メンバーズレビュー一覧

ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集<タワーレコード限定> / ラサール弦楽四重奏団

ラサール弦楽四重奏団によるベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲がSACDハイブリッドにて復刻。中でも大フーガも含めた13番や7楽章もの14番などの大曲の演奏が特に素晴らしい。

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夕波千鳥さんが書いたメンバーズレビュー

(全80件)

今ではドヴォルザークの交響曲全集というのも何種類もあるがかつてはクーベリックとこのケルテス盤くらいしかなくしかも双璧をなすものだった。ウィーンフィルとの新世界で一躍世に知られたケルテスのロンドン交響楽団との全集で序曲やレクイエムなど主要曲も収録したお得なBOXです。

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ケルテスによるドヴォルザークのレクイエムとロッシーニのスターバトマーテルを収録した2枚組。ロッシーニの方は確かケルテス急逝後に追悼盤としてリリースされたものだったと思われる。追悼に相応しい曲名だがロッシーニらしくオペラアリアのようなソロが続く明るい曲調。パヴァロッティの歌唱も明るく印象に残る。

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ベルリオーズの幻想交響曲の最終楽章と同じくワルプルギの夜をモチーフにしたメンデルスゾーンの異色のカンタータをアーノンクールが録音した異色なアルバム。ベルリオーズほどおどろおどろしなくメンデルスゾーンらしい合唱曲で一部スコットランドに似た旋律も出て来る傑作だが録音も少なく貴重な録音。

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個人的に初めてメンデルスゾーンの交響曲3番"スコットランド"を聴いたのがこのペーター・マーク盤でそれ以来愛着のある古典的名盤。その時はフィンガルの洞窟のカップリングで両方ともイギリスゆかりの名曲だったので今回のがカップリングが変わってしまったのが少し残念。

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古楽だけでなく最近はマーラーまで録音するベンゲルブロックのシューマン、シューベルト。シューマン晩年のミサ曲は名曲だとおもうのだが録音も少なく残念なだけにこのアルバムは大歓迎。シューベルトのスターバトマーテルの演奏も素晴らしく何と言っても合唱団が秀逸。未完成交響曲のカップリングだがどうせなら合唱曲でまとめて欲しかったと思ってしまう。

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メジャーレーベルではあまり録音のないグリエールだがナクソスやシャンドスレーベルでは人気の作曲家。ダウンズとBBCフィルの一連のグリエール録音の中でもおすすめのアルバムが交響曲3番。80分にもなる大曲でロシアの英雄イリヤー・ムーロメツを描いた交響詩的な作品。

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小澤征爾のストラヴィンスキー作品を集めた2枚組だがオペラ・オラトリオと言われるエディプス王はこのアルバムでしか入手出来ません。サイトウキネンの第一回公演に選ばれた曲だけあって万全の歌手陣も聴きどころで、今は亡きノーマンの名唱は必聴です。

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もう20年にもなるイマージュシリーズからの究極のベスト曲を集めた2枚組。このシリーズの代名詞的な名曲情熱大陸からある年齢層から上の方には懐かしいに違いない金曜ロードショーのテーマ曲までどこかで聴いたに違いない名曲オンパレードでどこから聴いても楽しめるアルバムになっています。

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来日するたびに話題を振りまくラドゥロヴィッチ、読売日本交響楽団との共演も素晴らしかったハチャトゥリアンのバイオリン協奏曲も収録、さらにこのアルバムの注目マルビルはシェエラザード。こちらは原曲を半分くらいに短縮してのアレンジだがもともとバイオリンも活躍する原曲でも聴いてみたいもの。

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五嶋みどりさんがソニーに録音したアルバム10枚を収録してこの価格は非常にお買い得。パガニーニからメンデルスゾーンまで15年近い彼女のキャリアも俯瞰できるのもありがたい。アバドやヤンソンスといった今は亡き巨匠との共演も聴きどころ。

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バーンスタインはリストのファウスト交響曲がお気に入りだったのか2回録音を残しているがこちらは二回目の録音。マーラーの千人の交響曲の最後の神秘の合唱と同じ部分がこちらは男声合唱で使われている。リストの交響詩やピアノ曲に比べると地味な印象だが違ったリストを垣間見せてくれる名盤。

