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山下達郎、“さよなら夏の日”藍にいなによる全編アニメーションMV完成

山下達郎

山下達郎の楽曲“さよなら夏の日”のミュージック・ビデオが、リマスター盤『ARTISAN (30th Anniversary Edition)』の発売を記念して新たに作成され、本日公開された。

「さよなら夏の日」ミュージック・ビデオ

“さよなら夏の日”は、ガール・フレンドと遊園地のプールに行った際、夕立に遭ったという、高校時代の山下達郎の実際の思い出をもとに作られた楽曲で、夏(青春)が終わって、少年少女は大人になっていくという、10代への憧憬や感傷的な思いの中に未来への小さな希望が込められた、夏を代表する名曲である。

今回のミュージック・ビデオの制作にあたり、スタッフはこの楽曲を現代の若いリスナーにも届けるために、YOASOBI米津玄師、Olivia Rodrigoなど様々なアーティストのミュージック・ビデオを手掛けている、新進のアーティスト、藍にいなに制作をオファー。夏を代表する名曲が発売から30年の時を経て、今を代表するアーティストの手により、新たに生まれ変わった。

全編アニメで構成されたこのミュージック・ビデオは、「時間」という少年少女が抱える普遍のテーマを主題に、青春時代の危うさや儚さを巧みに表現、鮮烈な印象とともに楽曲にまるで現代の新曲のような新鮮さを与えている。また、当時のシングルのジャケットに登場した犬と線路のオマージュなど、オールド・ファンもおもわずニヤリとする演出にも注目だ。

なお、1991年のアルバム発売当初、この楽曲のミュージック・ビデオは作成されなかったため、“さよなら夏の日”のミュージック・ビデオが制作されるのは初の試みとなる。いつまでも色褪せない10代の記憶のように、今も色褪せない夏の名曲を、最新映像とともにぜひ楽しんでほしい。

藍にいなより以下のコメントも到着している。

 

「さよなら夏の日」に映像をつける機会を頂けたこと、とても光栄です。このお話を頂いた時、嬉しい反面、既に沢山の方に愛されている楽曲に映像をつけることにプレッシャーもありました。山下達郎さんご本人の思い出の曲であると同時に、楽曲を愛しているすべての人の思い出を背負うこの曲にどう映像をつけるかと考えた時に、少年少女が抱える普遍的なテーマ、「時間」を描こうと決めました。あの頃の時間にはやっぱり不思議な力がある、完成した映像を見ながら改めてそんなことを考えました。楽曲の力をお借りしながら、彼らが抱える時間の危うさや儚さを表現出来たんじゃないかと思います。楽しんで頂けたら幸いです。

―― 藍にいな

山下達郎

 

▼リリース情報
山下達郎
リマスター盤
『ARTISAN (30th Anniversary Edition)』
NOW ON SALE

■CD


■LP


■特典あり
先着で「特製「ポストカード」」をプレゼント!
※特典満了次第終了とさせていただきます。

 

▼配信情報
『山下達郎 シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012』
9月3日(金)~9月12日(日)
[チケット]
2,500円
受付URL:https://eplus.jp/tatsuro-ms/
※それぞれ配信日の5日前18:00が販売の締め切りとなります。
※本配信URLは、「配信日2日前の14時以降」にイープラス申込み状況照会サイトに掲載いたしますので、公演前に必ずご確認ください。
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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2021年08月18日 04:00