カスタマーズボイス一覧

Viola d'Amore Solo - G.Colombi, A.Morigi, P.L.Nogueira, C.Petzold, etc / ヴァレリオ・ロジト

まずヴィオラ・ダ.モーレによるグレゴリオ聖歌が流れてきます。少しすると遠くから教会の鐘の音がそれにかぶさってきます。冒頭の1分位を聞いただけで、このCDは私の愛聴盤となりました。この楽器の特徴の共鳴弦が鳴っているのもよく聞こえています。演奏もとても上手いと思いました。

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ノリコさんが書いたカスタマーズボイス

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オーケストラが良く鳴っており迫力のある音です。序曲の最初の音で感激してしまいます。9曲目のメロドラマでは太鼓の連打をバックに、ナレーターが熱い語りを聞かせてくれます。あちこちの名盤ガイドブックに必ずノミネートされているだけの事はありますね。ヘンデルの作品がカップルになっていますが、これはオリジナルの組み合わせで聞きたかった。

ジュリアードのバルトークと言ったら断然2度目の1963年録音の物がダントツに素晴らしい。録音は良いし演奏も完璧です。この3度目は安定した演奏ですが作品のもつスリル感が少し物足りなく感じます。2度目はアナログ録音で幾分硬質ですが実に生々しい音で、未だかつてこれ以上のバルトークを知る事がありません。

バルトークの全集が2種類収められておりとても貴重なセット。1回目は録音史上最初の全集、2回目は申し分のない優秀録音で壮絶な演奏を聴く事が出来ます。ベルクやウェーベルンもぞっとするほど凄い。モーツァルトやベートーヴェンの古典物はもう少し柔らかい音の方が好きです。シェーンベルクはちょっと録音が古いのが残念。全体的にアナログ録音の良さがそのまま出ていて好感が持てる音質です。

海外では5枚組で発売されていましたが、声楽曲の2枚をカットして器楽作品の3枚組にしたのは正解だと思います。大バッハ以外のバッハ一族(有名、無名)の作品をまとめて聴くことが出来、特に、作曲家になった4人の息子の中では一番著名度の低いヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハの協奏曲を興味深く聞く事が出来ました。

以前から気になっていたCDでしたがやっと手に入れる事が出来ました。ワルターの初期録音を纏めて聞くことが出来る便利なボックスですが、ワルターのEMI録音は他にもありましたよね。例えばハイドンの「軍隊」「奇跡」とかブラームスの「3番」とか。どうせならもう少し枚数を増やしてパーフェクトにして欲しかったです。なぜこういった中途半端な内容になったのでしょうか。

演奏と価格に関しては満足ですが、余白の曲の組み合わせにちょっと不満があります。私はモンポウとファリャはオリジナルのCDを持っていたのでダブってしまい、そのかわり元々収められていたグラナドスの「ゴイェスカス」以外の曲を聴くことが出来ませんでした。初めの組み合わせで発売してくださると嬉しいです。

今更書き込むことが無い程良く知られたCDですが、気が付いたことをちょっと。以前他社から購入した廉価盤のCDと聞き比べをしてみましたが、明らかに音質が向上しており嬉しくなってしまいました。音の抜けがすっきりして、とても聞きやすくなっています。他のCDもそのうち全部買い替えたい気分になりました。

手触りの良い上品な品質のジャケットです。最近のボックスセットと比較するとしっかりしたお値段ですが、持っていると満足感が湧いてきます。アクサンは録音がよい事でも知られているレーベルで、すべてのCDにおいて美しい音が楽しめます。演奏も素晴らしいメンバーが揃っており申し分ありません。あとはASTREEのアナログ盤のボックスセットが一日も早く発売されることを願っています。

1953年になくなっていますから、当然録音は古いです。特に、飛行機事故に会う年のCD10やCD11のライブ録音は、チリチリという雑音が絶えず聞こえ長時間鑑賞するのには少し辛いです。ただ演奏は素晴らしく、若々しい勢いのある爽快感があリます。ホロヴィッツの再来と言われたカペルに興味のあるかたは一聴をお薦めします。

