては推薦しません、などと野暮な事は言いません。私は1枚半組という通常盤より千円安かった、貧乏学生のたわいもない理由で買いました。毎日聞きました。4楽章のフルートのソロが大いに気に入りました。改訂版の恩恵です。所謂、原典版にはこのソロありません。貧乏学生は聞き続けた結果、後年ヨッフム、カラヤン、クレンペラー・・・何れにも満足しなくなるほど、この盤に洗脳されていた。一生洗脳に気がつかず、他のものを受け付けなくなった自分に気がつかず、クナ、クナとうわ言のような文章を書いて死んでいった物書きがいた。私は20代後半に洗脳を解くため、多くの演奏を聞くようにして洗脳から解放された。今では旧EMIに録音されたカラヤンのブルックナー交響曲第7番が愛聴盤です。堕落と思った方洗脳されてませんか?でもそれでもこの演奏は好きです。音は最高です。次に聞くのは少なくとも1年以上先でしょう。

輸入盤のBOXで新録音(?)のピアノ協奏曲、詰め込んで3枚入りのジャケットに入れた結果、1曲の途中でCD入れかえて興ざめ。タワーさんは輸入盤のヤボの轍を踏んでいない。ヘブラーの味わい深い演奏は、古いスタイルかもしれないが、心落ち着き、物足りなさない。ガリエラ、ロヴィツキは伴奏指揮者のイメージ強いが、モノラルからステレオ初期、前者は「新世界」後者は「プロコフィエフの交響曲」の素晴らしい録音を少なからず残している。この盤の伴奏も物足りなさそうで、うるさくなんない知性を感じる。デイヴィスは若くやる気満々。70年代中期過ぎが全盛と自分は思うが、この若さ晩年の円熟?よりずっと良いと感じた。

最近はフルトヴェングラーのCDも熱心に聞かないし、詳しくもない。高校生の時ルツェルンの第九のLPが出て、演奏は良いように聞こえるが、録音はひどい。と一般人が批評していた。今では最高の音質で聞ける。この演奏だって、いつ良質の音源が見つかるかわからない。マニアの方はあまり良くない音でも、存在してあれやこれやと言っているのが楽しいのでしょう。それにしても音源はこの頃テープの代金が高すぎるので、放送会社でもどんどん上書きして貴重な音源が消えていきました。コンセルトヘボウのクレンペラーの今残る音源は、素人の熱心な方、それも当時の最高の機器でラジオ放送の録音、ホールでの盗み録りで残ったものだそうです。ケチをつけるのは簡単ですが、個人レベルで音を残して頂いた事には私は大いに感謝しています。買う買わないは個人の自由。ハンドルネームを何回も代えて、ケチをつけるのは異常としか思えない。IPアドレス皆同じ!!

モノラルボックスがあまりにも良かったので、ステレオも買いました。聞いたCDもかなりあったのでモノラルよりインパクトは少なかったですが、ドラティの素晴らしさに改めて感動しました。緊張感と清冽な旋律美、素晴らしいミネアポリスオーケストラのドライブ、単なる職人気質だけでなく、本物の芸術家の気概が聞こえます。

ロイヤル・コンセルトヘボウのコンサートマスターとして有名だが、ソリストとしても超一流。ハイティンクとのベートーヴェン、ブラームスとの協奏曲はそれぞれのベスト3に私は入れる。この2曲最初は廉価盤で出たのに、名前で買わなかった。

ハイドンは奥深い。昔、音楽の教師からハイドンは「使い回しをしている」と、大嘘言われたが、どの曲にも工夫があり、同じものは一つもない。オラトリオなどには、交響曲の引用はあるが、手抜きではない。パウゼの音は綺麗で技巧も確か、ややロマン的だが美しい全集です。それにしても日本はハイドンが人気ない。ヨーロッパでは若いピアニストは良くハイドンのソナタを弾いている。

ピストルを持っている天才指揮者。名演揃い。復刻も優れている。モノラル期、ウエストミンスターの一連の録音(一度CD化されたが、すぐ廃盤)、旧EMI への録音。いずれもCD化して下さい。まだ全貌が良く見えない狂気の天才。

