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第14回 ─ シティー・ポップ

第14回 ─ シティー・ポップ(4)

連載
Discographic  
公開
2003/05/29   17:00
更新
2003/06/12   17:42
ソース
『bounce』 243号(2003/5/25)
テキスト
文/小野田 雄

新たな解釈で聴かせる、現在のシティー・ポップ その1


SING LIKE TALKING
『Togetherness』 BMGファンハウス(1994)
トレンディー・ドラマとシティー・ポップはバブル崩壊とともに姿を消した……と思ってたところに現れた再生工場。スウィートな恋愛風景と、AORや同時期のソウルを感じさせる洗練されたメロウネス──かつてのスタイルを忠実に継承した彼らが支持されたことによって、シティー・ポップの有効性が実証された。(久保田)

GREAT 3
『Richmondo High』 東芝EMI(1995)
2001年の『May and December』をはじめとするシカゴ録音の近作は一概に括れにくいが、このデビュー作には若さ溢れる瑞々しいシティー・ポップ感が。ロックンロールからグルーヴィーなAOR、シールズ&クロフツのカヴァー“想い出のサマーブリーズ”に至るまで絶妙なセンスで構築。そして名曲“Oh Baby”に思わず涙。(栗毛)

スガ シカオ
『Clover』 ユニバーサルJ(1996)
力強くキャッチーなメロディーとスライ・ストーン譲りのグルーヴを携えて、ヒット・チャートを駆け抜ける男。ブラック・ミュージックを愛しても、それに媚びない独自のスタイルこそ、シティー・ポップの伝統芸。ニュー・ソウルをJ-Popに昇華した山下達郎や、Pファンクさえ超越した吉田美奈子の正統な後継者。(栗毛)

堂島孝平
『サンキューミュージック』 トライアド(2001)
爽快リズムで痛快ダッシュ、甘酸っぱいメロディーには胸つまらせたり。いつまでも少年の輝きを失わないスカイ・ドライヴァー、堂島クンがポップに弾けまくる瞬間、流星ギター&ストリングスが駆け抜けていく。スカパラ×レピッシュ×EL MALO選抜バンド、GO-GO KING RECORDERSのみんなも、その青さに賭けてるんだから。(萌木)

Paris Match
『type 3』 aosis/ビクター(2002)
スタイル・カウンシルのフェイヴァリット・ナンバーをユニット名に街へ出た彼女と2人の彼。ボズ・スキャッグスとジョージ・ベンソンを引き合いに、アーウィン・ショーっぽい物言いで束の間のリゾート周遊を楽しむという大人のアフェア。途中、オマーのカヴァーを交えて有閑ドライヴは続く。高速を滑るあいだ、ずっと囁いていて。(萌木)

MOOMIN
『In My Life』 NeOSITE/キューン(1998)
ホームはレゲエだが、ジャンル問わず歌いこなせるマルチ・スタイルのシンガー。その甘い歌声のせいもあって、オリジナル楽曲はどことなく80'sポップスの雰囲気。本作に収められた山下達郎“WINDY LADY”をはじめ、のちの“雨のウェンズデイ”や“夏の終わりのハーモニー”といった名曲カヴァーは味わい深し。(栗毛)

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