メンバーズレビュー一覧

オスカーデラホーヤさんが書いたメンバーズレビュー

(全67件)

最近、ヴェルディの新作録音は、ほとんど無いので、さっそく購入。値段も、30枚で13000円あまりと、激安!解説書は、ペラっとしたのが、入っているだけ。箱を包むフィルムにQRコードが貼ってあるので、それを見ると、録音データ(演奏者、各トラックの解説等)が、日本語で詳しく出てくる。そのデータをプリンターに送ると、A4サイズで約20枚にきれいに印刷できます。
さて、よく見ると、オールドファンには懐かしい「疑似ステレオ」の文字が見える。
1966年から、1973年までの6演目が録音が疑似ステレオ。
しかし、1966年録音の運命の力はステレオ、この辺はよく分からないですね。
21世紀のオーディオ機器で聴いてみると、疑似ステレオ盤は、ややフォーカスがはっきりしないモヤモヤ感はあるが、聴いているうちに気にならなくなります。
演奏は、会場の拍手入りの、本当のライブ録音。収録日は、いずれも1日しか記載がないので、それを信じれば、修正なしの一発録りか?会場のノイズは、少ないです。
プレートルの「ドン・カルロ」から聞き始めましたが、ウレシイことに、5幕版でした。
60年代から70年代は、歌手のレコード会社専属が厳格でしたが、ここにはそれがない。
デル・モナコ、ギャウロフ、カプッチルッリ、ティト・ゴッビ、コッソット、タリアヴィー二、ライモンディ、ボリス・クリストフ、など名前を挙げればきりがない、スター揃いのキャスト。20世紀中盤は、やはりイタリアオペラ黄金時代だったんだな。
現代の歌手で、このメンバーに匹敵するのは、先日聴いた、レオ・ヌッチくらいかな?
まだ、1作品しか聴けてないですが、値段もやすいことだし、お勧めです。
プッチーニや、ロッシーニのボックスもあるみたいなんで、買いたいですね。

0

さいきん、極めて珍しくなったヴェルディのオペラの全曲のセッション録音盤ですね。1857年初版って、どんなものでしょうか?さて、冒頭から、耳タコのアバド、ショルティ盤とはまったく違う始まり方。これは、まるで別の曲だわ・・と聴いていたら、どんどん惹きつけられていきます。歌手は、まったく凸凹がなくて、みな素晴らしいです。中村さんというソプラノの方、フレー二や、キリテカナワにも、まったく引けを取らない、演技・歌唱で感激しました。オーケストラは、正直スカラ座のほうがいいかな?スカラ座の音は、ステレオ装置で聴いていても深みがあるんですよね。
しかし、21世紀の新しいヴェルディの名盤誕生と思います!

1

もちろん、」LPレコードも、再発されたCDも、17cmシングルレコードも、3年前に出た「MY GRATITUDE]デビュー45周年記念コレクションも、全部持っています。
しかし、岡田奈々ファンとしては、このBOXやはり買いますね。青春の坂道の別バージョンくらいしか、珍しいトラックはないけれど、そんなことは些少なこと。
岡田奈々さん、もう60代ですが、いつまでも永遠のアイドルです。

3

わたくし、このセットのうち、既発のLPとCDで、およそ
90%は所蔵しているのですが、これを買うべきでしょうか?全部SACD化されているのなら、躊躇せずに買いますが。多少、音質がよくなっている、くらいなら、また場所を取る箱物が増えるだけのように思います。

0

グリーグ: 歌曲集

リーゼ・ダヴィドセン、他

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

これは、素晴らしいアルバムです。歌曲となると、演奏する方も、聴く方も母国語で行うのが、大きな利点と考えられるが、このアルバムは歌手だけでなく、伴奏ピアニストも母国のスターだ。

「お国もの」(Ⓟ志鳥栄八郎先生)なんて、言葉は20世紀の死語になったかと思っていたが違う。

行ったことないけど、一曲目からノルウエーの景色が見え、清涼な空気感が伝わってくる。
You Tubeで、このアルバム全部が聴けたので、(それは、それで問題なんだが)即購入しました。

それにしても、アンスネスはベートーヴェン、モーツアルトのプロジェクトなどなど、活動的ですね!
かつての、イケメンもやや年をとり、ジャケット写真はメガネとヒゲを生やして、ロックギタリスト(兼歌手)のエリック・クラプトンにそっくりになってきた(笑)
ひょっとして、クラプトンを意識した写真かな?
とにかく、素晴らしい歌曲集、歌唱、ピアノです。