ステレオ初期から中期位(Sony)の録音。モノラルボックスは躊躇して買ってたいへん良かった。このボックスは少し不安はあったが、まだ元気なオーマンディが聞ける。初めて聞いたステレオ最初期ブラームス第1交響曲はきびきびとして覇気があり満足できた。ただ、ステレオ初期の宿命か、録音は変に音が分離して残念。この頃はモノラルとステレオ同時に録音していることが多く、おおむねモノラルの方が自分は好きだ。シューリヒトの第九など・・録音が安定してくると、かつてLPの廉価盤で出たものから、初めて聞くものなど、曲目もバラエティーに富んで楽しい。日本では誤解の多いオーマンディー、多くは評論家の誹謗中傷といって良い無能扱い。バーンスタインは善、オーマンディーは権力に阿る事なかれ主義者などとレッテル貼られた誤解をCD聞いて晴らして下さい。

Grand Slamを何枚も聞いてくると、音の良さに最初はビックリした、そのうち、その音作りが似ていて、最近飽きてきた。テープの出どころも曖昧だし、具体的なマスタリングもプロ用?・・と書いてあるが、本当に原点に忠実なのか?作った音じゃないのか?有名メーカーだってこの音作れるのでは?オーディオや音響学等々詳しくありませんが、この会社の発売速度の速さに、お金に困っているのでは?と、穿った見方をしてしまいます。

届いてから数ヶ月経つが、あんまり聞いていません。先がもう短いから買っておこうというノリでした。考えてみれば旧EMIの有名なバイロイトの第九、30年位聞いてないでしょう。本当は新しい演奏家、新しい曲聞くのが好きで、いつまでもフルヴェン、ワルターばかり、歳を取っても追っかけてるのに、とうに飽きていたのに、買ってしまった。もうすぐ中古屋行きかなぁ~。無駄使いは良くない。反省!!

モノラルのドラティは、殆ど聞いていなかった。この時代アメリカはハンガリー出身指揮者の天下みたいで、ライナー、オーマンディー、セル、それにドラティも加わる、その後ショルティと続く。皆ブダペスト生まれ!!オーストリア・ハンガリー帝国の威光なのか?オーマンディーは例外として、他の指揮者はかなり直線的な含みのないザッハリッヒな音楽造りと感じていた。ドラティもそういう要素はあるが、柔軟な部分や繊細さもあり、聞いていて飽きない。ミネアポリス交響楽団はオーマンディー、ミトロプーロスなどに鍛えられ不満はない。1枚目のボロディン交響曲2番、火の鳥組曲からシカゴ交響楽団の孔雀変奏曲、中国の不思議な役人組曲まで不出来なものは存在しない。最高傑作は眠りの美女全曲でしょう。opus蔵より音は自然で個人的には、こちらに軍配をあげたい。モノラルは気にならず、マーキュリーの素晴らしい録音技術。大満足のボックスです。

音は明晰でリアルになったのは認めるが、ホールの響きが感じられず、音の塊が耳にぶつかってきて、かなり辛い試聴。そもそも半世紀前からこの曲のフルトヴェングラーの激しい解釈に疑問を持ったが、このCDで強烈に強調されてしまった。

全集として聞けることに「感謝!!」。瑕疵を論う「許す」事の出来ない人。その上滑稽な錯誤。哀れ。

セザール・フランクはよく大器晩成と言われますが、初期のピアノ協奏曲2番(14歳)からただ者ではないことは明らかです。「贖罪」(管弦楽の断章)の第1版は転調を復元して本来の姿に戻したものですが、私には今まで聞いていたものが物足りなくなるくらい満足しました。(第2版もニケの演奏で入っていて比較出来ます。またMusique en Wallonieで全曲-オラトリオのようなもの-が聞けます。素晴らしい曲です。)ワーグナーの影響を多く受けたフランクにとって、人には無駄と思われる転調は絶対必要なものだったに違いないと思います。この不安定さが私には堪らない!!「プシュケ」は全曲演奏されて(合唱も入れて)初めて曲の凄さがわかります。交響曲のオマケの抜粋をいつも忌々しく思っていました。全体にアルミンク、ニケ、ロト、所謂一流どころを投入して、ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団も良い響きを出して、レベルの高い演奏が並んでいます。録音もベルギーらしい落ちついた音で録れています。

