カスタマーズボイス一覧

BBCレディオ1 ライヴ・イン・コンサート / New Order

彼らはNYでのナイトクラビングで触れたダンスミュージックを自らの音楽性に取り込みエレクトロダンスという音楽を創り上げた。このスタジオライブではジョイディヴィジョン時代にも取り上げたV.Uのシスターレイをカバーしてる。代表曲のブルーマンデーを演ってない事を除けば選曲も良く完全にラリッてる(英国営放送でのライブなのに…)バーニー以外は(彼らにしては)演奏も安定してる。全盛期のニューオーダーのライブが聴けるのはコレ以外にはBOX「レトロ」かブートレグぐらいしかないのでファンならマストだと思う。

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QTAROさんが書いたカスタマーズボイス

(全1102件)

このバンドは歴史上のサイケデリックPOP?の頂点に立ってるかも。これほど高次元でPOPとエクスペリメンタルを両立させてるのは多分いないはず。コレは美メロPOPとEARやタンジェリンドリームみたいな音響を融合。作風は作品毎に変化してて初期はボアダムズフォロアでアヴァンギャルドなノイズ。キャンプファイアソングという作品はフリーフォークというより悪ふざけ…好きだけど。

前作でガッカリした人に聴いてほしい。手癖だけで書いたような曲ばかりでつまらなかった前作より確実に曲のクオリティは回復してるし…目新しさはないけど長く聴ける作品だと思う。オマケのDVDは140分超も入っててお得だし通常盤ではなく300円上乗せしてコッチを買うべし!面白い仕様だけど任意で観たいものが観れないのは不満かな…結局、PVは何曲入ってんだろ?

高いが内容は最高。あえて追加収録曲を別ディスクに分けたのもオリジナルを尊重した拘りが感じられて好感。無理に編集して組み込んだり、本編終了後にボートラなんて流れが壊れて興醒めしてしまうからね。BBキングとアイク&ティナのディスクも素晴らしい。DVDはコンサートがフル収録なら最高だったけど楽屋に訪れたジミヘンとテイラーの絡みが観れるだけでも価値がある。

この人は電化マイルス期のマイルスデイビスバンドでギターを弾いていた人。ジミヘンとも交流があり彼とは度々セッションをやる仲だったそうだ。雑誌ローリングストーンの史上最も偉大な100人のギタリストというランキングにジャズロック/フュージョン系のギタリストで唯一ランキングされた人物でもある。コレは一番ロック度が高い作品で電化マイルス&ジミヘンのエレクトリックレディランドの影響下にある作風。電化マイルスよりアグレッシブなロックで素晴らしい。電化マイルス、ジミヘン、ジャーマンプログレなどが好きな人にはツボだと思う。オススメ。

コレは凄い!!リマスター盤でこれほど満足した物は中々無い。音をいじりすぎてオリジナルにあった味がなくなる本末転倒なリマスター版も多いけどコレは音圧、音質、音の分離、全て最高!この作品はこう鳴るべきだったんだなと感じる。CDはアナログ45回転の音の良さには足元にも及ばない中途半端なフォーマットなんだけどコレはオリジナル12インチ/45回転にかなり近づいたんじゃないかな?だけどわざわざ三枚に分割してブリキ缶に入れられたコレを聴くのは非常に面倒臭い。そこが難点。

いまだに商品になり得るレベルの完全未発表の音源なんてあるの?今年から8年に渡ってジミヘン音源のリミックス&蔵出しするそうだけど第1弾は噂になってたお蔵入りしてたロイヤルアルバートホール公演の映画の5.1チャンネルリミックス&リマスタリングでのDVD化じゃなかったのか…音源があるのならLAフォーラム、ウィンターランド、バークレー70'1st&2ndショウ完全版、オークランド69'、レインボーブリッジなどの正規盤を出して欲しい。それとこの大不況なのにいくらDVD付きでもオリジナルアルバムの再リマスター盤は高過ぎ。

