カスタマーズボイス一覧

Ribbons / Bibio

Ribbons

Bibio

5:

★★★★★

その幅広い音楽性から作品ごとにコンセプトが違いさらに全てが完璧な魔法使い,Bibioことスティーヴン・ウィルキンソン。本作は60年代、70年代フォークの影響が濃いアルバム。あまりにも美しく全ての音が言葉のように語りかけてくる繊細な珠玉の涙腺崩壊作品。日々の暮らしの中で自分と向き合うことを教えてくれる作品。

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Miyoさんが書いたカスタマーズボイス

(全51件)

Timothy Showalterによるフォーク・ロック・プロジェクト、Strand of Oaksが6thアルバムをDEAD OCEANSよりリリース!
マイ・モーニング・ジャケットのメンバーとレコーディングされた今作、、素晴らしいフォークロックを奏でてくれています。The War on Drugs、wilco好きはマスト。流れるように美しいメロディと爽やかなギター。それだけでいい。

シアトルのインディーバンド。心の琴線に触れまくる"THE FUNERAL"を筆頭に筆頭にどの曲も涙無しには聴けません。大名盤1stですので是非。

変わらず素晴らしい味のある歌声。彼女の独特の世界観が作品を包んで離さない。初夏の午後を彩るにはもってこいの一枚。どうしようもなく切なくなる。

期待を裏切らないデビューアルバム!晴れた昼下がりの午後、眩しくゆらゆら揺れる白昼夢を見ているよう。奏でられるローファイでポップな楽曲群を純真な気持ちで聴きましょう。コミュニオンズ、サン・フラワー・ビーンを発掘した名門レーベル<Fat Possum>発。

代表曲"サレンダー"パワーポップの基本とも言えるような曲で大名曲。合唱したくなります。まさに彼らのキャリアのピークとも言える作品。

オアシスから1位を奪い90年代UKの歴史に名を刻んだブリットポップ好きには外せない名盤中の名盤!!名曲"Slight Return"を今一度。

アルバムをヒットさせるために書いたアルバムで、思いの外売れてしまいそしてカートは病んだ。なんとも皮肉な名盤。

日々に疲れた時に聴いてしまう。そんな作品になると思う。野村陽一郎、中畑大樹(Syrup16g)の両氏が加わり地盤が固まったtacicaは強い。

マイブラの後継者!やっとアルバムを出してくれました。シューゲイザーファンなら誰もが知る彼ら。ざらっとした轟音ギターと、ウィスパーボイスは健在で10年たったとは思えない。個人的にはマイブラよりスロウダイブを感じるのが今作。

Atomic

Mogwai

5:

★★★★★

グラスゴーの至宝とも言える武人。広島への訪問にインスパイアされBBCにて放送されキュメンタリー『Atomic: Living In Dread and Promise』サウンドトラックをリワークした音源をコンパイルしたもの。静寂を切り裂く轟音、脳が直接揺れる圧倒的な世界観は圧巻。アルバムのコンセプトと合わせて聴くとより刺さります。

正統派UKロック!中期以降のビートルズのよう。レトロに仕上がった80'sっぽいシンセとエレポップ感そしてどこか切ないメロディーが心地よく体に馴染みます。UKロック好きは是非。

彼の評価を決定付けた作品だと思う。とにかく美しい。失恋をし、病気になり、田舎へ引っ越しても僕にはこんな曲は書けない。ここからどんどん進化していく彼の音楽センスにも脱帽する。

アンサンブルが素晴らしい。オルタナ好きそうなギターのサウンド!いいところで歪みを踏んでくれる。塩塚モエカさんの声はどこか安心感をもたらしてくれる。

神秘の国アイスランドのSSWアウスゲイルの新作!相変わらず美しいメロディにファルセット。神秘に満ちた一枚は天国かと思わせてくれる。歌詞は父親が担当しており、作品も自身が育った街の事を想い書いたらしい。英詞はJohn Grantが担当。

元The Coralのギタリスト,孤高のソングライタービルのソロ。この囁くような歌い方はどうしようもなく感傷的で誰かの人生を見ているように味わい深い。Noel Gallagherが絶賛、Graham Coxon(Blur)やThe Last Shadow Puppetsと一緒に仕事したりとアーティストからに指示も厚いオールラウンダーな彼は日本でももっと評価されるべき存在。