0

これは、なかなか充実した、しかも大規模過ぎず、物足りなくもない、適当なボリュームの作品集だ。音源は、すでに既発のものばかりで、筆者のようなバルトークファンにはおなじみだが、非常に考えられて選ばれていると思う。EMI~ほかの会社のもあるが~の底力を見る思いだ。ヒストリカル音源も充実している。
リリー・クラウスのルーマニア民俗舞曲など、クラウスがモーツアルトやシューベルトを弾く、にこやかなおばちゃん、だけではないことを知らしめてくれる。

特筆すべきは、20枚すべて紙製ジャケットだが、近世の名画が使われていて、知らない画家も多いが、見ていて飽きない。もちろん、作品名と画家名は、別に記してある。
あかんのは、パンフレットが簡素すぎて、CDの収録曲名とアーチストを知るには、いちいち、CDジャケットの裏面をひっくり返して見ないと、わからないことだ。
これ、非常に不便です!
それを除けば、文句のつけようのないセットで20枚で6000円もしない価格も超お買い得。

何年か前に出た、DECCAや、フンガロトンの全集も持っているけれども、これをもう一組買っても全然損はないです。

1

このCDはアカンですよ。演奏は、言うまでもなく素晴らしいのは、分かってます(私、タワーレコードのSACDも
持ってますが)。
何が、アカンかというと、これ有名なコリン・デイヴィスの、曲目も同じ幻想交響曲と、ジャケットが丸かぶりじゃないですか?
デイヴィスの方はLP時代の1970年代から、ずっとこのジャケットです。
有名な曲の、有名な演奏だから、クラシックファンは、このジャケットを見たら、10人のうち9人はデイヴィス盤と誤解するでしょうね。

0

これ、駄目でしょう。わたし、ザルツブルク音楽祭50周年記念ボックス、持ってますが(25枚セット)、今回のセットと完全にかぶってるんですよ!100周年出すなら、この50周年ボックスの中身を除いた内容の箱を出すべきでしょう。もちろん、今回初めて買う人は今回のボックス買えば良いんですよ。
昔からの顧客を大事にすべきですね。

0

このSACDの復刻は素晴らしいです。かつて、セラフィムのLPレコードで聞いていた、やや貧弱というかスカスカだった音にくらべて、ぐっと濃密な音がします。音のせいで、迫力に欠けていたと思うんですが。
ミュンシュ&パリ管の名盤の陰に隠れて、ほとんど評価されることのなかった、この録音ですが、この音で聴けば、再評価が進むと思いますね。
来日公演のパリ音楽院オケの「幻想」も出てますが、あの演奏は例の鐘の音が、まったく調子外れで笑い出したくなるんですよね。クリュイタンスが、よくリハーサルで、あの音程でOK出したのが信じられないんですが。
もちろん、このスタジオ録音では、ちゃんとした音程でなってます。
おまけのラヴェルと序曲の演奏、録音とも素晴らしいです。しかし、ジャケット裏のラヴェルの曲の邦題に「管弦楽のための舞踏詩」とあるのは、ちょっと見慣れない表記で、笑いました。

0

このBOXを買うようなひとは、もともとヴェルディのファン、マニアでしょう。収録されている、5つの演目は、すでにおなじみの定評があるものばかり。それでも、音質が改善されていると聞けば、カラス、ジュリーニのトラヴィアータが、どのくらい良くなっているか?気になって、買います。この値段ですから。
トラヴィアータは、大昔買ったKINGのGTシリーズよりは、多少マシにはなってますね。

このBOXの問題は、そこじゃない!(笑)
このBOXは、CDの収録時間を最大限に有効活用?しようというのか、曲の途中で!!ガンガン、ボーナストラックを突っ込んでくるのです。たとえば、CD1,2のリゴレットで、1枚目で第一幕が終わったとき、いきなり、例の「四重唱・美しい恋の娘よ」が始まるんですよ!別の演奏なんです!
えええ?なんで?気を取り直して、2枚目に行きます。
バスティアニー二のリゴレットの嘆きで、オペラはおしまいですね。
しかし、そこから、またまたボーナストラック3つ、別々の歴史的録音の「四重唱・美しい恋の娘よ」がつづいて始まるんですよ。いやあ、参った。
最終幕のあとに、ボーナス入れるのは、まあサービスとしてわかる・・。しかし、1枚目の終わり、曲の途中にボーナス、入れなくて良いだろう。聞く方は本当に混乱してしまいます。 