交響曲集よりも楽しみにしていた管弦楽曲、協奏曲集を手頃なお値段で入手出来てとても嬉しい。もしもこれがすべてオリジナルジャケットだったらどれほど感激した事でしょう。同じソニーから出たブーレーズ全集やセオン・コレクションを手にした時のような満足感が今一つ湧いてきません。そしてLPサイズのボックスの4等分した収納の仕方がどうも不安定で、たてにすると中のCDが動いてしまうのが一寸嫌です。

ボックスの体裁がメンブランに似ておりあまり期待しないで購入したのですが、1枚目のディーリアスを聞いて感激してしまいました。今までレコードで親しんできた「フロリダ組曲」が、低音が豊かに鳴り響き音の幅がぐんと厚くなったので、一段と名作に聞こえます。1956年の録音ですから分離は今一つですが、初期ステレオ録音の良さが素直に出ていてとても気持ちがいいです。

ホロヴィッツが若いころHMVに録音した演奏を集めたCDで、1930-1951とありますが1951年録音はショパンとスカルラッティが2曲ずつの4曲だけ。あとはすべて1930年前半の録音です。東芝から発売されたレコード(GR盤)と聞き比べてみましたが、フォルテが少し甲高く、雑音は減りましたが艶も少し減少したようです。でも、資料的にもHMVパーフェクトコレクションとして貴重なCDだと思います。

「夏の夜の夢」が大好きで買いました。モントゥーのこのCDは、欠点はあるのですがやはり暖かいとてもいい演奏だと思います。出来れば組曲ではなく全曲で聞きたかった。序曲の最初の部分でブーンという軽いハムノイズ音がちょっと気になるのですが、オリジナルにもあるのでしょうか。ブラームスの方は名演で何の文句もありません。録音はさすがに最近のものと比べると古さを感じますが、鑑賞には差支えないと思います。

ドビュッシーの「聖セバスチャンの殉教」を持っていたオーストリア・エロクェンス盤と聴き比べをして見ましたが、明らかにこちらの方が音がいいです。ちょっとだけ値段が高くなっても、良質で日本語解説もあるこのシリーズで、他のモントゥーのCDも全部買いなおそうと思っています。

ペルルミュテールの演奏は、LPレコードでラヴェルのピアノ曲集しか持っていませんでしたので、大変有り難い発売でした。光沢のある厚めのオリジナルジャケットの中に1枚1枚ビニール袋に収められているといった丁寧な作りで、韓国プレスです。決して派手で個性的な演奏ではありませんが、味わいのある滋味に溢れた音楽作りで、一部のファンに絶大な人気があるのも理解できました。

待ってました!と大声を挙げたくなるほどの好企画です。ビーバーの「バッタリア」を含む1枚目のCDは以前から欲しかったのですが、他のCDもすべて未聴だったのでとても有り難たいです。ムジカ・アンティクワ・ケルンの演奏に何の文句があるはずもなく、録音もいいので願ったり叶ったりといった心境です。願わくば、中のCDが全部オリジナル・ジャケットだともっと嬉しかったのですが…。

予告を見た瞬間すぐに予約をしたほどの好企画です。1枚目の室内楽曲集は録音が抜群に良く、嶋 譲氏の「クラシック名録音究極ガイド106」にも選出されているほど。「エボニーコンチェルト」におけるサックスやバスクラリネットが、豊かな空間の中で生々しく聞こえてきます。2枚目の声楽曲集では「4つの歌曲」がユニークで、歌を伴奏するフルート、ギター、ハープの組み合わせの音色がとても新鮮です。

名盤のオンパレードで、どれをとっても超一流の素晴らしい演奏です。かつてLPレコードでせっせと買い集めたものとかなりの枚数が重複してしまうのですが、やっぱり購入してしまいました。ホグウッドの関係したCDが大半を占めており、すべてオリジナルジャケットなのがとても嬉しい。願わくば、オワゾリールの中世ルネサンス音楽のボックスセットも発売してくださるともっと嬉しいです。

