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J.S.バッハ:カンタータ 第70番≪目を覚まして祈れ!祈りて目を覚ましおれ!≫ 第140番≪目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声≫<限定盤>
カール・リヒター
140番のゆったりしたテンポは慣れるとほかの演奏が軽薄に聞こえるようになる。
フレンチ・コンサート
シャルル・デュトワ、他
デュトワの18番を集めた夢のようなアルバム。華やかで随所に毒が効いた理想的な音色。
ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱付」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、他
52年のニコライの第9。こちらも気合の入った名演ながら、やはり音質は当時のライブの並くらいなので、広くは薦めがたい。
J.S.Bach: St. Matthew Passion / Karl Richter(cond), Munich Bach Orchestra & Chorus, Edith Mathis(S), Janet Baker(Ms), etc
カール・リヒター、他
リヒターの再録音。旧盤があまりに有名なせいかこちらは目立たないが、深い呼吸のテンポは旧盤すら超越する。
ラフマニノフ: 交響的舞曲、交響詩《死の島》、幻想曲《岩》
ヴァシリー・ペトレンコ、他
三曲とも雄大で力強く、よく歌う名演。これらの曲のスタンダードと称してよい名盤。
マーラー:交響曲第10番(クック版)
サイモン・ラトル、他
ラトル2度目のクック版録音。しかもBPOということで万全。
シューベルト:交響曲第8番・第9番<限定盤>
ライプツィヒ放送交響楽団、他
弦楽の強烈な音色がいかにもアーベントロート。細かいミスや音質の不備を気にしてはいけない。
ムラヴィンスキー・ライヴセレクション 1972,1982:ショスタコーヴィチ/プロコフィエフ:エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮/レニングラード・フィル
エフゲニー・ムラヴィンスキー
ショスタコについては各所で言われる通り凄絶さと統率力、音質が相まったベストの録音。チャイコもかなり状態がよく、演奏も覇気あふれる名演。
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー パリのアメリカ人、キャットフィッシュ・ロウ組曲 他
マイケル・ティルソン・トーマス
ノリの良さとこだわりでまずガーシュウィンの最初の一枚に間違いのない名盤。
ラヴェル: 管弦楽名演集
セルジュ・チェリビダッケ、他
壮年期だけあって標準テンポでゾッとするほど美しいラヴェルを聞かせてくれる。ここぞというところの追い込みはフルトヴェングラーを彷彿とさせる箇所もある。
Shostakovich: Symphony No.7
ルドルフ・バルシャイ、他
全集録音もよかったが、これはその一枚上を行く恐るべき演奏。音色からただよう戦慄は多々ごとではない。
ベートーヴェン: 交響曲第5番, 第7番<タワーレコード限定>
山田一雄、他
どちらも山田が指揮台で飛び跳ねる姿が想像できる(実際音がどんどん鳴っている)熱演。
マーラー:交響曲≪大地の歌≫
ヘルベルト・フォン・カラヤン、他
異色ながらパワー満点の完成度高い一枚。
Portrait of a Legend -Klaus Tennstedt :Beethoven/Smetana/Dvorak/etc (1983-91):LPO/etc
クラウス・テンシュテット
選りすぐっただけある凄まじい熱演ぞろい。ここまでくると熱気が細かいミスを覆い隠してしまう。
シベリウス: 交響曲全集
オスモ・ヴァンスカ、他
確かに透き通るような音色と精緻な指揮が凄まじい名盤。ただ、私のようにぼーっと聞くタイプだと地味な演奏にしか聞こえないかも。
ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界より》 シューマン:交響曲第4番
アントニン・ドヴォルザーク、他
隠れた名盤。いずれも正規録音はこれしかないが、重厚で大柄な音楽をVPOから引き出しているのが流石。新世界はやや細部が粗いのだけが欠点。
ベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫<初回プレス限定盤>
カルロ・マリア・ジュリーニ、他
意外にも珍しいBPOの首席以外による第9。ジュリーニの重厚な指揮がBPOの音色をじっくりと引き出す。歌唱がやや雑に聞こえるのが残念。
マーラー: 交響曲第3番、亡き子をしのぶ歌
マイケル・ティルソン・トーマス、他
スローでじっくり聞かせるマーラー。同じスローでもバーンスタインのような粘りではなく安らか。
Marek Janowski en Concert - Strauss, Sibelius, Faure, et al
マレク・ヤノフスキ、他
ヤノフスキのフランス国立時代のライヴ録音集。ドイツものメインでDisc2のみが現代フランスもの。オケの音色の明るさとヤノフスキの堅実さが相まった一風変わった演奏ぞろい。
Classic Library -Prokofiev:Romeo & Juliet (9/1995) :Michael T.Thomas(cond)/San Francisco Symphony Orchestra
サンフランシスコ交響楽団、他
超絶的な表現力の名盤。繊細さから鋭さまで縦横無尽な響きが素晴らしい。
コレクターズ・クラブ 1973年4月6日 パラッツォ・デロ・スポルト・ローマ・イタリア
King Crimson
当時のAUD録音であるため、ましな方とは言え期待は禁物。前半はボーカルが遠くてイマイチだが、インプロ2くらいから怒涛のラッシュに吞み込まれる。とはいえ、せっかく40周年ボックスに入っていない音源を単発で出すならもう少し状態のいいのが他にあるのに・・・。
ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲第16番, 第14番 (弦楽合奏版)<タワーレコード限定>
レナード・バーンスタイン、他
弦楽四重奏は名曲ながら初心者にはとっつきにくいのだが、オケの編曲版でバーンスタインがここまで感動的な演奏を残してくれたのは嬉しいところ。
ブラームス:交響曲第1番 (10/27/1951), ハンガリー舞曲第1番, 第3番, 第10番 (4/4/1952) / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮, NDR SO
北ドイツ放送交響楽団、他
フルトヴェングラーのブラ1ではDG盤やEMI盤と並んで評価の高い熱演。見事な復刻だが最強音で割れるのは当時のライヴである以上仕方ない。
マーラー:交響曲第2番≪復活≫
いまだにこれを超えるものはない超絶的な演奏。ぜひともこれを超えるほど濃厚で凄絶、そしてオケも合唱もハイレベルな演奏に誰か挑戦してほしい。
Beethoven: Symphony No.9 / Wilhelm Furtwangler, Berlin Philharmonic Orchestra
フルトヴェングラーの第9では一番古い、戦前はロンドンでの貴重な記録。戦前の輝けるBPOとの演奏が聴けるのは貴重ながらやはり録音は・・・。
プーランク:初期声楽作品集
フランシス・プーランク、他
仮面舞踏会を筆頭に録音の少ない声楽曲を本場の音色で聞かせる貴重な盤。ただ、曲自体が面白いかというと・・・。
不滅のリビング・ステレオ・シリーズ 25 チャイコフスキー:交響曲第5番 ワーグナー:ジークフリート牧歌
ピエール・モントゥー
モントゥーらしくメリハリの利いた痛快な演奏。もう少し呼吸が深ければ・・・。
ムソルグスキー:組曲≪展覧会の絵≫(ラヴェル編) ラヴェル:組曲≪マ・メール・ロワ≫/スペイン狂詩曲
カルロ・マリア・ジュリーニ
強力なオケで緻密に奏でる理想的な名盤。
ベルリオーズ: 幻想交響曲 作品14、序曲「ローマの謝肉祭」 作品9、ラコッツィ行進曲
ピエール・モントゥー、他
複数あるモントゥーの幻想では最高の名演。モノラルではあるがかなり鮮烈な音質。よく聞くとオケがズレている箇所もあるが、怒涛の勢いにそんなことは気にならなくなる。
チャイコフスキー:3大バレエ組曲 ≪白鳥の湖≫≪くるみ割り人形≫≪眠りの森の美女≫<アンコールプレス限定盤>
驚異的な完成度と濃密な音色で聞かせる名盤。全曲を聞いてみたかった。
1942年ヒットラー生誕記念前夜祭「第9」公演
資料としては貴重な記録。音質は悪いが、全盛期のBPOとの凄絶な演奏。