個人的な思い入れ故の星4です。ゲッティンゲンという名前で思わず買ってしました。客観的に評価すれば星3~2でしょう。星1は買わないで聞きもしないでレビューを荒らす、ろくでなしが多いようです。録音は残響が多く、ホールの響きを生かした録音の好きな方には良いのでしょうが、私には個々の楽器がボヤけて聞こえて好きではありません。オーケストラもメンバーの写真、名前が載っていますが、アジア系もかなり居て多国籍軍です。しかし出てくる音は、ドイツのおらが町の趣があります。目立った瑕疵はありませんが、とても一流とは言えません。ニコラス・ミルトンは穏健で、それでも決めるところは決めています。けっして悪くありません。気に入ったのはブック型のジャケットです。紙製で表、裏表紙は厚紙で中のCDを保護できます。写真も豊富で楽しい読み物になっています。学園都市のゲッティンゲンにふさわしい出来です。プラスチックケースは良く割れて好きではありません。あと利点としてお値段がお手頃なところです。

「ニューヨークフィルとスタジオ録音していて音質も良くそちらを求めた方が良い。」と書かれた方今新製品で買えるのはTowerで¥24.471するワルターのSONY録音全集のみ。余裕ですね。私も金をコツコツ貯めてやっと買いました。私は金の成る木は家にありますし、冬、花も咲きますが、いっこうに大金持ちになれません。¥4.552のこのCDはワルター故買いたいのですが、買う前から中身はわかりません。だから私にとって博打なのです。結果は大吉でした。3番、4番はスタジオ録音より覇気がありテンポも融通無碍に動き絶好調のワルターがいます。さらに凄いのは1番,2番です。その一因は録音状態が一番しっかりしていることです。最初にアナウンス(2番のみ)があり、ラジオ放送を高級機器で録音したのがわかります。演奏は終始うねる熱気が凄く、聞いてて興奮がだんだん高まり終結部に突進していきます。ICA Classicsのリチャード・イッターのコレクションと同じく当時高価なオープン・リール・テープレコーダーで録音したものでしょう。ところで、あなたは本当に買って聞いたのですか?旦野克幸の信奉者の方、ニューヨークフィルの演奏会記録によると、ワルターは1951/1/18~1951/1/21の4日間オール・ブラームスプログラムで交響曲1番他、1951/1/25~1951/1/28の4日間もすべてブラームスで交響曲3番他を演奏しています。旦野氏が根拠にあげているPristine classicalのホームページ見ると、交響曲1番は'51/1/21を比定しています。この盤は問題ないようですが、次の交響曲3番の酷さから考え込んでしまいます。録音は'51/1/28を比定していますが、いくつかのセクションで2つのソース録音使用と書いてあり、ソースの日付は書いてありません。1つは高周波数で損傷、もう1つは低周波数で損傷あり、あと様々な手を加えて完全な形になったとのこと。つまりツギハギしてデジタル補正したフランケンシュタインのようなCDです。これに日付を付けるのは無理。今回のCDと旦野氏の本の日付の一致のみで発売前から手柄を取ったように書いたあなたの罪は大きい!!

ニューヨークフィルの演奏会記録によると、1950/2/5にワルターはオールモーツァルトプログラムでアイネクライネナハトムジーク、ピアノ協奏曲20番(フィルクスニー)、交響曲35,40番を演奏しています。過去に出た'50/2/5と言われる交響曲40番には終楽章にある欠損をSONYのニューヨークフィルの録音で補正していました。今回のCDは欠落をそのままにしてあります。旦野克幸氏の本を絶対的なものとして引用されている方は、ショーペンハウアーの言う他人の頭で考えているのであって、自分の頭で判断されていない。過去に出たCD,CD-R,LPが全部データが正しいと、旦野氏はどうやって判断されたのだろう。おそらく書いてあるデータを書き写しただけ・・、他に検証を加えたのだろうか?なお旦野氏が引用している中に、あなたが言うモーツアルトのピアノ協奏曲20番と交響曲40番の組み合わせのものがあります。今でも買えます。自分の頭を使いましょう。私は怪しげで遠慮します。そうこのような怪しげなものが書いてあるから世界初CD化でない!!実に脆弱な論拠です。ドイツで発明されたテープ録音機は1950年では、オープン・リール・テープレコーダーも高価でかつ不安定でエラーが多く出た。それ故の終楽章の欠落であろう。しかし今回のCDを過去のものと同じと断定するのは、大学の研究室にあるような音響分析装置を用いる必要があるかもしれない。さてこのCDを贋物扱いされた方、あなたも伝聞の形で書いてあるので、あなたも他人の頭で考えたのでしょう。あなたはご自身の考えで自ら贋物とした根拠をしっかり書く義務があります。そうしないと購入を考えている人たちに、紛い物を売っている誤解を与えます。私もあなたのご高説をお聞きしたいので、逃げないで、しっかり論拠を示してください。

