Sock It To Me

Colleen Green

5：

SeaponyやLa Sera、Tacocatなど良質な女性インディロックに強い印象のHardlyArtからリリースというお墨付き！LA女性SSWのニ作目。ドラムマシンとノイジーなギターで淡々と演奏されるDIYパンキッシュポップアルバム。スネイル・メール、クレイロ、ステラ・ドネリー、サッカー・マミーなど近年隆盛を誇るSSWギターガールのローファイポップシーンの先駆的作品！⑨⑦からおすすめ！

Bones UK

Bones UK

5：

低温火傷しそうな、ひりひりと突き刺さる挑発的なギターワークと気怠く、ずしずし刻まれるインダストリアルなビート。「アドア」期のスマパンも感じさせるオルタナティブロックを金属的でヘヴィに仕立て、ブルージーなギターリフも加えるという圧倒的センス！ナイン・インチ・ネイルズやマリリン・マンソンにも通ずる、ダーク・ヒロイン降臨！まずは①③⑤⑨⑪。

ゴッサマー＜期間生産限定スペシャルプライス盤＞

Passion Pit

5：

眩しい！ニューレイブのムーブメントの終息と共に登場した、MGMTやティンティンズ、フォールズなど次なるロックバンドを総称したニューエキセントリックバンドが次々と飛び出した'00年代終わり頃に鮮烈に登場したパッションピットの、前作を凌ぐ勢いのキラッキラキラーなエレクトロポップが詰まった2nd。高温ファルセットと80年代ポップ風のキャッチーで軽快なメロディ、洗練されたシンセサウンドが突き抜けていく！

カム・アラウンド・サンダウン

Kings Of Leon

5：

サザンロックやガレージロックの土臭さはそのままに、確実にスタジアムロックバンドへとスケールアップしてきたバンドの充実の5作目。魂のこもった歌と、牧歌的で素朴な乾いたバンドサウンドが音の拡がりと共に徐々に昂りをみせる様は感動的！美しいジャケットの通り目映く胸焦がされる①⑤、ゴスペルも取り込んだ抜群のメロディセンスで盛り上がりをみせる②⑦、そして一番のおすすめはビーチ感漂う極上のキラーチューン④！

Empire Records

5：

レコードショップを舞台に描いた青春群像劇のサントラ。ジン・ブロッサムズの名曲から始まりクランベリーズ、イノセンス・ミッション、イヴァン・ダンド(レモンヘッズ)など豪華メンツでまるで90年代のいけてるレコ屋コンピ！ピクシーズのジョーイのバンドThe Martinisの名曲が聴けるのがうれしい！最後に収録の「Sugar High」はレネー・ゼルウィガー版も聴きたかった！

The Comforts Of Madness (30th Anniversary Remaster)

Pale Saints

5：

これはほんまに買いです！またすぐ手に入らなくなります！ペイルセインツの伝説的ファーストアルバム。「狂気のやすらぎ」という抜群の邦題センスの通り、耽美で鋭利的でノイジーなサウンド。レーベルメイトであったピクシーズに近しいギタープレイが顔を見せるのはギル・ノートンによるものなのか。バンドの遺伝子は、同じくプロデュースされたサーファーブラッドにも受け継がれている気がします。

ハングリー・ゴースト

OK Go

5：

ミュージックビデオの凄さばかりに目が行きがちなバンドの四作目は前作に続きデイヴ・フリッドマンとタルボックスロードスタジオで録音された意欲作！初期のパワーポップ感は殆ど無くなりシンセを多用したエレクトロニックロック色を強めた作品。フリッドマン印の見えるような音の配列、ダイレクトに響くドラムが気持ちいい！

PUBERTY 2

Mitski

5：

日系シンガーソングライター、Mitskiの名を世に知らしめたヒット作！ジャパニーズポップスからの影響も納得、日本人の琴線に触れる壮大なバラッド「Your Best American Girl」の素晴らしいメロディセンスとドラマチックなギターロックの爆発力は圧巻。②④⑦⑨などの抑揚をつけたエネルギッシュな展開を見せる楽曲も高揚感がたまらない！

カルツ

Cults

5：

ニューヨークの男女デュオによる胸キュンレトロポップなファーストアルバム！ドロップスはじけるガールポップ②④⑦、とろけるスウィートリヴァーブナンバー③など、ほろ苦くも甘い甘い、とにかく甘過ぎるキュートな傑作。ショートフィルム風のMVも相俟ってノスタルジーにも浸れます！

Losing

Bully

5：

アリシア・ボグナノ率いるナッシュビルの四人組ロックバンドがシカゴのスティーブ・アルビニのスタジオで録音しサブポップよりリリースした2ndアルバム。と、わくわくするようなキーワードが並ぶせいでぐんぐんあがる期待値というハードル、、それを軽々と越えていくグランジ・ポップ秀作。ヴェルーカ・ソルトやジュリアナ・ハットフィールドなどの90年代ロックを感じずにはいられない！佇まいもカリスマティックでいい！

