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掲載: 2019年12月02日 12:00

2019年も新旧織り交ぜた興味深いTOP40になりました。これまでも圧倒的人気のイザベル・ファウストやブニアティシヴィリの人気は凄まじく、さらに指揮者としては今まさに旬であるロトが加わる、TOP3となりました。若手の台頭含む、豊かなクラシック界を今後もタワーレコードは応援します!



【1位】イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、ベルリン古楽アカデミー、他『J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲、他』

イザベル・ファウストがベルリン古楽アカデミーと録音したバッハのヴァイオリン協奏曲集!しなやかで美しいヴァイオリンの音色と完璧な技巧にようるこのバッハは、数ある名盤の中においても独自の輝きを放っています。もう一つの注目は、オルガンのトリオ・ソナタをヴァイオリンと通奏低音で演奏、さらに管弦楽組曲第2番のフルート・ソロ部分をヴァイオリンで演奏した様々な編曲作品にも注目!



【2位】カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)『シューベルト:ピアノ作品集』

奔放な解釈と繊細な表現で知られるピアニスト、カティア・ブニアティシヴィリ初のシューベルト作品集。「ソナタ第21番」はシューベルト 彼が亡くなる2か月前に作曲された長大な作品で、美しいメロディに彩られながらも、全体に漂う絶望感が彼の不安な気持ちを反映しているとされています。ブニアティシヴィリは移り変わる気分の変化を丁寧に描き出し、シューベルト作品の深遠さを知らしめています。



【3位】フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)、レ・シエクル管弦楽団『マーラー:交響曲第1番「巨人」(1893年版花の章付き)』

ロトが、手兵レ・シエクルを率いてピリオド楽器によるマーラー「巨人」を録音!削除された「花の章」の意義と重要性に着目し、第2版を用いて演奏。管楽器は当時の独墺音楽独特のもので、フランスの楽器よりも音色は暗く、より力強いのが特徴。弦楽器は高弦はまさにガット、低弦はよったガットを用いてヴィブラートは控え目に演奏。マーラーの「巨人」観が完全に覆される衝撃的な演奏です。



【4位】カラヤン(指揮)、ベルリン・フィル『ベートーヴェン交響曲全曲 連続演奏会(第1-9番)<1966年東京ライヴ>』

カラヤンとベルリン・フィルが1966年4月12日から16日にわたり行ったベートーヴェンの交響曲全曲演奏会。最初に「コリオラン」、最後にメインの第9へ向かうようにカラヤン自身がプログラミング。序曲「コリオラン」以外は初出。日本のクラシック・ファンを夢中にさせた日本クラシック音楽史に残る重要な記録です!連日会場で聴き詳しくレポートし分析した柴田南雄氏渾身の解説をブックレットに全文掲載。



【5位】ネルソンス(指揮)、ウィーン・フィル、他『ベートーヴェン:交響曲全集』

2020年のベートーヴェン生誕250年に向け、ウィーン・フィルとドイツ・グラモフォンがベートーヴェン:交響曲全集の指揮者に選んだのは、ボストン交響楽団音楽監督とライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターを兼任し、現在最も勢いに乗っている、アンドリス・ネルソンス。伝統の響きの中に若々しくスマートな風を吹き入れた21世紀のベートーヴェン像を打ち立てています。



【6位】マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)『ショパン:ピアノ・ソナタ第3番、他』

2018年10月サントリーホールでリサイタルを行ったポリーニ。満場の観客を感動と幸福感で包み込み大きな話題になりました。今作は、その日本公演でも披露したショパンの作品55~58を収録。2018年5月にミュンヘンで録音され、マズルカ以外は再録音となりますが、1942年生まれで録音時は74歳のポリーニが、その純度の高く深い音楽、繊細な陰翳で心に直接響くような演奏はまさに円熟の極み!