もっと混乱させられるのは、トロヴァトーレです。CD1枚目で第二幕が終わったと思ったら、突然、第一幕の「静かな夜」と「この世に一人残されて」のアリアが、また始まるんですよ。あれれ?また第一幕にもどったのか?
と、こんなふうにすべてのCDの余白?にバンバン、「ボーナストラック」が入っているんです。
というわけで、よほど集中して聴いてないと、一つの演奏で全曲を通して聴けないんです。
サービス(ボーナス)と、この編集を呼ぶのは、う~んという感じですね。

0

かつては、「劇場支配人」が余白に入っていた3枚組だったが、2枚になって落とされてしまった。残念です。
それは、ともかく、もう録音されて58年経ったというのに、この「魔笛」は、まったく色褪せないどころか、ますます輝きを増しているようだ。
早世したヴンダーリッヒの当たり役・パミーノほか、当時のドイツオペラのスター勢揃いだが、小生の聞くところ、断然光彩を放つのはザラストロを歌う、バスバリトンのフランツ・クラスだ。かれの歌が始まると、その深々とした声質と格調の高い歌いぶりに、思わず耳を奪われてしまう。1970年代以降、たくさんの「魔笛」の名盤が作成された。ショルティ盤など素晴らしいものだが、ベームのこの録音は全てが揃った「レコード芸術」の真髄だ。

0

この復刻CDは素晴らしいです。マックルーア氏がワルターのために、探したという録音会場(くわしくは、このCDの解説書をご一読ください)の、深々とした、ゆったりとした音響が、耳に心地よいです。全然、ヤワな表現ではないのに、なんてのびのびとした演奏でしょうか。二つの序曲の演奏も素晴らしい。私の持っているCBSソニーのLP.CDよりずっと良い音でした。

0

最後の来日公演(福岡市)のさい、この内容のLPにサインをお願いしたところ、ご自身が このLPを持ってないということで、おつきの人に、日本版LPを欲しいので、番号を控えておいてくれ、と言われました。そういうことなら、と私が持参したLPを差し上げると、非常に喜んでくださいました。懐かしい思い出です。

0

これは素晴らしいセットだ。バーンスタインに見いだされて、若いころから大活躍してきたワッツの初期の名演が一挙に聞ける。どれも良いが、ブラームスの2番、リストリサイタル、ガーシュインアルバムは特に素晴らしい。この後、EMIに移籍して、また円熟の名演を聴かせてくれたが、この12枚は選曲もバラエティに富んで飽きることがない。

0

アカデミー賞受賞ということで聴いてみました。私のような老生は、何といってもデラ―・コンソートの演奏で、この曲に親しみ、その後、アンサンブル・オルガヌム、ヒリヤード、クレマンシックなどなどの演奏を聴いてきたわけですが、この演奏は、まったく隔絶した印象を与えます。デラ―の盤と同じ曲か?とさえ思ってしまいますね。学問的なことは分かりませんが、一聴に値するのかな?私は60年前のデラ―のほうが好きです。

0

最後の来日公演(福岡市)のさい、CD15の内容のLPにサインをお願いしたところ、ご自身が
このLPを持ってないということで、おつきの人に、日本版LPを欲しいので、番号を控えておいてくれ、と言われました。そういうことなら、と私が持参したLPを差し上げると、非常に喜んでくださいました。懐かしい思い出です。

1

CDに書いたものを再録します。
この演奏の最大の聴きどころは、そのカデンツアだ!作曲者自身が、この曲をピアノ用に編曲した版のカデンツアを、シュナイダーハン自身が、ヴァイオリン用に編曲して演奏している。最近、テツラフらが演奏しているが、60年前にこの斬新なアイデアと演奏をしていたシュナイダーハンは、決してウイーンの伝統によりかかった保守的な奏者では無かった。必聴盤です。

