カスタマーズボイス一覧

ファイヴ・リーヴス・レフト / Nick Drake

神格化されている『Pink Moon』もいいが、個人的なフェイバリットはやはりこの1st。静かに爪弾かれるアコースティック・ギターに、時に重厚なストリングス、愁いを帯びた歌声が詩情豊かに響く。素朴なメロディの良曲が続き、ラストは美しすぎる「Saturday Sun」...最高です。

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yghkさんが書いたカスタマーズボイス

(全80件)

USオルタナ界の至宝、ヨ・ラ・テンゴの歴史的名作!名門マタドール移籍後の初アルバムにして捨て曲ナシの超絶クオリティ。響き渡るシューゲイズ・ギターとフィードバック・ノイズと浮遊感漂うメロディが奏でる一大サイケデリック絵巻。「I Heard You Looking」は昇天必至!ライヴ ver.はさらにヤバいです。

Jamison Isaak本名名義でのミニマル・アンビエントな作品を経て、Teen Dazeの新たなステージへと辿り着いた傑作。浮遊感のあるシンセとオーガニックな生楽器の響き、ダンサブルなビートが織りなすバレアリック・インストゥルメンタル。持ち味である叙情性豊かなメロディがたまりません。

これぞインディー・ロック×エレクトロニカの最高到達点!デスキャブのベンによるノスタルジー満載の美メロと、耳触りのいい電子音、軽やかに疾走するビートが心地よすぎる…。止めどないメランコリーが甘く胸を突き刺す至極の名盤です。

2018年の来日公演でも現役バリバリな姿を見せつけてくれた我らが青春、我らがアッシュの2CDベスト!ほんとに名曲しか入ってないんですが、とりあえず1曲目が「A Lifeless Ordinary」なだけで最高。分かってる。初期の「Petrol」、「Jack Names the Planets」が最新リマスターで収録されてるのも嬉しい!

AKBとの兼任を終えた生駒里奈が5th『君の名は希望』以来のセンターに返り咲いた12thシングル。ガルル、夏フリに続くアップテンポな夏曲で、ライブではセットリストの定番。カップリングは、アンダー楽曲「別れ際、もっと好きになる」、あしゅみな「制服を脱いでサヨナラを…」、杉山勝彦による「羽根の記憶」など強曲揃いだが、生田松村のからあげ姉妹による「無表情」が白眉!コールが楽しすぎます!

フランスの才女コリーンによるフリーフォーク〜ワールド・ミュージックを通過した神秘的な室内楽アルバム。アコギ、ストリングス、ピアノ、オルガン、クラリネット、ベルなど多彩な楽器に、自身の淡い囁きのような歌声が彩りを添えたエクスペリメンタル・サウンド。Grouperやフアナ・モリーナがお好きな方に。

90sサイケデリック・ポップ・レジェンドの復活作。穏やかなアコギのストロークとアルペジオが印象的なアシッド・フォーク・サウンドと、ホープ・サンドヴァルの気怠くも美しいあの歌声が退廃的に響く、真夜中のサウンドトラック。

Rhyeでのブレイクを経てリリースされた4thアルバム。ボーズ・オブ・カナダを思わせるエレクトロニカ〜ダウンビートに、女性のような美しい歌声。音数を絞ったシンプルなピアノで歌う今作のハイライト「Slow Down」など、内省的で室内楽的な響きも素晴らしい一枚。Rhyeで知った方はもちろん、マッシヴ・アタックなどブリストル周辺が好きな方にもオススメ!

60年代のソウル・レコードかと聴き紛うほどのヴィンテージな質感と、洗練されたラウンジ風味がたまらない、ジャンルレス&タイムレスな傑作!ゲスト参加のゴンザレスによるメロウネス溢れるピアノとストリングスも極上です。

おとぎ話のような音世界が広がるアンビエント・フォーク。ピアノとギターをはじめ、ヴィブラフォンやグロッケンシュピールなども織り交ぜた繊細な室内楽アンサンブルに、可憐で愁いを帯びた歌声が心地よく響きます。夜の静寂に寄り添ってくれる一枚。ジャケもかわいい。

自分がこの世から去るとき、独りになりたいとき、ただ悲しみに浸りたいとき…そんな時間に優しく寄り添ってくれる美しく優しい名曲たち。現代のポスト・クラシカルを代表するアーティストがズラリと並んだ好コンピです。心の平穏を求める全ての人へ。