管楽器の作品はそれほどでもありませんが、弦楽器のために書かれた「6つの楽章」がダントツに面白いです。特にリズミックでテンポの速い1.3.5曲目が素晴らしく、5曲目のスケルツィーノは、バルトークの「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」が何度も頭をよぎります。6曲目の終曲は無調のフーガになっており、現代と古典を同時に楽しめて嬉しかった。タンスマンは弦楽四重奏曲も素晴らしいです。

ほんとに楽しいCDです。ケロケロ鳴いている「蛙」も楽しいですが、「アルスター序曲」が抜群に面白い。いろんな自然描写をしており、特に「蛙と鳥」と名付けられた部分では大笑い出来ます。ピケット指揮のニュー・ロンドン・コンソートの演奏も素晴らしく、テレマンのユーモアを十分に表現しています。ビーバーの「戦争」より面白いバロック音楽かもしれません。

少し恥ずかしいのですが、武満徹の作品の中で一番好きなのが「系図」です。特に、遠野凪子さんが若いころ朗読をしたものが一番好きで、その独特の読み方は一度聞いたら忘れる事が出来ません。最近のイメージとは違って、とても素敵な女の子だったのですね。とにかく,他の作品にみられる難解さは少しも無く、詩と音楽とが一体化した実に美しい作品だと思っています。吉行和子さんの朗読したものはちょっと…。

とにかく「Hekla」が聞きものです。マグマを噴き上げ続ける火山を思わせるような凄まじい曲で、最初の2分を除いた10分近く絶えずオーケストラが咆哮します。オンド・マルトノが加わる7分過ぎあたりからは特に凄まじく、最後は合唱まで加わる大音量で、曲が終わったあとに安堵の溜息が出ます。むしゃくしゃした時に聞くと、スカッとするかもしれません。

「闘牛士」というカンタータを初めて聞きました。冒頭の何と美しく魅力的なこと。この作品をドビュッシー21歳の時書いたコンクール提出曲としてではなく、ショーソンかデュパルクの曲として発表されていたら、もっと有名になっていたかもしれません。ただ全部通して聞いてみると一本調子な所はありますが…。ビブラートが多く高音がきついソプラノが少し気になりますが、他に競合盤がないので我慢します。

同じ音源のCDが国内で発売され話題になりましたが、鉄道オタクとかのキャッチフレーズと、いかにもといったジャケットに変えられて、購入するのをためらっていました。しかもしっかりお値段。パソコンで検索したら、元のジャケットはすっきりしたデザイン、しかも1000円近く安いとの好条件、迷わず購入しました。内容はもう楽しいの一言です。ピアノ企画盤も欲しいのですが、海外版がありません。

素晴らしいボックスセットです。これまでレコードでせっせと集めてきたので5分の2位は持っているのですが、重複していても全然惜しくはありません。美しいオリジナルジャケットのCDが40枚(2枚のDVDを含む)、緑色の布の上質なボックスに収めてあり、持っているだけで幸せな気分になります。わが家のCD棚の最上部に置いて毎日眺め、時々今日の1枚を決定して視聴しますが、ブリームのギターの音がまた素敵です。

私が持っている3種の演奏を聴き比べてみましたが、ゲーベルが一番激しい情熱的な演奏です。録音も良く聞きごたえ十分で文句はないのですが、私が好きなのは評判の高いヴァージンから発売されているホロウェイのものです。とても美しい独特な味のある感動的な演奏で、ソナタ10番のアリア第3変奏などはアメリカ民謡を聞いているような心地良さです。

以前BMGから発売されたライナーの国内盤を15枚位持っていたのでだいぶ悩みましたが、思い切って購入してやはり良かったと思っています。音が良いと評判になっていた国内盤と聞き比べをしてみましたが、明らかに音質が向上しています。この会社の録音を全部聞くことが出来るし、珍しいものも数多く含まれているので、私にとって宝物のボックスセットとなりました。