0

これは、素晴らしいセットだ。2枚のSACDに全9曲と、序曲が収録されている。このツィクルスでもう一曲演奏された、シェリングとのVn協奏曲が無いのが残念だが。録音はモノラルだが、極めて生々しくライブ感を伝えている。演奏は言うまでもなく、小生の批評など不要なベートーヴェンの神髄を伝えるもの。聞き始めると、1枚4時間の長さなのに、中断することが出来ない。

0

これ、初版の国内盤を持っているんですが、非常に音が遠くて、いくらボリュームを
上げても、さっぱり歌が聞こえないんですよね。
同じ公演を収録したDVDは、ちゃんと聞こえるんですが・・。
この値段なら、駄目もとで、もう一回買ってみようなかな・・。

0

90年代に、同じくロイヤルフィルハーモニックと、ビーチボーイズのメンバーの共演作があったのを、ご記憶だろうか?マイク・ラヴ,ブルース・ジョンストン,マット・ジャーディンらが参加。シンフォニック・ビーチボーイズというタイトルだった。結論から言うと、今回のアルバムはそれよりも成功していない。オケの音をかぶせただけの、いかにも中途半端なアレンジに聞こえてしまうのだ。

0

Mozart Live 1978

ネヴィル・マリナー、他

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

このアルバムが2枚組LPで発売されたとき、レコード芸術誌で、月評の小石忠男先生が、それにしてもこの企画は、なんとしゃれたものであろうか!という嘆声を最後に書かれたのを思い出します。
それから40年経って、ようやく、このようにCDで聴けるのを率直に喜びたいですね。昨年5月、初めてロンドンのアカデミー教会でバロックのコンサートを聴きました。

0

このCDは素晴らしいです。まず、録音がとてもよく、モノラルですがスタジオ収録と思われます。
ドイツ語歌唱の違和感は、開始早々なくなります。この時代は、ドイツ語によるイタリアオペラ上演は独墺両国では普通のことだったみたいですね。歌手も凸凹がなく、マクベス、バンクオー、マクベス夫人とも余裕の快演、合唱も素晴らしいです。ムーティ、アバドを5回聴くなら、これも一回聴きましょう。

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こんなアルバムがあったとは!存在さえ知りませんでした。ソニーのBERNSTEIN EDITION 80枚組みにも収録されていないのですね。しかし、いかにも、派手な古き良き時代のアメリカ風のアレンジと、モルモンタバナクル合唱団の屈託ないクリスマスアルバム。価格もお手ごろだし、1枚持っていても悪くないでしょう。

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このアルバムは、なかなか良い演奏と思うけど、これを買うならBeethoven - The Sonata Legacy<初回生産限定盤>という全曲盤が3300円あまりで買えますよ。1200円プラスして、そちらを買うべきでしょうね。解説書にはライブ録音と表示されています。ピアノはスタインウエイです。21世紀のスタンダードアルバムですね。

0

これは、日本コロムビアの再発LP(OC‐7258)で聞きましたね。ジャケットの写真が、夕焼けの地平線に風向計が写っている素晴らしいデザインでした。演奏は、90歳近いとは信じられない、鮮烈なもので、トシをとると、段々丸くなって行く人と、尖ったままの演奏をする人と指揮者もいろいろだな、と思ったものです。善し悪しは別として、ベームとは正反対ですね。

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ベートーヴェンの協奏曲#1とも組合わされて出たこともある、ソナタ#4が最高の快演!初版出版時に「グランドソナタ」と題されたというが、ミケランジェリの演奏は、その副題がふさわしい、貫禄があるのに、若々しいともいうべき歯切れの良いものだ。かつてLP1枚で出て、¥2400と高価だったが、いまは良い時代ですね。

0

今春のシカゴコレクションに続いて、買いですね。世間に出回り過ぎている、EMIのラヴェル、ドビュッシーの録音を外したのが、好企画です。かつて、コロムビアから出ていた、LPをコツコツ1枚ずつ買っていたのが懐かしいです。サンサーンスの交響曲は、EMI盤にくらべてしっとりとしています。こうしてみると、ワーナーがEMIを買収したのは、悪くなかったですね。

0

これは、再発盤を詰め込んだだけの凡百のBOXとは違い、極めて価値が高い全集だ。久々のアシュケナージの新録音ほか、多数の新録にくわえ、ここでしか聞けない曲もまとめて聴ける。
欲をいえば、LPではピアノ協奏曲とカップリングされていた、マゼールの「プロメテウス」を
ボーナストラックで良いから収録して欲しかった。初回限定版らしいので、絶対に買い!です。