【7位】フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)、ケルン・ギュルツェニッヒ管弦楽団、他『マーラー:交響曲第3番』

マーラー自身が1902年に交響曲第3番を初演したオーケストラ、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団と現在首席指揮者を務めるロトによるマーラー録音第2弾となる第3番!ロトはやや速めのテンポながら造型も大きく、ヴィブラート控え目、金管もまろやかに響かせるなど才気煥発ぶりが光ります。2018年のセッション録音で、強奏部でも豊かに響く録音も特筆ものです。



【8位】ドゥダメル(指揮)、ロサンゼルス・フィル『ジョン・ウィリアムズ・セレブレーション』

今一番ホットな指揮者ドゥダメルによるジョン・ウィリアムズ作品集。2019年1月のライヴ録音。「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」「ハリー・ポッター」など、誰もが知るジョン・ウィリアムズの代表作を網羅した2枚組。ハリウッドのある地元ロサンゼルス・フィルの豊潤なサウンドとドゥダメルの推進力のある指揮によりワクワク感溢れる名演を繰り広げています!



【9位】鈴木雅明(指揮)、バッハ・コレギウム・ジャパン、他『ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」』

1990年に鈴木雅明によって設立され、世界の第一線で活躍するバッハ・コレギウム・ジャパン。2020年のベートーヴェン生誕250周年と当団結成30周年を記念して第九を東京オペラシティ・コンサートホールにてライヴ収録!鈴木雅明の巧みなコントロールで緊張感を維持しながら快活なテンポで推進力のある演奏を展開。BCJの卓越した技術と豊かな表現力を再認識できる充実のアルバムです。



【10位】ティーレマン(指揮)、シュターツカペレ・ドレスデン『シューマン:交響曲全集~ライヴ・アット・サントリーホール』

ドイツの伝統を継承する巨匠ティーレマンが、2018年10月~11月にかけて東京サントリーホールで演奏したシューマン・チクルス全曲のライヴ録音!ティーレマンにとって最も重要な交響曲のレパートリーの一つであり、1990年代後半にフィルハーモニア管以来約17年ぶりの再録音。ドイツの名門オケと共に、強靭なエネルギーが溢れるシューマン像を描いています。



【11位】ディヌ・リパッティ(ピアノ)『ブザンソン音楽祭における最後のリサイタル』

今や伝説として語り継がれるリパッティ最後のリサイタルは旧EMI等で発売されてきましたが、今回INA-Institut National de l'Audiovisuel)で偶然にも発見されたオリジナル・マスター・テープよりINAによって初めてマスタリングされました。アナウンスと指鳴らしPresentation et arpegesも全て収録。ブックレットに未公開演奏写真を含む写真が多数掲載されています。



【12位】カラヤン(指揮)、ベルリン・フィル『ブルックナー:交響曲第8番<1966年東京ライヴ>』

カラヤンとベルリン・フィル1966年来日公演のうち、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏とならんでクラシック・ファンの関心を集めたのがブルックナーの交響曲第8番。聴衆の強い集中力と熱気が伝わる壮絶なライヴで、ベートーヴェンがカラヤンとベルリン・フィル芸術の精神的な骨格を示してくれたとすれば、ブルックナーは血と肉づけを体験させてくれたと評されました。シンフォニックな充実度も満点です。



【13位】フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)、レ・シエクル管弦楽団『ベルリオーズ:幻想交響曲、序曲「宗教裁判官」』

ロトと手兵レ・シエクルが2009年以来10年ぶりに再録音!レ・シエクルはもちろんピリオド楽器を使用。2本のオフィクレイドは1837年製と1860年製、セルパンは19世紀ボドワンの複製を用いています。またハープは現在主流の2台ではなく、4台それも20世紀初頭のエラール製を指揮台の両脇で奏しています。珍しい初期作品の序曲「宗教裁判官」は、ピリオド楽器による初録音です。



【14位】レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)『J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(ヴァイオリン版:世界初録音)』