年代も編成もバラバラの未発表曲を並べただけなのに、どのオリジナルアルバムよりも“くるりらしさ”が滲み出ている作品。これを最高傑作と言う人がいても全く不思議じゃない。先行配信で聴いてる方も多いでしょうが、CDのみのボーナストラック4曲が最高すぎるので、是非CDを。

アコギの素朴なサウンドと穏やかな歌声の弾き語りでしみじみと聴かせてくれる、タイムレスなアコースティック・ソングが揃ったカヴァーアルバム。1作目に収録されなかった14曲を収録。最初と最後を飾るRadioheadをはじめ、Postal Service、Depeche Mode、Vashti Bunyan、Fleetwood Macらの名曲をサッド・ソングへと仕立て上げています。

悲しみをまとった妖精のような歌声で紡がれる名曲カヴァー。Beck「Lost Cause」、Radiohead「How to Disappear〜」ほかKings of Convenience、Nick Drake、Slowdive、Chet Bakerなどのクラシック・ナンバーの数々がシンプルで物憂げなアコースティックアレンジに。フォーキーな女性ヴォーカルものがお好きな方にオススメです。

乃木坂46というグループを象徴する唯一無二の才女、生田絵梨花が初めてセンターを務めた10thシングル。「君の名は希望」以来のバラードシングルで、ライブでも「希望」と同じくクライマックスに披露されることが多い。その際サイリウムカラーが青一色に染まる会場の景色はまさに壮観。井上小百合センターのアンダー史に残る屈指の名曲「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」はType-Cに収録。

オリジナル作も含めた全アルバムの中でも、個人的にエールの最高傑作だと思うのはコレ。1st『Moon Safari』のドリーミーなラウンジ感と、映画の舞台でもある70年代を思わせるノスタルジックなムードが完璧にマッチ。40分というコンパクトな収録時間も◎。名盤です。

孤高のアンビエント・ユニットの10作目にして、2017年『Mysterium』、2018年『Universalis』に続く三部作の最終章。今作ではポストロック的なサウンドは影を潜め、全曲ビートレスに。彼らの持ち味であるシューゲイザーを昇華したギターの荘厳なレイヤーに、優美なストリングスや神々しい聖歌隊のコーラスが重なる美しい音世界。聴いていると心が浄化されるよう。

ブラジルの大自然とソロ・ピアノが融合した楽園アンビエント。ブラジルの各地でフィールド・レコーディングされたスズドリ、カナリアなど野鳥をはじめとする様々な生物たちの鳴き声に呼応するように爪弾かれるピアノの美しいメロディ。シンプルですが、不思議と心を落ち着かせてくれます。

シンガポールの名門レーベル“Kitchen.”を主宰する男女デュオ、アスピディストラフライの1stアルバム。優しい歌声と素朴なギターのアルペジオをデリケートな電子音が包み込む、ノスタルジックなフォーク・アンビエント。現実と幻想のはざまを漂うような浮遊感がたまりません…

ブリティッシュフォークを代表する名ギタリスト/SSW、バート・ヤンシュの初期作をまとめたコンピBOX。初期のブルースギタースタイルから、ペンタングルへと繋がる音楽性の変遷を味わえます。そして何と言っても重厚感ある書籍型の装丁が素晴らしい。ライナーノーツや写真も満載で所有欲が満たされます。

神格化されている『Pink Moon』もいいが、個人的なフェイバリットはやはりこの1st。静かに爪弾かれるアコースティック・ギターに、時に重厚なストリングス、愁いを帯びた歌声が詩情豊かに響く。素朴なメロディの良曲が続き、ラストは美しすぎる「Saturday Sun」...最高です。

色彩豊かなネオアコサウンドと絶妙なポップセンスがたまらなく眩しい大名盤。Negiccoに提供した「She's Gone」のセルフカヴァーは大滝詠一を彷彿とさせる名曲。「完熟宣言」も素晴らしい。一枚通して何回も聴いてしまう。これは間違いなく現代日本語ロックの最高峰。ジャケも大好き。

ライブでは最も盛り上がる乃木坂屈指のキラーチューン。生生星に代わり白石橋本松村の“御三家”がフロントに並び立った唯一の表題曲。ヤナショーこと柳沢監督が手掛けたMVも素晴らしく、楽曲と同様に青春の儚さが凝縮されている。メンバーからもファンからも人気の高い「他の星から」はType-Cに収録。

Mantler名義での作品も素晴らしかったポップ・マエストロによる、AOR〜シティ・ポップ好き必聴の激メロウ盤。タイトに刻まれるビートとエレピの音色が気持ちいいです。ステレオラブやハイ・ラマズなどインディ・ファン垂涎のメンツも参加!