我らがエズラ・ファーマンが書き下ろした大ヒットドラマ『セックス・エデュケーション』のオリジナル・サウンドトラック!LCD Soundsystemの「I Can Change」やMelanieの「The Good Book」といった昔のカヴァー曲も収録!エモーショナルでカタルシスな彼を垣間見ることができる。学生時代の青春を、後から終わってから気づく青春を照らし合わせて曲のイリュージョンとどうぞ。

2019年奇跡の来日を果たしたラカンターズ最新作。アナログおじさんことジャックホワイトのレーベルThird Man Recordsよりリリース。ヴィンテージ感満載の枯れたブルースを鳴らし、圧倒的なまでのテクニックとグルーブは聴くものを唸らせる流石のお仕事。

世界の応援歌Seven Nation Army収録。たった二人で世界に衝撃を与え00年代屈指の名盤。多分こういう衝撃はこの先現れることはない。

なぜか俺たちのジョニー・マーが参加。びっくり。個人的にはあまり影響は感じられませんでした。Dashboardなんかはめっちゃ「マー!」ですが。笑
こういうオルタナ出身でひねくれまくっているバンドが全米1位を獲得できるアメリカすごいの一言です。Little MotelのMVは必見で泣けます。ショートムービーですこれは。

タイトルが長すぎで覚えられないがその内容は流石の一言。ここからスターダムを駆け上がっていくことが想像される一枚に。80sのスタイルをモダンに取り入れ、ロックのみならずポップス界隈にも響くと思う。これでマシューのスター性は女子の心を鷲掴みに。

デビューアルバム!ずっと売れないインディーバンドを経てついにたどり着いたこのバンド。デビュー後、全英1位を飾ったまぎれもない名盤。この頃はやんちゃな感じもしますがバックグラウンドは面白くイケル・ジャクソン、プリンス、トーキング・ヘッズ、ニルヴァーナなどどれも色濃く反映されている。

2ndでその実力が本物であることを証明し、今作で新モード全開でも余裕で最高記録を更新。全世界の女子の心をつかんで離さない。非常にコンセプト的で王者だけに許されるナルシズムは健在。邦題はあれですが内容は素晴らしいものになっております。

ウィル・トレド率いるUSロック・バンド。ストロークスのガレージ感と近年のベックのポップさを兼ね合わせたシーン再燃のキーを握る彼ら。その宅録で培ったソングライティングは他に引けを取らずまさに天才である。消えないイマジネーションが方なことを思わせるこの最新作、伏兵感めっちゃあるのでロックファンは抑えてほしい。

冒頭Terrible Loveから圧倒的なまでの世界観で包み込み唖然とした。
静かな曲の多い彼らだがその中身は非常に情熱的で社会へ対してのメッセージ性が強い。そしてこの声もあってか説得力もあり非常に知性と感性の高い一枚。完璧なまでにデザインされたこの構築美を是非。

3rdアルバム。初めて友達の車で聴いたんだった。「これはお前の聴くべきバンドだ」といった。
正直まだ曲に良し悪しのムラはあるのだが今でも大名曲のAbel、リズムとギターの絡みが印象的なMr. November、Karenなど聴けば何か感じるドキッとするような仕掛けのある作品。1~2で培っていたものを出し切っている。

USインディ代表アルバム。アメリカのルーツミョージック、フォーク様々なルーツを感じるが全てを内包しつつこの時点ではあくまでギーターロックして昇華しているところがわかってますねぇ。とにかく最高すぎるアルバムですので褒め言葉しか出ない。ロックファンは必聴といったところですね。実はSufjan Stevensがピアノで参加していたり。

6枚目のニュー・アルバムはなんてナチュラルな作品なんだ。この質感のアルバムをブレイク後にリリースするあたり信用できるバンドだと思う。アコースティックな質感がよりよりマットのバリトンヴォイスを際立たせる。一番味わい深い作品かもしれない。そっと寄り添う少し寂しさを感じる作品。それがいい。