2015年には英国王立音楽アカデミーの誉れ高き「バッハ賞」を受賞(女性アーティストとしては初)した現代を代表するバロック・ヴァイオリン奏者 レイチェル・ポッジャー。今作は「バッハ:無伴奏チェロ組曲」全曲をヴァイオリンで演奏するという画期的な世界初録音です!ヴァイオリンならではの表現とポッジャーのしなやかな語り口で聴く「無伴奏チェロ組曲」は軽やかでチャーミングな魅力に溢れています。



【15位】ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)、他『ワーナー録音全集』

ジネット・ヌヴーは、15歳の時にヴィエニャフスキ国際コンクールで、ダヴィッド・オイストラフをおさえて優勝し、世界的に活躍しましたが、飛行機事故のためわずか30歳で亡くなってしまった稀代のヴァイオリニスト。その求心力のあるスケール豊かで情感に満ちた名演の数々を、ワーナー(旧EMI)・アーカイブに残されている最も状態の良い貴重なマスターより最新リマスターしBOX化。



【16位】カラヤン(指揮)、ベルリン・フィル『ブラームス:交響曲第1番、R.シュトラウス:ドン・ファン<1966年東京ライヴ>』

カラヤンとベルリン・フィルは1966年の来日ツアー中4月22日に、第9回大阪国際フェスティバルへ参加公演しました。その際のブラームスの交響曲第1番がたいへんな名演で、関西の音楽ファンの心を掴んだことが今日でも語り草となっています。カラヤンならではの演出の巧みさで、彼の世界へ引きずり込まれてしまいます。合わせて演奏されたカラヤン十八番のR.シュトラウスの「ドン・ファン」も収録!



【17位】ネルソンス(指揮)、ボストン交響楽団『ショスタコーヴィチ:交響曲第6番、第7番、他』

ネルソンス&ボストン響とのショスタコーヴィチ交響曲全曲録音シリーズ第4弾は交響曲第6番&第7番、祝典序曲といった人気作を収録!これまでのシリーズ3作全てがグラミー賞クラシック部門「ベスト・オーケストラル・パフォーマンス部門」を受賞するという快挙を成し遂げ、今作も期待が高まります!ソビエトの音楽的伝統のもとで教育された最後の指揮者の一人であり、伝統を受け継いだ名演です。



【18位】ムター(ヴァイオリン)、ジョン・ウィリアムズ(指揮)、ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ『ジョン・ウィリアムズ映画音楽傑作選<通常版>』

映画音楽界のレジェンド、ジョン・ウィリアムズと、クラシック・ヴァイオリンの女王、アンネ=ゾフィー・ムター、二人の伝説的アーティストによる魅惑のコラボレーション!ジョン・ウィリアムズ自身の指揮、ムターの鮮やかなテクニックと深い音楽性、「スター・ウォーズ」「ハリー・ポッター」、「シンドラーのリスト」まで、世界中で愛される楽曲が新アレンジにより、生き生きとした魅力溢れるアルバムが誕生しました!



【19位】イブラギモヴァ(ヴァイオリン)、ティベルギアン(ピアノ)『フランク&ヴィエルヌ:ヴァイオリン・ソナタ集』

ロシアの人気ヴァイオリニスト、イブラギモヴァと、フランスの名ピアニスト、ティベルギアン。このコンピで録音したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集が2018年度レコード・アカデミー賞「特別部門 特別賞」を受賞。今作は、ロマン派ヴァイオリン・ソナタの最高傑作の1つ、フランクと同じくイザイのために作曲されたルイ・ヴィエルヌのヴァイオリン・ソナタを収録。華麗な技巧が使われた隠れた名作です。



【20位】イブラギモヴァ(ヴァイオリン)、ティベルギアン(ピアノ)『ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集』

ロシアを代表する人気ヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァと、フランスの清新なるピアニスト、セドリック・ティベルギアン。2018年度レコード・アカデミー賞において、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集が「特別部門 特別賞」を受賞した黄金コンビによるブラームス。イブラギモヴァのしなやかなヴァイオリンとティベルギアンの明晰なピアノが呼応し、最上級のブラームスが奏でられています。