ホワイトアルバム以外のモノはステと併録しても一枚に収まるんだからコレにモノ、ステ両バージョン併録して出すべきだった。解散後に作られたステとか省けばほぼコンプリート音源BOXに出来たのに殿様商売し過ぎ。そしてちゃんとリミックスしたBOXを別に出せば良かったと思う。それだったらリミックスはオリジナルの価値を軽視、改悪する物というファンも納得するはず。プロデューサーやメンバーがノータッチで作られたやっつけ(初期6作)ステは出来が悪くて無かった事にしたがってる程だし、聴きづらい。

高過ぎ。それとマスターの劣化度の違いでタイトルごとの音質に差が有り過ぎ。最近まで正規盤だった初期4作、サージェントは良好だけど後は劣化してる。目当てのリボルバーとレボリューション(シングル)の劣化が酷くてガッカリ…サージェントはステのような気をてらった音楽ではなくパワフルなバンドサウンド。テープの継ぎ接ぎや音効処理に雑さが目立つステとは違って丁寧に作られてる。キテレツ度が低いから物足りない人もいるんだな。ホワイトアルバムはヘルタースケルターや口ベースの曲、レボリューションが良かった。

ポップスのクリスマスアルバム史上最高傑作でポップミュージック史上に残る大傑作。ひっそりと09年にリマスタリングされてるけど個人的にはコレ(09年盤)はイマイチ。音質は格段に良くなってるけど楽器音&残響音が引っ込んでVo.だけがやたら大きい…最早コレはウォールオブサウンドじゃないよ…スペクターサウンドの豊かな中音域の魅力が無くなってる…少し音は荒れてるけどコレよりスペクター本人がリマスタリングした02年盤がオススメ。本人に再リマスタリングやらせるべきだろうけど現状じゃ無理だしね…

コレ、以前に発売予定だったけど発売寸前で中止にされたやつだよね?買おうと思ったら何処も廃盤扱いになってて買えなかった…今度こそはちゃんと発売してほしい。動画サイトなどで断片的に視れるコレの国外盤から抽出したと思われる演奏映像などは素晴らしいからCANファンならマストバイなDVDだと思う。貴重な動くダモが観れるんだからね!

何故か人気作なのに長らく廃盤になってた(版権の問題だったのだろうけど…)コレがついに再発(5年ぶりくらいかな?)される。コレはオクでもかなりのプレミアが付いてたから欲しくても買えなかった人が多いだろう。そういう人もそうじゃない映画好きも激安だから今の内に買っとくべき。タランティーノといえばコレとレザボアドッグスだからね。最近の微妙なのしか知らないならコレを観て往時のタランティーノの才気を感じて欲しい。これこそタランティーノらしい下品でオシャレな映画。

コレはセルジオレオーネの夕陽シリーズ3作品を収録したBOXで特に夕陽のガンマン、続夕陽のガンマンは映画史上トップクラスの名作で世紀の大娯楽作。今やこの名前に有り難みは無いかもだけどタランティーノは続夕陽のガンマンを生涯最高の映画に選んでた。タランティーノ映画が好きならコレは一度観ていた方が良いかも?今回の完声版は以前は途切れ途切れだった吹き替えが完全収録になった物。昔のは途切れすぎて吹き替えで観るのは苦痛だった…やはりイーストウッドの声は山田康雄に限る!

レコード起こし=盤起こしって言ったら判るかなぁ?マスターから作ったものじゃなくてレコードを再生した音源から作ったもの。マスターが消失した作品や一枚千円とかで売られてるインチキっぽいCDはコレが多かった…音がのっぺりして立体感がないのが特徴…っていうかこの「クリムゾンキングの宮殿」は一体何パターン出せば気が済むんだ!?しかも段々新バージョンを出すスパンが短くなってるような…次は何だろう?まさか再リマスタリングしてファイナルを無かった事にする気なんじゃ!?

