J DILLAことJAY DEEが急死
ヒップホップ・プロデューサーのJ・ディラことジェイ・ディーが2月10日にロサンゼルスの病院で亡くなった。詳細は明らかにされていないが、かねてより肝臓系の病気に罹っていたことが報じられていた。
J・ディラことジェイ・ディーは1974年生まれのデトロイト出身。ファーサイドの“Runnin'”やデ・ラ・ソウルの“Stakes is High”などを手掛け、一躍脚光を浴びた。また、ア・トライブ・コールド・クエストのQティップ&アリとプロデュース・チーム〈ウマー〉を結成し、トライブのラスト・アルバムなどを担当。一方で自身のユニットとして、同郷のT3らとスラム・ヴィレッジを結成し、活動していたが、2002年に同グループを脱退。以降はプロデューサーとしてコモンほか数々のアーティストの楽曲を手掛けていた。先ごろ、ソロ・アルバム『Donuts』を〈Stones Throw〉レーベルより発表したばかり。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。