パンドルフィという作曲家は全く知りませんでしたが、ジャケットが好みなので購入しました。こういうデザイン大好きです。ビーバーのCDでおなじみのマンゼの演奏のおかげで結構楽しめますが、作品の内容はビーバーほどの面白さはありません。録音はとてもいいです。一部のバロック音楽熱狂的ファンのためのCDのような気がします。(あ、独断と偏見でした。)

なぜ28枚組なのかがわかりません。どうせならもっと枚数を増やしてコンプリートにしてほしかった。この時代のマリナーにはまだまだ多くの録音があるはずです。以前購入した10枚組とも4枚がダブっており,これも中途半端な感じがします。初期のころのマリナーはとても意欲的で、ここに収められているヴィヴァルディの「四季」のような面白い演奏をもっと数多く残して欲しかったと思います。

 値段と内容にはとても満足しています。バロックオペラがこんなにまとめて安価で購入できるなんて、夢のようです。これで内ジャケットがオリジナルのデザインだったら…。あまり魅力的とは言えない、統一されたシンプルなデザインの内ジャケットを取り出して眺めるたびにそう思ってしまいます。DHM社の2~3000円位で購入出来る10枚組のCDにはちゃんとそういったものがありますよね。

 国内外で何度も再発されている歴史的名盤と言ってもいいでしょう。私はスメタナSQ.に次いでこの全集が気に入っています。十数年位前に国内盤で一度全曲購入しましたが、どうもジャケットが気に入らなくて手放してしまい、今回この全集を買い直した次第です。演奏がいいばかりではなく録音も素晴らしい。ズスケの名前が入っているCDに、はずれは一つも無いと思っています。

以前に発売された室内楽集、管弦楽集の第3弾かと思って飛びついたら、何枚かがダブっておりちょっとがっくりきました。どうせ出すならそのへんを考慮して欲しかったです。でもかなり珍しいものも入っておりやはり購入して良かったとは思っていますが、きちんとした補遺集が韓国で発売されたらどうしようかと今から悩んでいます。

このCDが届いたときびっくりしました。年月が経ちすぎて表面が劣化していると思ったからです。でも、わざとそういうデザインだと解かってからは、逆に愛着が湧いてきました。内容も音もとてもいいです。古い録音のものもありますが、それはそれで納得できます。パート2が欲しいくらいです。韓国製ですがまったく問題ありません。

この頃の録音技術って優秀だったんですね。冒頭のラフマニノフを聞いてびっくりしてしまいました。幾分固さはありますが、広がりのある重厚な音質は最近のものとさほど変わりが無いように思えます。私はこの他に、タワーレコードから発売されたフリッチャイのCDを何枚か手に入れましたが、すべていい音で満足しています。(J.シュトラウス作品集、コダーイのハーリ・ヤーノシュ、ベートーヴェンの交響曲選集など)

レスピーギやバルトークの編曲したものは、ブゾーニの編曲したバッハと相通じるところがあり聴きごたえがありますが、それより私が好きなのは、バウアーのアレンジによる「カッコウの主題によるカプリッチョ」です。初期バロックの作品がそれほど手を加えていないのに20世紀の作曲家の手によるピアノ小品のように聞こえてきます。

まずヴィオラ・ダ.モーレによるグレゴリオ聖歌が流れてきます。少しすると遠くから教会の鐘の音がそれにかぶさってきます。冒頭の1分位を聞いただけで、このCDは私の愛聴盤となりました。この楽器の特徴の共鳴弦が鳴っているのもよく聞こえています。演奏もとても上手いと思いました。

「アマリリ麗し」で有名なカッチーニの、娘さんのほうの作品集です。興味本位で聞いてみましたが、想像以上に力のある作曲家だったようでとても感心しました。歌も楽器演奏も申し分ないのですが、録音が少し騒々しいので疲れてしまいます。もう少ししっとりした雰囲気だったら良かったのになあ。