00年代最高のハードコア作品のJane Doeに次ぐ大傑作。しかしハードコアパンク直球勝負なのでジェーンドーのような深みはないかな…楽曲はストレートなハードコアがメインでメタルっぽい曲は減った。曲はハードコアでもギターの音やリフはメタルっぽい。だけどメタルコアや最近のメタル寄りのハードコア(≠パンク)とは違う…なんとも形容しづらいけどそれこそが彼らの特徴。音作りは彼らの作品で最も洗練されててそこが鼻につくかも?だけどジェーンドー以降の作品がイマイチだった人は最高の作品なはず。

エクスペリエンスヘンドリックス社が公式盤認定してるライブ盤で一番素晴らしいのはコレ。しかしコレよりエクスペリエンスヘンドリックス社が版権を管理する前の同公演盤「ジミプレイズモンタレー」の方がギターに迫力があって良かった。オープニングのブライアンジョーンズによるバンド紹介がきっちり入っててバックの演奏やジミの歌等が聴きやすいのはリマスタリングで音の分離が良くなったライブアットモンタレーだけど。どちらの盤にしろ野心に満ち溢れたジミ以下メンバーの気合いの入った演奏、特にキリングフロアは最高。

ファンクやラテン風味がまぶされたテクノポップ。CMでジニアスオブラブが使われててその時はコレ何だったかなぁ?と思い出せなかったけど思い出した頃にはCM自体が終了してた…そうなると無性に聴きたくなって買った。クラフトワークやYMOが好きなら安いし(千円ポッキリ!)買い。因みにコレはトーキングヘッズのリズム隊男女がデビットバーンが中々仕事しないから暇潰しに作ったバンド。評判が良かったからこの後も続いた。米米CLUBはこのバンドの言い間違いから名前を付けたんだって…

先に権威主義を振りかざしてたのはどっちだか…そんな事言っても堂々巡りだけど。ジミがよほど好きな人じゃないと映像版も退屈でしかないと思うよ?コレがお得だと思って初心者が手を出すと火傷するよ。演奏の内容はジミのキャリア中最低かもの出来だからね。自分も2CD1DVDの国内盤を持ってるけどね。コレより観てほしいのはモンタレーだな。ウッドストックはハイライトでジミが出てくる映画ウッドストックの方が良いかな?ジミが好きならライブアットウッドストック映像版は必見だけど。

コレはボウイのキャリアで最大の黒歴史にされている作品。熱心なボウイファンで低迷期の80年代の他の作品を評価する人にも酷評されるほど。むしろそれほど熱心ではない音楽ファンからしか評価されていないといっても良い。しかしタイトルトラックは英米同時1位と大ヒット、商業的には過去最高の成功を収めた。好意的にみてもタイトルトラックだけはマシという出来栄え。85年のミックジャガーとの共演「ダンシングインザストリート」はその悲惨な出来栄えから双方から無かった事のようにされてる。

リマスタリングで分離が良くなって低音が持ち上げられてるけどどうなんだろ?オリジナル(US版に沿ったエレファントストーンとフールズゴールドが入った13曲のリイシュー盤ではなく11曲のやつ)の方が音は良いと思う。コレのマスターはプレスを重ねる事に劣化するアナログマスターなのかな?オリジナルはクラブで掛けられる事を想定してわざと平坦な感じにミックスされてるから爆音で聴かなきゃ真価は発揮されないけど。出来ればオリジナルアナログ11曲版を爆音で聴いてほしいけど手に入らないだろうな…

このアルバムは史上最高という評価があると共に史上最大に過大評価された作品として雑誌のランキングで挙げられる事が最も多いというのは昔から音楽を聴いてきたファンなら知ってる人は多い。最近ならニルヴァーナのネバーマインドとかピストルズのネバーマインドザボロックスとかも常連だね。珍しい情報でもないはずだけど…最近のBBC(ブリティッシュブロードキャスト)リスナーアンケートでは過大評価6位だった…知らない人はコレやモノリマスターの情報や評価等を他のサイトで色々見てみたらどうかな?

