1944年6月8日生まれ、米・オハイオ州カントン出身のシンガー。本名はウィリアム・ロイス・スキャッグス。高校時代に音楽活動を始め、卒業後にバンドを結成。陸軍入隊を経て、ザ・ウィッグスを結成。渡英後、スウェーデンに滞在し、65年に『ボズ』でアルバム・デビュー。その後、旧友スティーヴ・ミラーのバンドに参加。76年のアルバム『シルク・ディグリーズ』が全米2位のヒット。「ロウダウン」「ウィア・オール・アローン」などの名曲を生み、以来AORブームの中心人物として名を馳せる。2003年以降はジャズにも傾倒。2018年、『メンフィス』『ア・フール・トゥ・ケア』に続く“原点回帰三部作”『アウト・オブ・ザ・ブルース』をリリース。
2012/07/30 (2018/07/30更新) (CDジャーナル)