Unfurl

Ry X

5:

★★★★★

ダブ・ステップ調のビートを軸にしたミニマル・サウンドに、独特のファルセット・ヴォイスが絡むアーバン・フォーク・アルバム。初期Bon IverやRhye、James Blakeを彷彿とさせます。

悲しみを歌うシンガーソングライター、タマス・ウェルズの5th。聞いているだけで癒される天使の歌声と美しいメロディは不変で、霞がかったようなサウンドプロダクションがより内省的なムードを演出する一枚。現代のSSWの中では一番好きです。

極上のメロディが詰まったマスターピース。“捨て曲が無い”とはこのアルバムのためにある言葉。穏やかで親密な雰囲気も心地良くて、ふと気付いたら涙がこぼれてしまいそうになる。どうしてこんなに優しいのか...

アフリカ発祥の伝統楽器ムビラ(カリンバ)が奏でる唯一無二のアフリカン・アンビエント。シンプルながらも豊潤なその音色はどこか神聖な響きを湛え、心に平穏をもたらしてくれます。日々のストレスから解放されたい方へ。

ふくろうずのラストアルバムにして最高傑作。内田万里のヴォーカルとソングライティングはかつてなく才気がほとばしり、感傷的で切なげなエモーションがいつも以上にだだ漏れ。「光」「ソナチネ」の2曲に至ってはヒリヒリするほど剥き出しの感情で心を突き刺す。解散は惜しいが、彼らの音楽はずっと“びゅーてぃふる”で“エバーグリーン”に輝き続ける。

プレフーズ73ことスコット・ヘレンのレーベルからリリースされた、知る人ぞ知るタイムレスな名作。ギター、ピアノ、エレピ、アップライト・ベースなど最小限のアコースティックサウンドで構築されるミニマル・アンビエント。ひとつひとつの音色と残響が美しい。心をそっと落ち着けてくれる静謐な一枚です。

淡くドリーミーなフォーク・サウンドと穏やかに語りかける歌声がどこまでも優しい。不安や悲しみを歌っているはずなのに、聴いているとそれらの感情が昇華されていくかのよう。Julianna BarwickやAngel Olsenなど好きならストライクなはず。2019年度の自分的ジャケ大賞でも堂々の1位。

惜しくも解散したマンチェスターのバンド、WU LYFのベーシストのソロ・プロジェクト。憂いと切なさがたっぷり詰まった、ビートルズ由来のバロック・ポップ〜ネオアコ・サウンド。瑞々しいアルペジオと優しいメロディが胸に響きます。本当に親しい人だけにこっそり教えたい良作。

のちに乃木坂の大エースへと成長を遂げる西野七瀬が初めてセンターを務めた記念すべき1曲。彼女のイメージに当て書きしたかのような繊細で切ないメロディと、マイナー調の哀愁漂うサウンドがベストマッチ。大サビ前で転調し感情が爆発するかのような展開も素晴らしい。刹那を切り取ったメンバーの泣き顔ジャケも最高に尊い。

エレクトロニカ史に燦然と輝くムームの1st。心地よく跳ねるビートと暖かいグリッチ・ノイズ、アコーディオンやグロッケンシュピールなどの生楽器が可愛らしく絡む童話的な一枚。ベルセバのジャケ写になったことも有名な双子姉妹による天使のような歌声も珠玉です。

1stとはガラリと変わって、ヴォーカルを大きく取り入れた名盤2nd。ダウンビートとオーガニックな電子音、ドラマチックなストリングスに官能的なヴォーカルが絡む、ヒップホップやR&Bの要素も感じられる絶品ナイト・ミュージック。ポスト・ロック好きにもオススメ。

ディレイやリヴァーヴのかかった爪弾くギターの音色が、幻想的な白昼夢へと誘う音響アシッド・フォーク。ブレスが印象的な歌声で朴訥としたメロディが淡々と紡がれます。ヴァシュティ・バニヤンが参加した「Two Halfs」、ジョイ・ディヴィジョン「Atmosphere」カヴァーも必聴。

彼女の作品の中で最も音数が少ない、シンプルなアンティーク風味がクセになる一枚。囁くような歌声もとても近くに感じられます。ヴァシュティ・バニヤンなどのUKアシッド・フォークや、キャット・パワーあたりの女性SSWが好きな方におすすめです。静かな朝に聴きたいですね。