作品的には★1つ。生前最後から二番目のライブだという歴史的な価値を含めても★2.5…ジミに初めて触れる人はスマッシュヒッツか金があったらジミヘンドリックス&エクスペリエンスの1st~3rdから聴いた方が良い。低調だと言われるウッドストックでもヴードゥチャイルド~アメリカ国歌までは神が降りてきてる。しかしコレは一度も閃きがないまま終わる…映像版は「こんな衣装着てたんだ」とか「こんな編成だったのか」とか「顔色悪すぎ」とか判る。しかし最後まで観るのは苦痛でしかない…

ステレオBOXは通常販売だからじゃなくてダブつきすぎてて初回プレス分が捌けず発売後数日で安売りされてたけど?もしかしてこのモノ版はステレオと同じテイク、同じ楽器バランス、エフェクト処理された音源を単一出力化してるだけとか思ってるの?DVDとCDのサンプリングレートの違いによる情報量の差とは意味が違う。DVDはCDでサンプリングレートの関係でカットされた不可聴音域を切らずに収録したり、同じマスターから5.1チャンネルにリミックスし直してるだけだから同じ作品の別バージョンだけど。

このバンドのこのサウンドはラブレスを拡大再生産し続ける凡百のシューゲイザー(ニューゲイザー?)バンドとはモノが違う。やっとラブレスの次のサウンドを提示するバンドが出てきたって感じだな。惜しむらく点は曲が平凡だという事。しかしそれでもカサビアンだとかの最近のUK中堅どころなんかより遥かに上だと思う…ダンスやストーンローゼスとかは感じなかった。確かにダンスミュージックの技法を使ってるけどジャンルとしてそれを消化してる感じではなく普通にあるものとして使用してる。

ミカバンドは日本では放置されててクリストーマスのプロデュースもこのロキシーミュージックとのUKツアーもバンドが自分達だけで決定した。ツアーに行くのに会社が金を出さないから某航空会社に「内袋に鶴のマークを入れるからチケットをくれない?」と交渉しOKを貰って会社に許可を求めたら「他所の会社の宣伝は困る」と却下され「それなら金を出してくれ」と言って渋々ツアー費用を出させたらしい。コレも公式にライブ録音されたのではなくバンドがモニター用にライン録りした音源からの商品化。

よくミカバンドの結成時のドラマーはつのだ☆ひろとか言われるけど間違い。つのだはレコーディングに参加しただけでミカバンドと名乗った時からドラマーは高橋幸宏だったと加藤は語ってる。2ndがクリストーマスプロデュースなのは無名時代のブライアンフェリーと食事をした時に紹介された本人から直々にプロデュースさせてくれと頼まれたから。後のヴァージングループ総帥のリチャードブロンソン(当時はただの一レコード店オーナー)は黒船リリース時に自分の店で全面的にミカバンドフェアを行ったほどの大ファン。

バンドや作品の知名度ではなくコレの出来のみで否定的な評価した人も沢山いるけど「コレはロック史上最高傑作だと評価されたのに評価しないのはおかしい」と言うのは自己矛盾。しかも評価されたのはコレじゃなく当時の正規盤のモノ。ステレオ版はダビング劣化の問題からモノより多くの音がオミットされてたり、陳腐なステレオ効果のために失った音質、音圧、楽曲の出来などデメリットが多すぎる。ピーターバラカンはビートルズが好きなら友達から金を借りてもモノBOXを買うべきだって。

昔、イギリスにJAPANというバンドがいて、なんでそんな名前にしたかというとメンバーがサディスティックミカバンドの大ファンで日本に憧れを持ったから。JAPANのドラムは高橋幸宏を師匠と慕ってる…ミカバンドが前座としてツアーに同行したロキシーミュージックのライブでは観客の度重なるアンコールに応える内に会場の使用時間が無くなってロキシーが数曲しか演奏できなくなった事も…余談だけどYMOが早くからイギリスで注目されたのはミカバンドのユキ(高橋幸宏)の新バンドだと宣伝されたから。

このステレオはポールマッカートニー、ジョージマーティン、ブライアンウィルソン、フィルスペクター、大瀧詠一、山下達郎等によりモノに劣ると評価されてる。ジョンレノンはモノやステレオ以前の問題でこの作品自体に否定的だったりする。ステレオしか聴いた事のない人や若い評論家等にも珍盤扱いされたり良さは判らないけど評論家が絶賛してるのだから素晴らしいはずだという意見も多い。評論家が絶賛したのはこのステレオではなくモノなのでそう評価する人達の意見もあながち間違ってるとはいえない。