ジョヴァン二・アントニーニのベートーヴェンの交響曲全集は少しガッカリしたが、ハイドンは良い。欠点は、最初に聞いたときビックリ、次から攻撃的過ぎて耳が痛くなってくる。たまに聞くと、またビックリ。全集完成までこっちの耳がもつかどうか?ファイのようにならないように願っている。

有名な全集ですが、長いこと廃盤が復活。数枚聞きましたが、素晴らしい演奏です。ハイドンの弦楽四重奏全集は数は少ないですが、浮気しすぎました。

6~7年前ヘブラーのモーツァルトのソナタ全集、Towerさんから復刻されたモーツァルトの旧録音の協奏曲集、J.Cバッハのピアノ協奏曲、他数枚出していただので買いました。しかし肝心のモーツァルトのピアノ協奏曲の新録音?の全集はいっこうにDecca から出してくれなくずっと待っていました。全集という形で出たのに協奏曲は3枚一組のジャケットに入り詰め込むため曲の途中でCD代えなければならないのがあるのは困ったものです。一応聞けたので、良しとします。評価の星5はオマケです。よくチャイコフスキーの交響曲4.5.6番を2枚に詰め込んで5番の途中でCD代えなければならないのは止めてほしい。1枚増やしてもサービス料金にしていただきたい。

Outletで半額以下で買いました。思わぬ拾い物です。ショパンの静かで、これみよがしの細工をしないで淡々と弾くのは、若手の演奏者には怖いでしょうが、不思議と単調にならなく、落ち着いて聞けました。シューベルトはさらに静かな繊細な演奏です。違和感なくあっという間に終わっていました。注目のピアニストです。

今でもドイツの田舎オーケストラと聞きもしないで、バカにする方もいらっしゃるが、レベルはたいへん高い。アジア系の団員も多いが、不思議と連邦や都市の特徴を多く残している。指揮者はドイツ人だが、理屈ぽくなく(どうしようもなく理詰めで話にならない人もいるが・・・)、現代ドイツ語の柔軟に時の流れを取り入れるやわらかさがあり、落ち着いて楽しめた。

ケンプはよくバックハウスと比較されます。若い時はバックハウスが良かったのですが、年取るとケンプの演奏も良いものだと思うようになりました。衒いのない、磐石で落ち着いた音の流れは、心穏やかになります。モノラルだがDecca録音だから音は良いですし、ステレオ初期の焦点のボケたような音より締まりがあります。ショパンのソナタ2,3番やリストの協奏曲も珍しいです、結構リストが好きだったようです。カザルスなどとのPhilips録音もオマケに入っていてうれしいです。APRの復刻も加え全貌の一端が見えてきたようです。

シフは何となく地味に感じ、熱心な聴きてではなかったので、BOXになった機会に聞いてみました。やはり渋い演奏ですが、決して凡庸ではありません。むしろ長く付き合っていける演奏です。年をとるとエネルギーが落ちてきて、強烈な演奏は疲れてしまいます。ゆっくり聞いています。それにしても、逝くのが早すぎました。

今さらモノラルのオーマンディーと思って躊躇しましたが、思い切って買いました。ステレオ時代より引き締まり演奏に覇気があり楽しいです。ステレオ時代にないと思われる(そんなに詳しくないですが。)ハイドンなどもあります。外国ではモノラルはそんなに気にしませんが、日本人はステレオに拘る人が多いようであまり売れそうに思いませんが、SONYさんよく出して下さいました。余裕があったら買ってみるのも一興です。

