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第85回 ─ J・ディラ、最高の音楽をありがとう!!

時代に名を刻んだディラ・クラシック!!

連載
360°
公開
2006/04/06   14:00
更新
2006/04/06   21:37
ソース
『bounce』 274号(2006/3/25)
テキスト
文/河野 貴仁、出嶌 孝次

1. THE PHARCYDE 『Labcabincalifornia』 Delicious Vinyl(1995)
グループの2作目にして西海岸ニュー・スクール勢から生まれた屈指の名盤。〈平均台の上~〉というフック唱も鮮烈なディラ製の“Runnin'”は超古典ナンバーだ。
(河野)


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2. DE LA SOUL 『Stakes Is High』 Tommy Boy(1996)
この後も名曲“Thru Ya City”などをモノにしているデ・ラ&ディラだが、ここでは表題曲にて初合体を果たした本作を紹介。弾むラップとの好相性も光る。
(出嶌)

3. A TRIBE CALLED QUEST 『The Love Movement』 Jive(1998)
10年後も20年後も愛される作品をクラシックと呼ぶなら、ATCQの今作もそう呼べる。ディラはウマーの一員として前作に続いて多くの曲制作を担った。
(河野)

4. Q-TIP 『Amplified』 Arista(1999)
近未来感と洗練美を絶妙な塩梅で混合させたブラックネス──全編でディラと組んだQ氏の初ソロ作で描出された色合いは、Q氏よりもディラの手腕によるところが大きかったはず。
(河野)

5. ERYKAH BADU 『Mama's Gun』 Motown(2000)
言わずもがなのネオ・ソウル傑作だが、時に〈スピリチュアル〉と表現されるバドゥイズムも、ディラを含むソウルクェリアンズの後ろ盾があってこそ輝いたのである。
(河野)

6. BUSTA RHYMES 『Genesis』 Flipmode/J(2001)
デ・ラやコモンと並ぶ頻度でディラを起用していたのがバスタ。ここでは硬質な“Make It Hurt”を収めた今作を紹介。来るべき新作にもディラは参加してるのかな。
(出嶌)

7. T-LOVE 『Long Way Back』 Virgin(2003)
見過ごされがちながら、4曲をディラが手掛けた才女の快作。蒙昧感に満ちた“Who Smoked Sunshine?”などは、この年のディラにとってもベスト・トラックだと思う。
(出嶌)

8. COMMON 『Be』 Gettin' Out Our Dreams/Geffen(2005)
ミレニアム以降のコモンを語るうえで欠かすことのできない異能プロデューサー=ディラの名は、この最新作でも2曲のクレジットに刻まれている。
(河野)