しばしコレは史上最も過大評価された作品に挙げられる。記者に「稚拙なステレオ効果を強調しただけでサウンドや楽曲は優れてない。リボルバーやアビーロードの方が遥かに上だ」と言われたジョージマーティンは「貴方はステレオ版しか聴いてないのだろう。アレが我々が誇りを持ってビートルズの作品として世に送り出した物なら貴方の意見は正しいが我々が完成品として考えてるのはモノ版(発表当時、正規盤だったのはモノ版)でステレオ版は当時の機材等の限界による妥協の産物だ」と…

プロデューサーやメンバーはコレのステレオはピンポン録音によるテープの限界(当時はステレオ用のテープは存在せずモノと同じ物。モノが100なら、それをLR2分割した(当時の)ステレオはピークレベル、音質がモノの約半分)などで想定した音像を実現できなかった。完全版はモノでステレオはモノの8割程度の情報量、6割の音圧の不完全な作品と語ってる…だからモノでしか鳴ってない音も沢山ある。4トラMTRではまともなステレオ効果は得られない。ステレオを強調するためのSEのパン効果も稚拙だと否定した…

ヘンドリックスエクスペリエンスの版権が来年ソニーに移動する。その手土産代わりにお蔵入りしていたロイヤルアルバートホール公演の映像がDVD化されるという噂が。なんとマスタリングや編集が終わってるという未確認情報まで…オリジナルアルバムもDXエディション化するんだって…よくジミの生涯最高ライブに挙げられるロイヤルアルバートホールよりもコッチのLAフォーラムの方が演奏にムラがないし怒気を帯びた迫力があって好きだな。バンド末期の殺伐とした雰囲気が集中力と迫力を生み出した原因だと思う。

先の方へ↓それがビートルズやジョージマーティンのいない所で短時間で適当に作られたというオリジナルのステレオミックス通りの音なのだそうなので回収はされないと思います。各楽器のバランスや音の定位が悪く、更にはNGテイクを使われていたりするのでビートルズやジョージマーティンは(1st~ラバーソウルまでの)初期ステレオを自分達の意に沿わぬ作品だとして認めていないとの事です。だからビートルマニアの人達はステレオではなくモノをレギュラー作品にするべきだったと憤ってるのだそうですよ。

コレに収録されてるTomorrow Never Knowsのモノミックス(オリジナルのアナログ)を某動画サイトで聴いたんだけど凄かった。ステレオなんて足元にも及ばないくらい迫力があるアヴァンギャルドな音像でビートルズの本気を感じた。 BEATLES MONO で検索したら出てくるしトゥモローネバーノウズを視聴すると関連する動画でステレオミックスも出てくるから興味があれば聴き比べてみて欲しい。自分はコレのモノなら欲しいけど、ステレオ版は音が細いし完成度という点でモノに劣ると感じたので欲しくない。

国内盤は紙ジャケでアウターケース付き。アウターケースにエンボス加工でTHE BEATLESと浮き彫りされてる。中は4つ折りで各面にライナー、CD1、CD2、ポスターの縮小版が入ってる。不満なのが30周年記念の紙ジャケにはナンバリングの印が押されてたのに今回は無しなのと、なにより酷いのが中のジャケの表紙にアップルレコードのマークが入ってる事。これには興醒め。印は初回盤は打って欲しかった。内側のジャケはブッチャーカバーにして欲しかったけど解説でも無かった事にされてるし無理なのかな?