SIBELIUS:EN SAGA/VIOLIN CONCERTO OP.47(2/7/1943)/BEETHOVEN:CORIOLAN OVERTURE OP.62(6/27/1943):WILHELM FURTWANGLER(cond)/BPO/ETC
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、他
音質はまずまず。フルトヴェングラーの珍しいシベリウスだが、凄まじい熱量で思わず嬉しくなってしまう。
ベートーヴェン:交響曲第3番≪英雄≫ シューベルト:交響曲第8番≪未完成≫
意外にもテンションが高めな熱演。テンポも速めで、往年の巨匠たちとは一味違う。
Wagner: Overtures & Preludes / Adrian Boult
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、他
埋もれた名盤の一つ。過不足なく鳴らし、ストレートに突き進むお手本のようなワーグナー。
ベートーヴェン交響曲第4番/チャイコフスキー交響曲第5番
ヒステリックな音色で切り裂くようなベト4とチャイ5。音質もこのコンビではいい方で、お得なカップリングもあってお勧めの一枚。
ドヴォルザーク:交響曲第9番≪新世界より≫ シューベルト:交響曲第8番≪未完成≫
シカゴ響の性能をフルに使った雄大な名演。
マーラー: 交響曲第8番「一千人の交響曲」
クラウス・テンシュテット、他
テンシュテットらしく粘りづよい芸風のライブ録音。LPOが所々破綻しかかるのはご愛敬。
ブラームス:交響曲第2番
2番だと第4楽章はもっと速い方が好みだが、これはこれで堂々としていて耳の御馳走のような音色で贅沢。
ブルックナー:交響曲第5番(ノーヴァク版)<初回限定輸入盤>
オイゲン・ヨッフム、他
ヨッフム最晩年の演奏ということで雄大で壮麗。音質もよく、名盤と呼ぶにふさわしい発掘。
Overtures - Mendelssohn : Die Fingals-hohle, etc / Furtwangler
ポリドール録音集の復刻。中々の聞きやすさだが、勿論SP時代の音質である。
ムソルグスキ-:展覧会の絵
アルトゥーロ・トスカニーニ
音質はトスカニーニの録音ではマシな方。NBC響のここぞというところの強烈な響きが腹に応える。
ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱」
ラファエル・クーベリック、他
ライヴということもあって丁寧なクーベリックの音楽に熱気が加わり、この曲に必要な高揚感も加味された名演。
ブラームス:交響曲第3番 ハイドンの主題による変奏曲
VPOの美音でこの曲を長々と思う存分堪能できる究極の一枚。
Bruckner: Symphony No.7 WAB.107 [レーザーアナログプレーヤー「エルプ」]
演奏はいつもどおり凄絶かつ深遠だが、流石に音が悪くてまともに聞けない。
ドヴォルザーク:交響曲第9番≪新世界より≫ 序曲≪自然の王国で≫/序曲≪謝肉祭≫
カレル・アンチェル、他
改めてしっかり聞くと第三楽章の音の出し方や第四楽章の間のとり方にかなりの個性を感じる。鋭い切れ味とチェコフィルの美しくも力強い音色を同居させた名演。
スメタナ:連作交響詩≪わが祖国≫
カレル・アンチェル
力強く泥臭い面と美しさ・壮麗さを両立させた決定盤。
シューベルト:歌曲集≪美しき水車小屋の娘≫ 歌曲<ます><春の想い><野薔薇><生産限定盤>
フリッツ・ヴンダーリヒ、他
言わずと知れた古典的名盤。ヴンダーリヒの力強くも繊細な歌声が最高。
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 (10/291951):ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮/VPO
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
DGの演奏に比べてやや荒れ気味。録音も荒れ気味なのでマニア向けになるか。
マーラー:交響曲第5番
ジョン・バルビローリ、他
ステレオ初期の名盤。今聞くと鈍くさく感じるところもあるが、禍々しさと美しさを両立させているのは流石。
ワーグナー:管弦楽作品集<初回生産限定盤>
ノイズは交じるものの音そのものは生々しい。マイスタージンガー前奏曲が最高の名演で、個人的にはこの曲の理想。
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