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第94回 ─ ワープ20周年!!

第94回 ─ ワープ20周年!!(2)

連載
Discographic  
公開
2009/09/16   18:00
ソース
『bounce』 314号(2009/9/25)
テキスト
文/青木 正之、池田 謙司、小泉 いな子、出嶌 孝次、冨田 明宏

2004→2009年のワープが送り出した重要作はこれだよ!

AFX
『Hangable Auto Bulb』
 (2005)
この後にはリフレックスから『Chosen Lords』も出たけど、ワープからのリリースはこれが最新。中身は95年のEP2枚を初CD化したもので、曲名がアナグラムになった“Laughable Butane Bob”“Arched Maid Via RDJ”に顕著な、傲岸不遜な創造性で世間を振り向かせた頃の格好良さが追体験できます。*出嶌

AUTECHRE
『Untilted』
 (2005)
エレクトロニック・ミュージックの求道者として、ワープを舞台に未踏の地に踏み込み続けてきた彼らだが、2000年の『Confield』以降のスタイルを確立したのがこの通算8作目。飛び交う電子音と変容していくビートにはクールなファンク魂が宿っている。単なるラップトップ職人にあらず。*池田

BATTLES
『Mirrored』
 (2007)
エレクトロニック・ミュージックの道を先鋭的に切り拓いてきたワープだが、同様の試みをバンドによって実践したのが彼らだ。ハードコア譲りの攻撃性と高度なテクで魅せるアンサンブルを武器に〈マス・ロック〉という言葉も定着させた今作は、今世紀のロック史を語るうえでも重要な一枚に。*青木

BEANS
『Shock City Maverick』
 (2004)
ワープ移籍作『Arrhythmia』を出してすぐ解散したアンチポップ・コンソーティアムから、唯一レーベルに残留したMC。この2作目にはハーモニック33の関与もありつつ、注目はマッシヴな自作ビートの薫り高さ。良い豆を使ってます。以降はプレフューズらとの共演を経て……P63へ。*出嶌

BIBIO
『Ambivalence Avenue』
 (2009)
ボーズ・オブ・カナダの手引きでマッシュからデビューしたUKの俊英が、クラーク“Ted”のリミックスなどを経て放ったワープ移籍作。郷愁メロディーと万華鏡ビートの鮮やかなレイヤーは、ノーバディのサイケ感をトラッド・フォークに置き換えたみたいな感じか。不思議な美しさがクセになる。*出嶌

BOARDS OF CANADA
『The Campfire Headphase』
 (2005)
シューゲイザーとエレクトロニカを直接的に結んだスコットランドのデュオによる3作目。これまで以上に生音と電子音の融合がシームレスに展開され、深海を散歩し、宇宙を遊泳するような、極上のサイケデリアを創造している。クラウト・ロック好きにもオススメ。*冨田

BROADCAST
『Tender Buttons』
 (2005)
メンバー脱退が相次ぎ、最悪の状況にも関わらず過去最高の傑作となった3作目。全編を覆うヴェルヴェッツのような頽廃ムードとノイズのなかで響くトリッシュの甘美なヴォーカルが中毒性のあるドラッグ・ポップ。自動筆記による捉えどころのない歌詞は異次元からのメッセージか? *小泉

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