良い演奏を、他社からのライセンス商品を加え、最大限の曲数の集成です。Hänsslerから10枚バラで珍しい曲も加えて、バレエ・リュスのシリーズがありますが、BOXにしていただくのは宝箱みたいで楽しい。CDのFirst releaseはオリジナルテープから192kHz/24-bitでCD化したものです。解説も写真もかなりあります。演奏も良いものを注入していて録音も満足です。古い録音や通信販売の商品も満足できる音です。非常に良心的な企画と御値段です。CDの販売も厳しい状況なので、粗探しをしてCD企画者、グループのやる気をなくすようなコメントはどういうものか! !と思う老人の戯言です。

大昔、兄のピエール・フルニエが弟ジャン・フルニエを糞味噌に貶している記事を見た。ピエールは当時巨匠。ジャンはウエストミンスターにかなり録音した、という知識しかなく、聞いたことはなかった。バリリSQなどのウィーンの室内楽かクナッパーツブッシュ、ちょっとシェルヘンこの位しかウエストミンスターは出してこない。ピエールもやな奴と思ったが、ジャンも聞く価値ないのかな?と思いながら半世紀。このCD聞いてジャンが大いに気に入ってしまった。繊細でスケールは大きくないが、しゃれていて美しい。スコダとヤニグロとの共演は小ホールで聞くにふさわしい室内楽の理想だ。ピエールはこんなチマチマしたのが嫌いだったのか?音は特別良くないが、聞くには不満ない。BOXを一気に聞いてしまった。

今聞くと、古くささと懐かしさが混じった、まあまあ上手い方の演奏。1970年代買おうと思ったら廃盤。出てはすぐ廃盤、再発売もなし。昔の悔しさから意地になって買う。懐古的に買ったので、誰にもお薦めできません。もっと上手い団体は、今は沢山あります。でも選曲は良いです。アメリンクが出ているのは再発されて人気がありました。

全集は無理だろうなと、長年思っていた。CD業界の環境も厳しく半ば諦めていた矢先の朗報。随喜の涙。SONY様よくぞ出してくれました。感謝、感謝! !値段が高いなどと野暮言うのは罰当たりだぞ! !小生ミトロプーロスで初めてショスタコヴィッチの交響曲5番を知った15歳以来この大指揮者の全貌の一端でも知りたいと思い続けて50数年。自分の寿命と全集発売、どちらが先かの博打。ヴォードレール先生の人生の唯一の楽しみは博打しかない! !のお言葉。この高揚感はヤバくて危険で、俺はまだ生きている実感に酔っている次第です。

50年前、SONYのワルターは全部、金さえあれば聞けました。生きているうちは無理かも?と思っていましたが、この度、めでたく全集になり、人生の博打に勝ったような気分です。値段、その他、何も文句ありません。感謝でいっぱいです。人生の唯一の楽しみは博打しかない。ボードレール大先生のお言葉、やはり真理です。CD化していただきたい、博打の対象はまだあります。命との競争です。

5000円値上げで買えるなら安いものだ!オークションじゃ10万円越えることもある。

人それぞれ金銭価値は違うでしょうが、私はYAMAHAのシングルレイヤーもBR-Audioも動画も見れるプレーヤー5万円位で入門用に買いました。私は良い買い物をしたと思い、重宝しています。2年使っても故障もありません。探してみればあるものです。このSACDシングルレイヤーも躊躇なく買えます。

1970年代、FMでブラームスのピアノ四重奏1番(シェーンベルク編曲)をケルン放送交響楽団で聞いて、若杉弘さんの実力を思い知って以来の若杉ファンです。当時日本では朝比奈先生がもてはやされていましたが、演奏の豪快さの犠牲として、リズム感の悪さ、細部の雑さに時々疑問を抱かされました。その点若杉さんは、細部の仕上げバランスがいつも完璧に近い物があり、自分は朝比奈先生よりずっと高く評価していましたし、今でもそうです。ヨーロッパでは雑すぎると通用しないし、素人扱いされる傾向があります。若杉さんはそんな環境で、ご自身を鍛え上げたのでしょう。朝比奈先生も、北ドイツ放送交響楽団との演奏では、実に繊細な指揮をなされていたのが皮肉です。30年も前ですが都響の演奏は素晴らしいです。ブラインドで聞かせたら、日本のオーケストラと言い当てる人は少ないかもしれません。指揮者の指示で繊細な演奏だけでなく、びっくりするような楽器のバランス、それは今まで聞いたことのないもので、若杉さん天才的な閃きを感じます。実に新鮮です。1番はブタペスト初演稿、2番は1楽章に「葬送」初稿を使っているのも新鮮です。若杉さんは先日もブルックナーの交響曲全集、NHK交響楽団とのが出ましたが、解説書に朝比奈先生のブルックナー演奏を畏れていたとのことです。私は今となっては、完全に若杉さんに軍配を上げたいです。

