なんとも魅力的なモーツァルト!
ですが、いろいろ(装飾音の扱いとか)気にしだすと気になるっちゃなる。でもいい演奏です。
グラモフォンのタワレコ限定盤のほうは廃盤になったようですね。
まったく存じ上げなかったのですが、ほんとうはこのセッションはカラヤンが指揮する予定だったのが、カラヤンの健康上の理由で、ヴァーシャリの弾き振りに急遽変更になったとか。(指揮者にだれか代役を立てるのは、御体が絶対NGだったようで・・・) DGにはヴァーシャリで全集にする方向性もあったらしいのですが、間の悪いことにゼルキン+アバドのPJが進行中で、ダブるのでボツになったという、ヴァーシャリさんのンタビューを最近読みました。
ところで、ゼルキン+アバドのモーツァルトを覚えている人ってどれくらいいますかね?
高齢のゼルキンを優先するという判断は間違いじゃないですけど、もし、DGがヴァーシャリ弾き振りを優先していたとしたら、違った地図になっていたかも。なーんて妄想に耽りました。
(くだらない話)ベルリンフィルのバックを聴いていて、昔、ベーレンライター版のピアノパートに書かれている unisonoとかtasto soloとか、ここって弾くの?とちょっと悩んだことを思い出しました。私はほんとうにバカですね。