パーセルの室内楽曲がたっぷり味わえるお得なCDです。ベルダーの演奏はどれも高い水準にあり安心して聞くことが出来ますし、録音も良いのでヴィオール属の渋い音色を気分良く楽しむことも出来ます。私は、一パートがずっと同じ音を弾きつづける「一音上の五声のグラウンド」が一番気に入っています。

 現在入手出来るモーツァルトのカノン集のCDの中で、これがベストだと思います。ヨーロッパ室内合唱団のソプラノの高音がとても美しく、聞いているうちにとっても幸せな気持ちになります。どれも短い小品ばかりですが、ところどころに入っているクラリネットの重奏が気分転換になって、飽きることがありません。

 本当に素晴らしいです!何度でも見たくなります。いろんな本などに書かれている絶賛の言葉を、全身全霊を持って体験する事が出来ました。モンテヴェルディの凄さをここまで伝えてくれるDVDが他にあるでしょうか。私はこのDVDのおかげでモンテヴェルディに開眼出来た、と言っても決して言い過ぎにはならないでしょう。

一幕はかなり退屈でしたが、二幕後半あたりからどんどん面白くなっていき、三幕、四幕は目が離せませんでした。黄泉の国の番人を説得するオルフェオのアリアに感動し、オルフェオが約束を破って後ろを振り返ってしまった場面では、思わずアッと声を出してしまいました。今までバロックオペラは苦手のほうでしたが、モンテヴェルディってやっぱりすごい人なんですね。

 若いころから「自然の印象」、特に第1部の「みそさざい」「きつつき」「ふくろう」を聞きたくてずっと音源を探していましたが、とうとう巡り合う事が出来、感激もひとしおです。マリピエロの音楽は同世代のレスピーギほどのポピュラー性はありませんが、じっくり聞いてみるとなかなか味のあるものです。「きつつき」がいきなりティンパニーで力強く現れた時はちょっとびっくりしましたが…。珍しい曲が好きな人にお勧めします。

 Vol.1にも書きましたが、とても丁寧な作りの素敵なセットです。こちらの方が録音年代が古いので、さすがにブリテンのシンフォニーなどは問題がありますが、1950年以降のものでしたら鑑賞に差支えはありません。演奏はどれも素晴らしく、さすがベイヌム,コンセルトヘボウのコンビの残した名演だけのことはあります。

 半数以上は日本で発売されたものを持っていましたが、さんざん迷った挙句に購入しました。でも、丁寧な作りのジャケットを眺めていて、やはり購入して良かったなあと思っています。表紙のデザインをそのまま印刷した内ジャケットは、少し厚めで光沢があり、ちょっとした高級感があります。音は日本盤とほとんど変わりはありません。

今回,シューリヒトの同内容のCDも同時購入しましたが、どちらも良かったです。シューリヒトの方がウィーン的な演奏ですが、フリッチャイの演奏もまたお見事。古い録音にしては音も素晴らしく良く、広がりのある重厚なオーケストラサウンドを味わえます。ちなみにシューリヒトのCDは音場が少し狭く感じます。

 このCDのおかげで、今まで聞いたことが無かったマルタンの珍しい作品を知ることが出来ました。バレエとオペラのミックスされたような変わった曲で、題材にもよるのですが、マルタンの作品の中ではわかりやすいものになっています。オーケストラの中では2本のサキソフォンが大活躍、3幕の姉妹たちの入場のシーンではグリッサンド奏法を面白く使用していてとても楽しめました。

どれも素晴らしい演奏です。音色に艶があって品格も十分感じられます。マルツィにはもう一つ全集のCDがありますが、内容的にもそれに劣るものではありません。ラジオ放送のための録音なので音も思ったよりいいです。残念なのは内ジャケットの貧相なデザインで、チャーミングなマルツィの顔が台無しです。せめて、解説書にあるスナップ写真をそのまま印刷してほしかった。

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