DIESLER 『Keepie Uppies』(2006)
すでに同じUKのフリースタイルと契約してトゥルー・ソーツからは去ってしまった人ですが……良い作品を残していってくれました! 前作の疾走感溢れるラテン・ブレイクビーツをさらに洗練させたこの2作目は、キューバやブラジル音楽のエッセンスを採り入れたファンキーな味わいです。
(櫻井)
THE BROKEN KEYS 『Gravity』(2006)
ノスタルジア77とナチュラル・セルフによるユニットの初作。レトロ・ヴィンテージな機材をたっぷりと使用し、ほっこり懐かしい雰囲気のイナタめなソウル&ファンクを聴かせてくれます。しかしトゥルー・ソーツって、こういうレーベル内ユニットが多いですね~。
(櫻井)
ALICE RUSSELL 『Under The Munka Moon II』(2006)
アリス・ラッセルをフィーチャーしたトラックやリミックス曲などを集めた編集盤の第2弾。ジャズ・クロスオーヴァー・シーンでの活躍が目立つ彼女だが、これを聴けばどんなタイプの曲でも歌いこなせる才能を再認識できるし、客演人気が高い理由もよくわかる。
(青木)
SPANKY WILSON & THE QUANTIC SOUL ORCHESTRA 『I'm Thankful』(2006)
モータウンなどで歌った往年のセッション歌手をクァンティックが担ぎ出し、JBマナーのダイナミズムで濃厚な歌を支えたコラボ作。ボ・ディドリーのカヴァー“You Can't Judge A Book By Its Cover”の表題どおり、老け顔ジャケで判断するべからず!
(出嶌)
FREDDIE CRUGER a.k.a. RED ASTAIRE 『Soul Search』(2006)
あのG.A.M.M.からのマッシュアップ作でお馴染みのスウェーデン産クリエイター。ヒップホップ的なプロダクションでソウルやジャズ、レゲエなどの音楽を巧みにブレンドし、レゲエ・シンガーのデスモンド・フォスターら客演陣の仕事も素晴らしい傑作!
(櫻井)
JUMBONICS 『Talk To The Animals』(2006)
ジャジーなインスト中心の作風から打って変わって、ヴォーカル曲をメインにしたセカンド・アルバム。トゥルー・ソーツ作品にしてはポップ度が高めで、メロディーもわかりやすくキャッチー、サビの部分では思わず口ずさみたくなるほど。軽快なグルーヴも心地良い。
(青木)
LANU 『This Is My Home』(2007)
バンブースのギタリストで、マーク・ド・クライヴロウらのツアーにも参加するランス・ファーガソンのソロ・ユニット作。西ロンドン・マナーのフューチャリスティックなブロークンビーツには、ひと昔前のメイン・スクイーズ諸作に近いものも感じられます。クァンティックも1曲参加。
(櫻井)