【21位】トリフォノフ(ピアノ)、ネゼ=セガン(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番、第3番』

若手ナンバー・ワンのヴィルトゥオーソ・ピアニストとして大活躍のダニール・トリフォノフによるラフマニノフピアノ協奏曲録音シリーズ完結編。第2番と並ぶ人気曲であり、技術的にも音楽的にも非常に高度な要求を奏者に求める難曲中の難曲である第3番。あまり演奏・録音の機会に恵まれない協奏曲第1番に加え、合唱交響曲《鐘》の第1楽章と、有名なヴォカリーズを自身のピアノ編曲で収録。



【22位】オーマンディ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団『シベリウス:交響曲第2番、バーバー:弦楽のためのアダージョ、他<1967年東京ライヴ>』

オーマンディ&フィラデルフィア管の黄金コンピが1967年に初来日公演を行った際の貴重なライヴ音源!オーマンディ自身がオーケストレーションしたバッハの「トッカータとフーガ」は、近代オーケストラの機能を駆使したものですが、ライヴでもオーケストラ全体がひとつの楽器のように響くのに驚かされます。また作曲者も絶賛したという得意のシベリウスの豊かな響きも素晴らしい限りです。



【23位】ネルソンス(指揮)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団『ブルックナー:交響曲第9番、第6番』

ドイツ音楽伝統の牙城、ゲヴァントハウス管弦楽団と才能溢れるカペルマイスターのコンビによるブルックナー交響曲全曲録音シリーズ第4弾は、未完の大作、交響曲第9番と第6番、そしてカップリングにはワーグナーの《パルジファル》前奏曲とジークフリート牧歌を収録。3作品がグラミー受賞のボストン響とのショスタコーヴィチ交響曲全曲録音も進行中、ノリに乗っている実力派指揮者ネルソンス!



【24位】ブロムシュテット(指揮)、バンベルク交響楽団『マーラー:交響曲第9番』

バンベルク交響楽団の名誉指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテット。両者が2017/18年シーズンの終わりに行ったコンサートのライヴによるマーラー:交響曲第9番。ブロムシュテットとバンベルク響は1982年に初登壇してから40年近く良好関係を続けており、それを物語るように、細部をおろそかにすることのなく透明感あふれる瑞々しい響きで、格調高い演奏となっています。



【25位】カラヤン(指揮)、ベルリン・フィル『ドヴォルザーク:交響曲第8番、ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、海<1966年岡山ライヴ>』

カラヤンとベルリン・フィルは1966年4月24日に岡山で演奏会を行ないましたが、実業家の大原總一郎氏の強い希望で実現したとされます。当日の演目は得意としたドヴォルザークの交響曲第8番と、ベルリン・フィルの精妙なアンサンブルが神業的なドビュッシー。ドヴォルザークは変幻自在で、第3楽章の語り口の巧さは絶品。誰もが引きこまれてしまいます。



【26位】カラヤン(指揮)、ベルリン・フィル『シューベルト:未完成、ブラームス:交響曲第2番<1966年札幌ライヴ>』

東京でベートーヴェンの交響曲連続演奏会を終え、その後、後にも先にもただ一度きりの両者によるその札幌公演の音がステレオで残されていました。「未完成」では弱音の緊張感と雄弁さに脱帽、ブラームスは低い重心のドイツ的な響きから、フィナーレの高らかな盛り上がりまでカラヤンの演出の魔術に酔わされます。当時の北海道の音楽ファンの興奮ぶりもリアルに伝わってくる貴重な記録です。



【27位】イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)『ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第22番、第24番』