“苦くて甘い交響曲、それが人生━━”。90年代UKロックを代表する大名盤。「Sonnet」「The Drugs Don't Work」「Lucky Man」、個人的に好きすぎる「Velvet Morning」など、凡百のバンドがキャリアを通じて1曲生み出せるかどうかクラスの名曲がズラリと並ぶ。絶頂期の「Bitter Sweet Symphony」ライブver.が聴けるディスク2も必聴。

ポップ・エレクトロニカと言えばコレ!おもちゃ箱をひっくり返したような、キラキラでピコピコな電子音のパレード。ひとつひとつの音は柔らかくて丸みを帯びているので、ひたすら脳に気持ちいいです。ノスタルジックなメロディも◎。

内省的なソロ・ギター名盤。ジャズ、クラシック、ボサノヴァをベースに、アコースティック・ギター1本で奏でられる親密なメロディと穏やかな響きが空間を満たします。自分の中の懐かしい記憶を呼び起こされるような一枚。ゆっくりと、コーヒーを飲みながら。

稀代の歌姫、安藤裕子の全てが始まったデビュー作。心地よい気怠さを湛えたシティ・ポップ・サウンドに極上のメロディ、隣り合わせの悲しみと希望を綴った歌詞など、未完成ながらもすでにその世界観は確立されている。表題曲はもちろん超名曲だが、「Summer」「蒔かれた種について」も素晴らしい。

Beckで一枚選ぶならダントツでこの『Sea Change』。一聴するとシンプルだが、聴けば聴くほど奥の深さに気付かされる。全てが計算し尽くされた圧巻のサウンド・プロダクションと、素晴らしいソングライティング。こんなに音が良いアルバムには出会ったことが無い。墓場まで持って行って聴き続けます。

まるでモノクロの古い映画を見ているかのような感覚を覚える。アップライト・ピアノの素朴な音色と繊細なタッチが紡ぐ16のシーン。音の行間から滲み出るノスタルジーがたまりません。41分という、ややコンパクトな収録時間もちょうどいい。

不気味なジャケに騙されちゃダメ!笑 内容はこの上なくメロウでスタイリッシュな美メロ・ソウルの傑作です。隙間を生かした音数少なめの丁寧なトラックメイキングがナイト・リスニングにピッタリ。James Blake好きにもオススメです。

ゼロ年代に存在した唯一にして最強のロックバンド=リバティーンズのマスターピース。二人のフロントマン、ピートとカールが破滅に向かって行くドキュメント。「〜Likely Lads」は涙なしでは聴けません。ピート抜きで行われた最後の日本ツアーは個人的に生涯ベストライブの一つです。

移ろいゆく季節に思いを馳せる、穏やかでドリーミーなポスト・クラシカル。朝靄に光が差し込むようなピアノの音色に優しく包み込まれる前半から、徐々にアンビエント色が強くなっていく後半への流れも最高です。ジャケも美しい…

乃木坂初となるダブルセンター(白石/西野)を採用した13thシングル。“乃木坂らしさ”を象徴する、切なさいっぱいのミドルチューン。橋本、深川ら卒業を控えたメンバーを含む、全メンバーが1期生で構成された選抜は紛れもなく歴代最強の布陣。サンクエトワールの初楽曲「大人への近道」も収録。

自身が主宰するscholeレーベルを象徴する名作。透き通った電子音とフィールドレコーディングのレイヤーに、絶妙に溶け合う生楽器…淡い記憶を辿るような郷愁が漂う、美しき音楽による小旅行。代表曲「Light Dance」収録。奇跡の一瞬を切り取ったようなジャケも素晴らしい。

『空洞です』を意識したようなジャケ、淡々と鳴らされていくポップなサイケ感が、ゆらゆら帝国やOGRE YOU ASSHOLEを彷彿させる。その2バンドと比べると、もっと日常に寄り添った、淡い色彩を湛えた音で、気付いたら繰り返し何度も聞いてしまう。いそうでいないバンドです。

「Denise」「Red Dragon Tattoo」「It Must Be Summer」などアッパーなキラーチューンが並ぶ中でも、白眉なのはアコースティックなミドル・バラッド「Troubled Times」。甘酸っぱくて、切なくて...胸が張り裂けそうになる超名曲。リリース直後の初来日となった99年フジロックで聴けたのは一生の思い出です。

(全80件)