バンド史上最高傑作を更新する、何度目かの覚醒を経て前作Sleep Well Beastを超える大作をリリース!Mina Tindle, Kate Stables, Sharon Van Ettenと多数の女性シンガーをフィーチャーし監督マイク・ミルズによるショートフィルム『I Am Easy To Find』も美しい。まさに芸術作品のような作品レコードの仕様も非常に凝っており、もはや芸術家の域。

日本ではまだまだ知名度が低いですがこのバンドの作品が駄作だったことなんて一度もありません。冒頭から囁くように歌うマットの低いバリトンヴォイスに安心感を覚えつつ二曲目DAY I DIEでポップ炸裂。ポストR.E.Mとも言われる彼らの骨太で繊細で美しいこの時点での最高傑作ではないか
。今作からエレクトロニカも導入し、サウンドプロダクション、アレンジに幅をもたせているのもバンドが常に進んでいる証拠だ。

ゴダールの化身、13年ぶり衝撃の帰還。主演はカラックスの「アレックス3部作」で主人公を演じた"ドニ・ラヴァン。毎回解釈に苦しむのだが決して破綻することはない。観るたびに思うことが変わる。どこまでがフィクションでリアルなのかがわからない。はたまた全てリアルなのか。とにかく見終わったら完成がビンビンになる作品です。もちろんアレックス三部作も同様に。

ゼロ年代屈指の名盤!!UKロック新時代の扉を開いた北極の猿たち。The Strokesに憧れ10年もしないうちに若者が世界を制覇してしまうまさにドキュメントのような近年稀に見る意味不明なアルバム。アンセムしか入っていませんこの作品には。

イアン・ブラウン、ジョン・スクワイアが中心となり結成されたマンチェスター出身のバンド。90年代の始まりを告げるに相応しい何度でも聴きたくなる運命の一枚。"未来は僕のものだ"と高らかに宣言したイアンのメッセージは多くの心を鷲掴みにしたしOASISのリアムは彼らを観てバンドを始めた。どの時代に生きていても「青春の一枚」になると思います。

永遠に聴ける鬼名作。スマパンのギタリスト、James Ihaのソロ1st。スマパンのディストーションゴリゴリのギターとは打って変わって穏やかでフォーキィーなサウンド。決してめちゃくちゃ歌が上手いわけでもないがそこがまた良い!優しさが伝わってくるそのサウンドは聴いていて心が落ち着きます。有能なソングライターとしてJames Ihaの魅力が炸裂している。コード感、ハーモニー全てが完璧。完璧!

1970年代からパンクの重要人物として君臨。アラン・ヴェガとマーティン・レヴによって結成された伝説のユニットSuicideの1st最新リマスター。当時はその音楽性から賛否ありまっくったそうだがこの二人は気にしません。叫び散らかし、観客のグラスだって割ります。このアルバムが音楽史から忘れられることはないでしょう。そして今もどこかのバンドに受け継がれている、遺伝子が。

漆黒を彩る9つの光。破壊と創造が入り混じったある意味ディストピア感。THE NOVEMBERSとは何かをシーンに叩きつけた開いた口が全然塞がらない圧巻のアルバム。
Nine Inch Nails,The Horrorsなど好きな洋楽ファンも唸らせる作品であると思います。
Suicideのカバー「Ghost Rider」は本人?と思うほど完璧。

4AD的な美しい耽美な浮遊感、緊迫感のあるギターノイズと叫び。
何か一つの光を目指して突き進んでいくような希望のアルバム。
そして、死んでも尚聴き続ける一生のアルバム。

価格はファンが決めるダウンロード方式で業界が騒ついたことでも有名なこのアルバム。確実に世界を変えましたね。行き詰まりさえ見せていた彼らですが見事乗り越え屈指のロックアルバムを作ってくれました。来日ツアーで発狂してたのを思い出します。

勢いありまくるリヴァプールのインディ・ロック・バンド。英トップ10ヒットを記録した前作から1年。アルバムは正反対の2つの側面「Happy」サイドと「Sad」サイドで構成されており、得意の多幸感のあるロックから、「Sad」で描かれるメランコリックさまでそのソングライティングの幅の広さがわかります。聴き応えたっぷりです。

今まで通り、レトロでドリーミーな甘酸っぱさはそのままにソングライティング、表現力は格段に飛躍し可憐なヴォーカルが優しいそよ風を運んでくれます。
どこから聴いても甘酸っぱさでいっぱいでしたが、今作は少し大人になった感じもありグッときます。