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この時の大阪のシンフォニーホールでのライブを聴いたがステージ後ろにずらりと並んだティンパニとホール4隅の金管バンドには圧倒さるた。まだ若々しい小澤征爾さんの指揮と相まってベルリオーズの大作の魅力を余すところなく表出していて素晴らしいの一言。

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ビゼーに交響曲があったことを知らずにこのビーチャムの録音を初めて聴いた時には引き込まれずにいられなかった。しかもビゼー10代の習作というのが信じられないくらいのみずみずしい作風にたちまちこの曲のファンになってしまった。この録音がカップリングを変えてSACDハイブリッドでの復刻はなんとも喜ばしい限りてす。

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ブラームスの最後の作品はオルガン曲だが作品番号で一つ前の作品がこの4つの厳粛な歌。厳粛という形容がぴったりのブラームスの作風の中でも厳粛な歌曲。フィッシャー=ディースカウによる名唱で3曲目の中で何度も繰り返される死(TOD)という言葉かま印象強く残ります。

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フランスの作曲家ながらドイツ寄りの音楽を作曲したフランクの交響曲のカラヤン唯一の録音にしてこの曲随一の名盤。同じ曲を何度も録音したカラヤンだけにベルリン・フィルとかでの録音を残さなかったのが残念。以前同じフランクの交響的変奏曲とのカップリングだったのがこのアルバムでは割愛。

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フランスものに関しては右に出るものがないデュトワによるサンサーンスの交響曲3番と動物の謝肉祭。40年近い昔の録音だが色褪せない名盤で、オルガンの名手ハーフォードが縦横に活躍する終楽章は圧巻の一言につきる。

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石川セリ

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ジャンル的にはJPOPに分類されている石川セリの武満徹歌曲集。翼はかつてニュース番組のエンディングで流れていたが武満徹とは全く気づかなかった記憶がある。石川セリのアンニュイな歌唱とも相まって一聴忘れがたい余韻を残す名盤。

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ボベスコが来日した際に録音された録音を集めたものでいずれも甲乙付けがたいものだが中でもルクーのソナタはグリュミオーと双璧をなすものではないだろうか。24歳という若さで亡くなったルクーの叙情あふれる名曲を聴くならボベスコがおすすめです。

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グリュミオーの珍しい20世期のバイオリン協奏曲2曲。なかなか最初は馴染めないが聴けば聴くほどに忘れ難くなるベルクの協奏的は名盤が少なく個人的にはクレーメルのフィリップス盤が出色だと思うが現在入手可能なのが無いようなので次席のグリュミオー盤がおすすめ。

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ワルター最晩年のモーツァルト。古楽器主流の現在からすると古いのかも知れないが、そんな古さも感じさせない名盤。このうち4曲の序曲がワルター最後のスタジオ録音となったものでワルター自身最後の自覚があったのかどうかは知らないが偶然ではなく必然な気がする。

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合唱作品を得意としメンデルスゾーンの合唱作品を多数録音しているベルニウスのオラトリオ三曲をセットにしたお得盤。"パウロ"と"エリア"の二曲は録音も少なくないが未完に終わった"キリスト"は短いこともあって貴重な録音。キリストを十字にかけろという場面の合唱などはなかなか迫力がある。日本語訳は付いていないが音楽だけでも充分聴ける。

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序曲だけが有名なベートーヴェンの劇音楽"エグモント"の音楽全曲と戦争交響曲の名前を持つ"ウェリントンの勝利"のカップリング。交響曲7番、8番という名曲と一緒に初演されたウェリントンだが録音も少なくカラヤン盤が決定盤。機関銃の音のステレオ効果も抜群でこんなところにも手を抜かないのは流石にカラヤンだと思わせる。

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ロシア国歌をテーマにしたというゲルギエフによるチャイコフスキー作品集。アルバムタイトルにもなっている"1812年"は大砲の音が小銃のような感じで物足りなかったが、このアルバムで注目なのはカンタータ"モスクワ"。ロシアは合唱が盛んなもののチャイコフスキーの合唱作品は珍しく貴重。歌詞対訳が付いているのもありがたい。