0

N響にもよく客演していたスラットキン。セントルイス時代が懐かしい!
そして、フランスの楽団と録音したこの幻想。何より、録音が素晴らしい!
楽器の一つ一つが手に取るように聴き取れる。ティンパニの連打最高です。
おまけのコルネット楽章は、独奏者がショウピースと割り切って?吹きまくるのが良いですね。
第二楽章として演奏するなら、こうは吹かなかっただろうと思います。

0

Verdi: La Traviata

カルロス・クライバー、他

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

先日、渋谷で買いました。変な言い方をしますが、音が良すぎないので、かえってライブ録音の
雰囲気を濃厚に感じ取れます。クライバーの指揮は、DGG盤で初めて聞いたときのようなショックは感じらませんが、歌手もあまり凹凸がなくて、素晴らしい。最近はヴェルディの新録音もほとんど無いので、このCD買って楽しみましょう!

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DECCA時代のメータは素晴らしかったです。SONYに移ってからは、どうかなあ?
このボックス、シューマンとブラームスはどうして収録されてないのか?
それからチャイフスキーの5番は、ボーナスディスクでいいからイスラエルフィルの
演奏(SXL 6380がLP番号)を入れて欲しかった。

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CD21のラヴェルのピアノ協奏曲は両方ともアントルモンの独奏だが、両手の方の指揮をしているのはオーマンディです。オリジナルジャケットはブーレーズと3人が並んだイラストです。
私はこのLPを持っているんですよ。ブーレーズ全集なのに、このオーマンディ版を収録したのに、最大級の賛辞を捧げたいと思います。

1

私は、このベートーヴェンの収録されたCBSソニーのLPを持っています。SONC15058と59です。音は、あんまり良くないです。しかし、このカーネギーホールの一連のライブ盤は、リヒテル自身が気に入らずに、その後販売を不許可にしたと聞きます。著作権保有者の許可は得たのでしょうが、天国のリヒテルはどう考えているでしょうか?

0

セルのキージェ中尉は、LP時代から「決定盤」(古い言い方!)とされていたものですね。
そのドライでシニカルは響きは、まさにこの曲にふさわしいです。しかし、このレコードは、
やはりあのカップリングの名演「ハーリ・ヤーノシュ」と切り離すべきではなかったのではないかな?このシリーズは、作曲家単位に組み直して、よい選曲のもあるが、これはいただけないです。

0

セルは、なぜか悲愴を録音しなかったし、4番はロンドン交響楽団とDECCAに録音したが、国内発売はずいぶん年月が経ってからだったのを記憶しています。この5番はしかし、引き締まった感じの良い演奏です。意外にも?終楽章はけっこう派手に盛り上がるのも良いです。カップリングのド派手なイタリア奇想曲もよかったけど、どこに行ったかな?と思ったら、今回発売の展覧会の絵のCDに入ってましたね。

0

これは素晴らしいレコードです。私は70年代に発売された東芝のLPレコードを持っています。
ラヴェルのピアノトリオの大ファンなので、ほとんどの録音を入手してますが、もっとも良くラヴェルの作品の本質を伝えてくれるのは、この録音のように思います。冒頭のピアノ和音から、そこはもう20世紀初頭のフランスです。

0

最新のピアノ・ソナタ第16~20番以外は、みんな持っている人が多くないですか?
SHM-CDで音質改善が図られているのでしょうが、7枚の重複を覚悟して7000円を投じるのは 考えますよねー。何かオマケでもあれば、いいのですが・・・。日本でやったポリーニプロジェクトで演奏されたベートーヴェンに関連づけられる現代作品とか・・。

0

日本では評価の低いモッフォですが、この20代のころの録音はすごく良いです。
声がキレイだし、歌もなんとも素直で聞きやすい。選曲も親しみやすいです。
しかし、聴いていると、どうしても伴奏のオーケストラのほうに耳が行ってしまう。
クレジットを見ると、なんと!セラフィン指揮のローマ歌劇場O.だ。
このCDは、長すぎないし、本当にお薦めです。セラフィンいいなあ。

0

Living Stereo Collection Vol.2<完全生産限定盤>

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

第一集に続いて、買いでしょうね。第一集に比べると、やや内容的には落ちる感じもするがそれは仕方ない。また最近、ライナーのボックスが出たりして、重複はどうしても避けられないですね。オリジナルカップリングを重視、すなわち1枚の収録曲、時間は短くなっている。欲をいえば、もう少し、オペラを入れて欲しいですね。