しかし高いなぁ…買いに行ったら輸入盤が売り切れてて仕方なく国内盤を買ったんだけど、いくらなんでもボり過ぎ。新譜で2枚組でも高くて3500円、普通は3200~2800円、安けりゃ2200円位かな…いくら4年掛けてリマスタリングしたにしてもリイシューでこの値段はなぁ…音はかなり良くなってる。しかし想定の範囲内の変化。4年も掛けたというほどの凄さは感じられない。コレじゃなくって録音が良い作品は違うかもしれない…コレしか買わないから判らないけど。

09年再リマスタリング盤で絶対のオススメはコレ!前回のリマスタリング盤のスティッキーは音が平坦で魅力に乏しい感じだったけど09年版は音にメリハリが付いて立体的になってる。その代わり何故か少し音質がザラッとした感じになった。09年版はかなり以前の物より迫力が増してる。別物に近い変わりっぷり。しかし特にスティール~以降の物は中音域にモヤが掛かったような、こもったような感じがする。低音域の膨らみが出てアナログに近い音になったけど、その影響なのかもしれない…

99年にリマスター盤が出て最高傑作に挙げる人が増えた。前のはノッペリとした音像で、コレの何処がダブなんだろ?って感じだったけどリマスタリングで音の分離と低音がUPして魅力であるダブ的な残響音や重低音の魅力が引き出されてるからだと思う。だけどビギナーにはオススメしない。コレはデタラメなアイデアのガラクタが投げっぱなしにされたような作品だから…最終面(2枚組ならCD2-13~)は狂いきってるし…せめてバンクローバー、ハマースミス、レディオクラッシュみたいな曲が入ってたら…

ビートルズは苦手なので余り知らないけど確か大瀧詠一だか山下達郎だかはサージェントペパーズはモノの方が素晴らしいって言ってた気がする。記憶が確かなら完全にステレオのみになったのはアビーロードからでは?当時はモノはモノで録音&ミックス、ステレオはステレオで別に録音&ミックスするか、モノ音源を擬似ステレオ化するのが主だったはず。だからマニアが必死でレアなモノ盤を探したり復刻版CDにモノ&ステレオ両方収録したりする。だからステレオリマスターBOXよりむしろコレの方が買いなんじゃないかな?

ポストパンク期を代表する作品といえばジョイディヴィジョンのアンノウンプレジャー、PILのメタルボックス、ワイヤーのピンクフラッグ、ギャングオブフォーのエンターテイメントにコレだな、コレは90年代に再発されるまでずっとカタログ落ちしていた作品で幻の名盤と言われていた物。以前は2nd、3rdの方が手に入りやすかったんだけど逆に現在はそれらがカタログ落ちして入手困難になってる。メンバー間の権利関係のいざこざが原因らしいんだけど…マーク師匠…頼むよ…

セックス&ドラッグ&ロック&ロールを日本で体現したらオ◯オさんのようになるので、若い人は真似しないように!セックス&トランプ&ロック&ロール程度にしときましょう。セーフセックスも忘れずに…勿論若くない人もドラッグなんてやっちゃダメですよ!あっこの作品は良いですよ。独特の味があるフェイクファンクといった感じでしょうか?イアンデューリーのオリジナルアルバムを聴くなら初期の作品がオススメです。特に2ndは最高傑作です。

コレって確か使われてる写真が人権団体からのクレームか権利関係で揉めて輸入盤、国内盤共に全てカタログ落ちしてるんだよね?ロック史上に燦然と輝く名作なのに手に入らないなんて酷い…09年のローリングストーンレコードからの作品全作リマスタリングからも洩れてる…リマスタリング作品第2弾5作品の目玉だったはずなのに…後でコレだけ出すといってるけどリリースの日程すら不明…早くどうにかしてください…

コレと前作、アラウンドザワールドインアデイは本当に素晴らしい。こんな前衛的な音楽がメインストリームの音楽として流通してたんだから80年代も捨てたもんじゃなかったのかも?アラウンド~とコレでパープルレインで掴んだ一般リスナーをかなり失ったらしいけど…しかしプリンスの作品で後世に残る名作はアラウンド~とコレでしょう。パープルレインとサインオブザタイムも名盤といわれるけど好みじゃないなぁ。中古盤でパープルレイン、アラウンド~とコレを1枚480円で購入した自分が偉そうに言えないけど…