古楽器の演奏も壁にぶち当たっているようだ。ブリュッヘンやアーノンクールの始めた演奏パターンが形を変えて続いているようだ。弦楽器は初期の古楽器奏法丸出しの、引きずるような弾き方は少なくなって、モダン楽器奏法に近くなってきたが、打楽器、金管楽器はうるさいくらいに鳴らし、木管楽器はここぞという時にアクセントを付ける。この演奏は指揮者がいないので中途半端終わってしまったが、パターンは前記の方法を踏襲している。ブリュッヘンは、あれほど評判をとったのに今改めて聞きたいとは思えない。アーノンクールも年々影が薄く、私の中ではなっている。一時の流行で普遍性がなかったのだろうか?まだ私には結論が出ない。古楽器演奏も目から鱗の、深い感動に誘ってくれる演奏が聞きたい。話は変わりますが今本当に聞きたいベートーヴェンの演奏はコーリン・デーヴィスの1回目の1970年代選集です。ロンドンso.BBCso.などと交響曲、序曲、ミサを録音していたと記憶しています。一部TOWERさんで復刻され、あまりの素晴らしさに驚嘆ました。死ぬまでに全部聞きたいです。時間がありません。TOWERさん復刻お願いします。話が脱線してすいません。

安売りしてたので、買ったら思わぬ拾いものでした。ガフィガンの指揮がまず素晴らしい。気迫のこもった指揮でここぞという時のティンパニの打ち込みには、これぞベートーヴェンと感じる。過去の巨匠に比べても遜色ない。オリヴァー・シュニーダーもすべてに渡って細かい変化を与え、打鍵も明快で、スケールも大きい。全曲良いが強いて言うと1番、2番が良い。名前に騙されないで、評論家という寄生虫に誤魔化されないで、ご自身の耳と感性を信じてCD集めると、決まり切ったコレクションを造らないで済みます。人生ずっと楽しくなりますよ。老いの戯言です。

ヴァシリー・ペトレンコのファン意外は二の足を踏むような、いわゆる通俗名曲です。初めて聞かれる方は、もっと安いのがあると思います。ヴァシリーファンの私には、それなりに楽しく聴きました。繊細で、バランス感覚も良く、結構迫力もあってよい演奏です。オーケストラは超一流ではないですが、良い出来です。しかし長いこと生きてくるとシエラザードは、もうあんまり積極的には聴きません。飽きる曲です(主観ですが)。カラヤン先生もバーンスタイン兄貴も60年代に一回しか録音してなかったと思います。飽きたのかな?

途中までしか聴いてなくて、コメントして申し訳ないのですが、英雄(3番)聴いて気になったのですが、現代オーケストラに古楽奏法持ち込むコンセプトはわかるのですが、何故それでは古楽器でやらないのか?よくわかりません。ノリントンも今、聴くとあんまりインパクトないですし、この演奏も打楽器、金管楽器、木管楽器はよく鳴っているのに、弦楽器があまりにも人数少なく、また古楽器奏法とやらで、ブツブツ音を切って演奏するので、なんの主張も感じられない。甚だ欲求不満になります。演奏の普遍性などと、大袈裟なことでなく、あくまでも商売として、10年20年後、この演奏で金を貰えるか、大いに疑問だ。

LP時代、青春の頃バルトークの演奏で有名でしたが、今回すべての独DG録音他、仏DG、Merkury原盤加えてのBOXです。ベートーヴェンのソナタを聴いてあまりの素晴らしさに、びっくりしました。途中までしか視聴していませんが、これは買う価値あると思います。騙されたと思って購入してみてください。ベートーヴェンは、特に今年は、聴く価値あると思います。

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