現代ピアノ界の異才イーヴォ・ポゴレリチのソニー・クラシカルからのデビュー・アルバムは、なんと21年ぶりの新録音!ラフマニノフの超弩級のロマン派ソナタである第2番とベートーヴェン中期の傑作ソナタ第22&24番を収録。一つ一つの音符を明晰かつ克明に弾き分けるタッチ、録音時60歳を迎えようという円熟味も加わりつつもアグレッシブな一面も垣間見えるポゴレリチの世界感が味わえます。



【28位】カラヤン(指揮)、ベルリン・フィル『J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番、ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲、ドヴォルザーク:新世界<1966年松山・福岡ライヴ>』

カラヤンとベルリン・フィルは1966年の来日公演の際、松山では、バッハのブランデンブルク協奏曲第6番を披露し、チェンバロはカラヤン自ら演奏。そしてもう1曲はブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」を披露。その2日後には福岡で「新世界」を演奏し、どちらもカラヤンの魔術にあふれた凄すぎる演奏。「新世界」は終始堂々と大きな音楽で、曲の素晴らしさをあらためて実感できます。



【29位】カラヤン(指揮)、ベルリン・フィル『モーツァルト:ディヴェルティメント第15番、R.シュトラウス:英雄の生涯<1966年東京ライヴ>』

カラヤン&ベルリン・フィル1966年日本ツアー、5月3日東京文化会館公演での千秋楽ライヴ。弦楽とホルンのみのモーツァルトのディヴェルティメント第15番と、大編成のオーケストラによるR.シュトラウスの「英雄の生涯」。ことに「英雄の生涯」はツアー最後とあって白熱し稀代の名演。シュヴァルベのソロも見事で、ベルリン・フィルの名人芸満載で、長大な作品を息もつかせずに聴き通させてくれます。



【30位】キース・ジャレット(ピアノ)『J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(1987年ライヴ)』

キース・ジャレットのバッハ録音第1弾となったスタジオ録音の1か月後に、音響が良いことで知られるニューヨークのトロイ貯蓄銀行音楽ホールで行われたライヴを収録。スタジオ録音盤では、聴き手をより作曲者に近づけるために、演奏者は透明な存在になることを目標に掲げたキース・ジャレットですが、ライヴでは人間的な色味がつい出てしまったような雰囲気が感じれ、ライヴの良さが味わえます。



【31位】田中希代子(ピアノ)『ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」、バラード第1番、ハイドン:ピアノ・ソナタ第46番<1964年ライヴ>』

ラジオ局ニッポン放送で50年間に渡り放送されていた「新日鉄コンサート」の中から厳選復刻。日本人として初めてショパン・コンクール入賞という快挙を成し遂げ、「戦後日本が生んだ最大の天才女性ピアニスト」とまで称賛された田中希代子。彼女がいちばん輝いていた1964年帰国時の公開録音がCD化!緊張感とボルテージの高さはもちろんながら、静かに歌う部分の美しさも絶品です。



【32位】フリードリヒ・グルダ(ピアノ、指揮)、ミュンヘン・フィル『モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第26番』

かつては「ウィーン三羽烏」の一人として、ウィーンの音楽的伝統と柔軟な感性で注目されたグルダ。今作は、1986年6月12日、ミュンヘン、ガスタイクでのグルダ&ミュンヘン・フィルの弾きぶりによるモーツァルト。弾き振りならではのグルダのピアニズムとオーケストラの対話から生み出された歌心と哀切感が交錯するモーツァルト演奏。当時56歳の円熟期をむかえた名匠の貴重なライヴ音源です。



【33位】トリオ・ツィンマーマン『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(トリオ・ツィンマーマン編曲による弦楽トリオ版)』

フランク・ペーター・ツィンマーマン、アントワーヌ・タメスティ、クリスチャン・ポルテラによるトリオ・ツィンマーマンが遂にゴルトベルク変奏曲を録音!ゴルトベルクの演奏ではメンバー全員によるアレンジを採用。立体的かつ重厚感に満ちた演奏を聴かせてくれます。すべて名器ストラディヴァリウスを使用し、見事なまでに完成されたトリオ・ツィンマーマンのアンサンブルで、エレガントの極みともいえるこの上なく美しい音色をお楽しみください。