最高傑作だと思っていた前作「GOLD」を経た本作は、どこまでも鋭く日本のオルタナティブを決定付ける革命と挑戦のロックアルバム。この激しさ、怒り、悲しみ、希望、愛の中に日常を感じさせる全くもってファンタジーなアルバム。何が言いたいかというと聴くのではなく感じろ!ってことです。

8mmのショートフィルムで懐かしい日々を思い返しているような心にグッとくる作品を奏でるのはオースティンのローファイ・ベッドルームデュオ=Hovvdy。Elliott Smiths, Sufjan Stevens,WHITNEYリスナーは必聴。永遠に聞き続けられる一枚。

20019年発売のアルバムではベスト。タイタニック号沈没をモチーフにした
ジャケットは昨今の文明、人類、音楽の失墜を表しているのかもしれない。だが音像は決してネガティブではなくむしろドリーミーでカレン・ダルトンのようなフォーキーな作風まで。まるで彼女の描く虚構と現実の狭間で揺れ動いているような錯覚さえ覚える。まさに大作である。

Ribbons

Bibio

5:

★★★★★

その幅広い音楽性から作品ごとにコンセプトが違いさらに全てが完璧な魔法使い,Bibioことスティーヴン・ウィルキンソン。本作は60年代、70年代フォークの影響が濃いアルバム。あまりにも美しく全ての音が言葉のように語りかけてくる繊細な珠玉の涙腺崩壊作品。日々の暮らしの中で自分と向き合うことを教えてくれる作品。

インディー好きは避けては通れない、カナダのインディ・ロック・バンドNap Eyesの4thアルバム。Lou Reedの面影を感じるダラっとした歌い方、緩いアコースティックサウンド、爽快なインディーロックに身を任せ、もはや文学のような詩的で濃い最高傑作!家で聴いて踊りたくなる。

貴公子キエラン・ヘブデンのソロ・ユニット、フォー・テット最新アルバム。
エリー・ゴールディングのボーカルを容赦なくカットアップする豪快な表現。さすがキング。
さらに瞑想系トラック、エコーかけまくった"4T Recordings"はFour Tet節炸裂です。

ブレイク筆頭格!爆速パワーポップ炸裂の日本デビューアルバム!
Vo,Lili は皆感じたことがある言葉にできなかった感情をうまく歌にしていてそれがそれがまた楽曲に哀愁を漂わせている。Snail Mail, Waxahatcheeリスナーは大好物でしょう。聴き終わる頃にはバンドやろうぜ!最高だから!と楽器屋へ走っていると思います。

センス抜群!彼女たちのポストパンク、インディロックへの愛を感じる一枚。The Lemon Twigs、Hinds、Japanese Breakfastなどのサポートアクトを務めたりと現行の海外インディーと共鳴しまくるであろう音楽センス!3ピースなのもいい!プードルめっちゃ好き!で書かれたであろう"POODLES"は最高!絶対に音楽オタクであろう彼女たちは今後大注目です。

その地位を確固たるものとした前作「Currents」によるマジックは多くの人を酩酊状態に落とし入れたが今作も間違いなくその延長線上にある。ただより踊れるのだ。躍らせにかかっているのだ。音楽で酩酊状態にさせるのみならず観客と踊ろうというのだ。最高に決まっている。そしてこの巧妙に練られたこのサウンドのデザインです。脱帽。

ロンドン在住のSSW、Koichi Yamanohaによるプロジェクト。霧の都ロンドンに迷い込んだかのような妖艶さ醸し出す。廃墟や死など退廃的な印象を受けますが同時に朝日が差し込むような生への希望も感じる作品かと思います。
さらに客演にステレオラブのレティシア・サディエールやムーンライダーズの故かしぶち哲郎のカヴァー“今日は雨の日です”を収録。これがまた素晴らしい。

4曲目「Surprise」がとにかくいい!なんとも切なく哀愁漂う楽曲に涙。
今年の年間ベスト入り確定しました。この曲のために買ってもいいくらい。
前作『Toss Up』も素晴らしいので併せて聴いてほしい!!

(全51件)