0

はいはい、これは「あの」有名なウイーン公演ですね。かつてビクターのLPや、CDで出て、CDには「音が悪いからそれを承知で聞いてよ!」とわざわざ注意書きが載ってましたね。
くぐもった感じの音で、これ聞かないでもいいや、と思ったものです。さて、どのくらい音が良くなってるのでしょうか?怖いもの見たさ(?)聞きたさで、結局買うのですね。
演奏自体は、ほかにもっと良い彼のものが出てると思います。

0

ルートヴィヒは当時の配偶者と、バーンスタインとマーラーを録音して素晴らしい成果をあげている。このブラームスも最高だ。雄弁で、そして青白い火の出るようなバーンスタインのピアノ。CDには直接関係ないが、この録音とほぼ同じ内容の画像が残っていますが、そこでピアノの譜めくりをしているのが、誰でしょう?びっくりですよ!

0

このCDを聴いたら、最近発売された同じ奏者による、ブランデンブルクも聴かなくてはならない。モダン楽器による、さっそうとしたバッハ。同じ時代のリヒターとは、まったくベクトルが違うが、素晴らしい。クリーブランドに行く前の時代のマゼールは本当に素晴らしかった。その後は、録音において「凡打の山を築く」(某亜彦さん)ように、なってしまったのだが・・。

1

約40年前に、フォンタナシリーズの¥900廉価版LPで発売されたが、3曲しか収録されていなくて、いつか全曲を聞きたいという夢が、ようやくかないました。録音が素晴らしいことがポイント。30代前半のマゼールは本当の天才だったんだなー。同じころ、ウイーンで活動していたアーノンクールが、この録音を横目にどう考えていたのかを妄想するのも一興です。モダン楽器による、バッハの快演!

2

6月6日、天神のタワーで購入。店頭でも¥1020でした。パヴァロッティの若いころの
輝かしい声が、溢れ出るCDです。三大テナーとか言って、世界中で集金ツアーしていた時とは、まるで別人!気づいたのは、バックのオーケストラの差が歴然としていること。正体不明の「ウイーンオペラ管弦楽団」が断然、素晴らしい。きっと名前を出せない著名オケなんでしょうね。収録時間が短いので★4つ。あと20分は収録できますよ!

0

To Be Loved

Michael Buble

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

日本ではイマイチの人気だが、世界的スーパースター・マイケル・ブーブレの新作。今回も、選曲が良いし、デュエット曲も甘いムードが素晴らしい。輸入盤のコーナーだが、これは1000円!!高いが、日本盤を絶対に買うべきだ。最後のボーナストラック、ロネッツの名曲「Be My Baby]が、最高に良いからだ!!

0

クレンペラーLegacyシリーズを持っていますが、このSACDのほうが格段に音が良いとは思えません。もちろん、素晴らしい音ですが。それよりもLegacyシリーズは、すごく音が生々しくて良いのです。
それに3枚組なのだから、ほかのクレンペラーのモーツアルト録音を、序曲、交響曲などまだ、沢山カップリングできたはず。演奏は素晴らしいが、収録内容に★ひとつ減点です。

0

LP時代のことを思うと、一組の値段で、このボックスが買える!!のは信じがたい。
仮面舞踏会で、アバドの録音でなく、このガバッツェーニ版を入れたのはグッドチョイス。バスティアニーニのレナート素晴らしすぎる。そしてこの半世紀前の録音の音が信じられないくらい良いのです。あと目立たないが、クーベリックのリゴレットが、Fディースカウという異色の配役で面白いです。

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ひとことだけ書こう。ボストンの新録音より数段素晴らしい。
音のはじけ方が、まったく違う。小澤さんは70年代前半までは、素晴らしかった。
インド人の同年代の指揮者もそうだったなー。

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明日に架ける橋

Simon & Garfunkel

3:
☆☆☆☆☆
★★★★★

アルバムの内容については、もう書く必要はないだろう。★10個でも足りない。
しかし、S&GのブルースペックCDは2009年に発売したはず。
今回、値段を下げたのは評価するが、なぜ、SACDシングルレイヤーで発売しないのか?★3つは、その販売戦略への抗議をこめてのもの。

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