【34位】ゲルギエフ(指揮)、ミュンヘン・フィル『ブルックナー:交響曲第8番』

ブルックナーの第8番は、そのスケールの大きさと均整のとれた構成力によって、ブルックナーの最高傑作として人気の作品です。大きな編成による雄大な作品を、聖フローリアン修道院の多い残響の中で演奏をコントロールするのは至難の技ですが、全ての楽器の深く多彩な響きを余すことなくはっきりと映し出されており、豊麗極まりない響きの美しさと多様な表現が見事な演奏です。



【35位】ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)『ヴァインベルク(クレーメル編):24の前奏曲(ヴァイオリン版)』

クレーメルが数年来非常な熱意を燃やす作曲家ヴァインベルク作品を録音。しかも大チェリストのロストロポーヴィチに捧げられた無伴奏チェロのための「24の前奏曲」をクレーメル自身がヴァイオリン用に編曲。第5番はシューマンのチェロ協奏曲から、第21番はショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番から露骨にして大胆な引用。クレーメルの演奏もシャープで緊張感に満ちた演奏を聴かせます。



【36位】ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)、ロバート・レヴィン(ピアノ)、アラン・ムニエ(チェロ)『モーツァルト:ピアノ三重奏曲集』

今をときめくヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンが名手ロバート・レヴィンとフランスのチェロ界の重鎮アラン・ムニエと共演したモーツァルトのピアノ三重奏曲。残された3つの断片を、モーツァルトの死後、音楽学者マクシミリアン・シュタードラーが補筆完成させて1曲にまとめたピアノ三重奏曲第2番。今作は、著名なピアニストにして音楽学者、作曲家のロバート・レヴィンの補筆完成版による世界初録音盤。



【37位】オルガ・シェプス(ピアノ)『メロディ番』

オルガ・シェプスは2010年にアリス=紗良・オットとドイツの権威ある「エコー賞」を二分したほどの人気と実力を兼ね備えたピアニスト。今作は、世界初録音を含む耳馴染みの良い古今の名曲を演奏した小品集。「夜想曲第2番」や「エリーゼのために」といった名曲から、エイナウディやゴンザレスといった同時代アーティストの作品など、とにかく美しいメロディの名曲ばかりを収録!



【38位】塚谷水無子(トイピアノ)『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲』

これまでバッハ「ゴルトベルク変奏曲」を3種(パイプオルガン、ポジティフオルガン、ピアノ)を録音してきた鍵盤奏者、塚谷水無子がなんとトイピアノで「ゴルトベルク変奏曲」を録音!多くの職人やメーカーや創り出してきた音色はさまざま、それらを組合わせて丁寧に仕上げていくプロセスはまさにオルガンのレジストレーションと同様。得も言われぬなんとも素朴で懐かしい響きに愛おしさを感じます。



【39位】ラン・ラン(ピアノ)『ピアノ・ブック』

ラン・ラン自身による選曲で、世界中のピアノを愛する人すべてに捧げるオール・タイム・ベスト・ピアノ小品集。「エリーゼのために」や「月の光」「乙女の祈り」など、誰でも知っているクラシックの超有名曲、ピアノ学習者のベーシックなレパートリーから「アメリのワルツ」などを新録音。ピアノを始めた頃に憧れたこれらの名曲をラン・ランが煌びやかに奏でています。



【40位】米元響子(ヴァイオリン)『イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲(未完の新発見ソナタも含む)』

米元響子は1997年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールにおいて、史上最年少13歳で入賞。その後、2001年日本音楽コンクールでも優勝する実力者。今作はその彼女がデビュー20周年を迎え、満を持してのデビュー・アルバムで、1727年製ストラディヴァリウスにガット弦を使用して演奏されたイザイの「無伴奏ソナタ」全曲。さらに最近になって発見された未完のソナタも収録。