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ナイトフォールとは黄昏時のことらしいがいかにもそんな雰囲気のアルバム。このアルバムのリサイタルでは会場の照明を極限まで抑えてその雰囲気を醸し出していて音楽と合わせた演出と相まって印象に残るコンサートだった。こういう雰囲気のアルバムは一番日本人の心象にしっくりくると思う。

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ワンダーランド

アリス=紗良・オット

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

アリス紗良オットのグリーグのピアノ協奏曲と叙情小曲集とグリーグでまとめたアルバム。グリーグのピアノ協奏曲録音ではシューマンなど他の作曲家の協奏曲とのカップリングが多く正直言うと協奏曲録音の少ない彼女なので協奏曲とのカップリングにして欲しかった気もしないでもない。叙情小曲集では山の魔王の宮殿の超絶技巧が出色。

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いかにもガーディナーらしいこだわりに満ちたシューマン交響曲全集。未完成の交響曲や交響曲4番を版違いで2種類収録していたり、"楽園とペリ"をオリジナル版で収録していたり聴き慣れたシューマンが新鮮に聴こえます。最近ガーディナーはシューマンを再録音しているがこちらの衝撃度はいまだ色あせない。

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イギリス人指揮者ラトルによるイギリス音楽録音集。バーミンガム市響からベルリン・フィルまでにわたってエルガーからターネジまでのイギリス音楽集。個人的にはウォルトンのベリジャザールと交響曲1番がお気に入りだがこのアルバムをはじめ単品では入手不可になっているものも多く貴重なBOX。価格的にもお得。

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ピアニスト、指揮者としてショスタコーヴッチを数多く録音して来たアシュケナージの森の歌が必聴のアルバム。かつて日本の合唱界で盛んに取り上げられたものの最近はなかなか実演でも取り上げられない曲になってしまっているが、暗い曲調の印象が強いショスタコの曲の中でも明るく聴ける曲はこのアルバムにも収録されている祝典序曲と森の歌だと思う。

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ユダヤ系のバーンスタインにはワーグナー録音が少ないがこれを聴くとそれが残念。晩年のバーンスタインらしく実に遅いテンポの長時間収録。初出の時にくらべると価格が驚くほど安くなっているのはありがたいが歌詞対訳が付いていればと思わずにはいられない。

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ジュリーニとアバドというイタリアの指揮者によるムソルグスキー。なんと言ってもアバドによる合唱付き禿山の一夜が必聴。この版を聴き慣れてしまうと現行版がなんともすっきり聴こえてしまうほど。ムソルグスキーを得意としたアバドによる珍しい管弦楽曲もカップリングされていて貴重。

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ムターによるバイオリン名曲集だが、"ツィゴイネルワイゼン"と"タイスの瞑想曲"を除けばそれほど一般的な名曲集には選ばれそうにない選曲なところにもムターのこだわりが感じられるアルバム。ピアノ伴奏のことも多いツィゴイネルワイゼンも伴奏は相性の良いウィーン・フィルだけに贅沢なアルバム。

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ブルックナー:交響曲 第8番

尾高忠明、他

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

幸運にも実演を聴くことが出来た尾高忠明さんと大阪フィルによるブルックナーの交響曲8番のライブ録音。音楽監督就任披露演奏会にあたって選ばれた曲だけに両者の一体感も感じさせたライブだった。

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尾高忠明さんと札響による現代作曲家3人の作品集。武満徹の"波の盆"と"乱"が秀逸。武満作品でも美しい旋律美の波の盆だが個人的にはこのドラマを見たことが無い。映像と合わせてみたいものだかDVDでも手に入らないのが残念。

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吉松隆の調性で読み解くクラシック

吉松隆

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

クラシックの交響曲に必ずと言って付いてくるハ短調やハ長調などの調を実にわかりやすく解説してくれた吉松隆さんの好著。個人的には実際音楽を聴いても調はわからないが、作曲家がこの曲に何故この調を付けたのかなど考えながら聴くのも面白いと感じさせてくれた。

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何故かブラームスの交響曲の録音を残さなかったシノーポリの管弦楽伴奏付合唱曲集。ドイツレクイエムのほかに録音の少ない"リナルド"やブラームスとしては明るい"勝利の歌"も収録した3枚組でチェコの合唱団の合唱も美しく"悲歌"の美しさは必聴です。

