本年度、コーチェラ、ロラパルーザ、ACL等、世界有数のフェスにてヘッドライナーを務めたテーム・インパラ、大注目の4thアルバム発表! (C)RS
JMD(2019/12/21)
2019年度、コーチェラ、ロラパルーザ、ACL等、世界有数のフェスにてヘッドライナーを務めたテーム・インパラ、大注目の4thアルバム!「It Might Be Time」「Borderline」他を収録。
ロサンゼルスとKevin Parkerのホームタウンであるオーストラリアはフリーマントルのスタジオでレコーディング。Kevin Parker自身がプロデュースとミックスを手掛けている
アルバムのジャケットは、フォトグラファーのNeil Krugとのコラボレーションであり、瞬く間に取り囲む環境に吸い込まれる人間性を表現している。
発売・販売元 提供資料(2019/12/20)
オーストラリア出身のテーム・インパラにとって通算4枚目となるこのニュー・アルバムを聴いて、驚きを隠せなかった。従来のサイケデリック・ロックを軸とした音楽性とは180度違うサウンドだからだ。全体的にハウスやディスコの要素が強く、ライヴハウスよりもダンスフロアに相応しい曲が多い。例えばオープニングを飾る"One More Year"は、良質なハウスをリリースしてきたミスター・サタデイ・ナイトあたりのレーベルが脳裏に浮かぶような音だ。さらに、"Glimmer"では陽気かつレイヴィーなピアノ・サウンドが飛びだすなど、やはりダンス・ミュージックの要素が色濃い。長年の音楽ファンなら、マッドチェスターという懐かしの時代を連想してしまうかも。
bounce (C)近藤真弥
タワーレコード(vol.436(2020年2月25日発行号)掲載)