~まるでマッチ売りの少女がマッチを売り、手に入れたギターで歌うかのよう~
穢れをしらない妖精の歌声で生まれ変わったレディオヘッド、ベック、フレーミング・リップスなどの名曲たちささやかなぬくもりに包まれる可憐なカヴァー・アルバム!
シューゲイズ~ドリーム・ポップ・ユニット、トレスパッサーズ・ウィリアムのヴォーカリストとして長年活動してきた女性シンガー・ソングライター、アンナ・リン・ウィリアムズのソロ・プロジェクト、ロッテ・ケストナー。かつてケミカル・ブラザーズのアルバム『Push the Button』でヴォーカリストとしてフィーチャーされたことでも注目され、その可憐な歌声は欧米を中心に熱烈に支持されてきました。
本作はそんなロッテ・ケストナーの17曲入りのカヴァー・アルバムです。2013年にアルバム『Until』を作る際にKickstarterでクラウドファンディングを利用し、そのときに出資してくれたファンに対するリターンとして、ファンがリクエストした曲をカヴァーするという試みを行いました。リクエストされたカヴァー曲はEPとして定期的にリリースを重ね、その後2年間をかけ、最終的に録音されたカヴァー曲の数は60曲にまで及びました。そのなかから17曲に絞りこまれたベスト・アルバムとしてリリースされたのがこのカヴァー曲集です。
シングルとしてもリリースされたニック・ドレイクの「Pink Moon」ではじまり、ベック、レディオヘッド、マジー・スター、スロウダイヴ、デペッシュ・モード、フレーミング・リップスと、ロックやシューゲイズのクラシック・ソングを中心に選曲。アコースティック・ギターのシンプルな弾き語りを中心に、その透き通った歌声によって、さまざまな名曲群がフォーキーで物憂げなロッテ・ケストナー流サッド・ソングに仕立てあげられました。イノセンス・ミッションのカレン・ペリスやマジー・スターのホープ・サンドヴァルを彷彿とさせる繊細で魅力的な歌声は、シンプルで静謐なアレンジだからこそ、より穏やかさと安らぎを届けてくれます。
CDは日本のみのリリースとなります。ボーナストラック1曲のダウンロード・コードつき。
発売・販売元 提供資料(2016/12/27)