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チャイコフスキーの叙情的オペラの決定盤。レヴァインが珍しくシュターツカペレドレスデンを指揮したものでこの前亡くなったフレー二のロシア語歌唱も素晴らしいアルバム。

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いかにもメトロポリタン歌劇場と言った感じの豪華な舞台演出によるプッチーニのトゥーランドット。日本語字幕が出ないのは残念だがトゥーランドットの映像としては断然おすすめのDVD。ユニバーサル系はBlu-ray化があまり進んでいない気がするのが残念。

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幅広いレパートリーを誇ったフィッシャー=ディースカウがオルフェオに録音したヴォルフとレーガーのオーケストラ伴奏の歌曲をセットにしたありがたいお得盤。レーガーのレクイエムなど貴重な録音、後期ロマン派の対照的な作曲家の聴き比べも一興です。

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ティーレマンのブルックナー交響曲7番がメインのアルバムだがワーグナーの使徒の愛餐が聴けるのが貴重。タンホイザーと同じ頃の作品で巡礼の合唱などが好きな方には是非聴いて頂きたいワーグナーの隠れた名曲。

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バッハの印象が強いグールドのワーグナーの作品集。ジークフリート牧歌はピアノ編曲版とオーケストラ版の2つが収録されているがオーケストラ版はグールドの指揮で最後の録音となったもの。実にゆっくりしたテンポだがピアノ演奏の姿勢も独特のグールドがどんな指揮姿だったかが気になる。

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日本にもしばしば来日しているロフェはフランスものを得意としているがこれもフランスもの。デュカスの魔法使いの弟子という名曲とルーセルの珍しいバレエ音楽"蜘蛛の饗宴"の組み合わせ。ルーセルのユーモラスなバレエを見事に表出しています。

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ラトル指揮によるホルストの冥王星付き惑星は、よくある未完成の作品を補筆完成しているものではなく、ホルストが作曲した当時発見されていなかった冥王星を作曲したもの。蛇足と言えば蛇足だがこれはこれで面白く、カップリングの宇宙をテーマにした新曲4曲も貴重なアルバム。

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コープランド自身とも親交のあったバーンスタインのコープランド交響曲3番。アメリカの交響曲史上の最高傑作とも呼ぶべき大作で、バーンスタインとコープランドが肩を並べたドイツグラモフォンの名盤は残念ながら廃盤のためこちらをおすすめします。

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鉄オタ必聴アルバム"鉄道をめぐるクラシック"が待望の再登場。オネゲルのパシフィック231以外はクラシックマニアでも知らない曲が多くクラシックファンにもおすすめのアルバム。

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バックハウスの死の一週間前の最後のライブ録音ながらそんなことも感じさせないバックハウスならではの骨太な演奏。体調不良のためベートーヴェンのソナタ18番は4楽章が演奏出来なかったというがそこまでして演奏する気概には驚かざるを得ない。

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マゼールのワーグナーの序曲集と歌詞なしのタンホイザー組曲を合わせた2枚組。タンホイザーはマゼール自身が編曲したもので"ニーベルングの指輪"にはよくあるがタンホイザーには珍しい。オペラ全曲を聴く前よりも内容を知った上で聴く方が面白みはある。

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サンサーンスのレクイエムと交響曲3番というともにオルガン活躍の2曲をカップリングしたアルバム。サンサーンスのレクイエムは他に録音がほとんど無く、確かに傑作と呼べる出来では無いが最後のアーニュスデイは印象に残る。

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バレンボイムは2度ブルックナー交響曲全集を完成させているが2度とも合唱曲のヘルゴランドを録音している。交響曲9番と同時期に作曲された作品でシンバルも含んだ大編成オケ伴奏の合唱曲はブルックナーのファンには是非聴いていただきたい曲。

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リパッティのブザンソン・ライブの新たな音源によるリマスターで70前の録音ながら驚くほどの臨場感のある音質。EMI音源のものよりは割高価格だがそれだけの価値は十分にある。

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カラヤンの最後の録音となったブルックナーの交響曲7番。本人は意識して最後にした訳ではなく結果として最後の録音になったものだが、それでも最後と呼ぶに相応しいカラヤンの集大成的な名盤。ブルックナー7番の中でもベストの一枚。

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