何故2ndを飛ばして1stとコレだけが国内盤化されるんだろ?コレよりも(恐らく)盤起こしによるペラッペラで最悪な音質の2ndをリマスタリングして国内盤化して欲しい…このバンドは後期メンバーからソニックブームを抜いて後のスピリチュアライズド(更なるメンバーチェンジを経て現在は元スペースメン3はジェイソンピアースのみ)になる。センスでソニックブームに遥かに劣るジェイソンの、大袈裟なストリングスが癪に障るスピリチュアライズドよりソニックが仕切ってた嫌がらせじみた反復リズムのスペースメン3の方がブッ飛べる。

くるりは好きだけどコレは面白くない。個人的にワーストだったNIKKIもベタな歌物60sPOPだったけど曲は良かった。しかしコレは曲がつまらない。くるりらしい曲ではあるけど癖だけで書いてるような気がするので、前に聴いた事のあるような曲が多くて新鮮味がない。岸田の他にサウンド、曲を作れる人がいないからだと思う。バンドとして機能させるのなら新しいメンバーを補充するべき。2人しかいないのにバンドですって言われてもなぁ…J&MCを目指してるのかな?

テクノにはもう食指が動かないし最近聴いてないけどコレは別格。カールクレイグとベーシックチャンネルのモーリッツフォンオズワルドの共演だけでもビックリなのにコレは20世紀を代表する指揮者のカラヤン生誕100周年を記念してベルリンフィルが企画した物でなんとクラシック専門のグラモフォンからのリリース。カラヤン指揮のラヴェル?とかの音源を再構築してミニマルテクノ化してる。最高!流石テクノの国ドイツだな。日本じゃこんな発想出てこない。精々、◯室哲◯みたいなのにやらせてしょうもないユーロビートになるのがオチ。

X-レイスペックスはUSパンクポップ勢の支持により今やピストルズやクラッシュに次ぐ偉大なバンドと評価されたりする。このアルバムはどう聴いてもB級なんだけどなぁ…Vo.(当時14才!)とSaxの2人の女性メンバーは個性的だけど他の3人の男メンバーの演奏は凡庸。というかスタジオ音源はバンドの魅力を捉えてきれてない。コレに多数収録されたデモやジョンピールセッションの方が魅力的でジョニーロットンが絶賛した理由が判るはず。コレよりもレッツサブマージの方が曲数が多いけど曲順がイジられてる。

オリジナルアルバムのDXエディションに収録された全曲+ライブアットロキシーの全曲+メンバーのソロ曲3曲が収録されたお得盤。しかしアルバム未収のシングルA、B面曲を頭に収録するために唯一のオリジナルアルバムのジェームフリーアダルセンツの曲順がイジられてる。そこら辺が不満だなぁ。それとDXエディションもだけど前回のジェームフリーアダルセンツの2枚組に収録されてた未発表曲3曲がジェームフリーアダルセンツ収録曲のバッキングトラック(3曲)というただのカラオケに差し替えられてるのは何故?権利の問題なんだろうけど…

最高傑作の1stでマーティンハネットのベストワーク。作風はギクシャクしたポンコツファンク。ジャケをTGのメンバーでデザインチーム、ヒプノシスのP.クリストファーソンが手掛けてる。だからなのかサウンドにインダストリアル風味のノイズがまぶされマーティンハネットのSE処理と共にスカスカの演奏の隙間を埋めてる。聴くとこのバンドを評す際に言われる「ファクトリーで最高のバンドはジョイディヴィジョンではなく初期のア・サータン・レイシオだ。売れなかったのはファクトリーが無能だったから」というのが判る。コレ以降はダメダメという評価だけど…

全英に衝撃を与えハードコアムーブメントを起こした伝説のアポカリプスナウ(地獄の黙示録の原題)ツアーの貴重なライブ音源を世界初商品化。オーディエンス録音でブート顔負けの激悪音質。モニターの調子が悪いのか演奏がズレて、しかも録音レベルが低すぎるので音量を上げると音が全部われてハードコアというよりノイズミュージックになる。音量を下げて聴くべし。本編よりボーナスCDの方が断然音が良い。2枚で42曲収録されてるしボーンズ在籍時のまとまったライブ音源はコレだけなのでファンは必聴。

(全1102件)