FCEPX2

Flyying Colours

5：

シューゲイザー×グランジ、豪州男女四人組による1stフルアルバム前に発売された、セルフタイトルEPと「Not Today」EPに２曲のボーナストラックを収録した日本デビュー盤。ストーンローゼスがシューゲイザーを演ったような①⑦、マイブラやスワーヴドライヴァーへのリスペクトを感じる②⑨、シューゲイザーからグランジへとギアチェンジする③、爆音哀愁感も良好な⑧とオルタナ／シュゲイシーンを切り拓く重要作！

ヒア・アンド・ノーウェア・エルス

Cloud Nothings

5：

スティーブ・アルビニプロデュースの前作で90sオルタナ復興の狼煙をあげたクラウド・ナッシングスが勢いそのままに完全なるオルタナティブロックバンドへと覚醒を遂げた傑作アルバム！吐き捨てるようなディラン・バルディのヴォーカルとシャウトに熱くならずにはいられない！猛烈な勢いで火花を散らしながら淡々とバーストしていく全8曲31分の衝撃。

Bass Drum of Death

Bass Drum Of Death

5：

ミシシッピ発、ジョン・バレットによるツインギター+ドラム、ロックバンド２枚目フルアルバム。ジャケットよろしく、荒々しくかき鳴らされるノイジーなガレージロックが痛快！煙たいギターノイズが砂嵐を巻き起こすサイコガレージな①⑥⑨、歪むドラムのビートが軽快に突き刺さる③⑧、などロックンロールをご機嫌にぶちかます！リヴァーヴ強めなヴォーカルもサイケというかアングラなホラーテイストが味わい深くて格好いい！

オール・イズ・イルソリー

The Velvet Teen

5：

ゼロ年代USインディシーン最重要バンド約11年ぶりとなる4thアルバム。静謐な旋律とジュダのエモーショナルな唄声にぐっとくる名作1stの続編を感じさせるような作品！ストリングスを多用し大胆で荘厳華麗だった2nd、カオティックで意欲的な実験作3rdと作品毎にアプローチを換え丁寧に作り上げてきたバンドの底力を感じずにはいられない充実作！安心のVT節①③、爆発力抜群⑧⑩、壮大で美しい④等収録！

メカニカル・アニマルズ

Marilyn Manson

5：

聴きたいのに聴いてはいけない気がする、、、何となく親にジャケットを見られたくない、、、初めてプレイヤーに入れた時のわくわくとぞくぞく…。悪のロックヒーローによる未来的なデジタルロックサウンドに背徳感と興奮を覚えた衝撃の一作。静かに押し寄せる暗黒のサウンドに戦慄する超クールな②、ロックキッズ一撃④⑦⑧⑩。何年たっても危険な魅力は色褪せない伝説的作品！

Celebrity Skin

Hole

5：

メリッサ・オフ・ダ・マー参加後リリースされた3作目。1stの退廃的バイオレンスや、グランジ全開の前作からは脱却。ビリー・コーガンの助力も納得の突き抜けたギターロックサウンドが全面に打ち出された爽快な1枚。９０年代を代表する必殺ギターリフで幕を開ける①、メロディセンス抜群の②④⑥⑪などポップでキャッチーな楽曲がずらり！バラードからロックチューンまでコートニーも気分がのってる感じで痛快です！

5CD Original Album Series

Sugar Ray

5：

キッズも憧れたイケメン番長マーク・マッグラス率いるオレンジ・カウンティのロックバンド、シュガーレイの1st～5thコンパイル盤。「Mean Machine」収録、ジャケットにどきどきした陽光のハードコア1st、DJリーサル加入ミクスチャーロックを開花させた定番曲「Fly」など収録の2nd、爽やかな夏にシフトした3rd、パワーポップに降りきった4th…個人的には3rd収録「Glory」が熱い！

Frengers

Mew

5：

端麗な容姿で若い女性人気も高く、日本でも大ブレイクを果たしたデンマークを代表するオルタナティブロックバンドの3作目。美しいメロディが次々と繰り出され、プログレシッブロックやアートロックに接近した壮大な楽曲でMEWを世に知らしめた名作。冷たく流麗な旋律と優しい歌声、そして意表を突くへヴィでタイトな演奏によるロックの爆破力たるや！①②③⑧、ハイライトを飾る大作⑨等の代表曲収録！

エピソディック

Field Mouse

5：

男女５人組となり発表された、ブルックリンのバンドの2ndアルバム。前作までのドリームポップというイメージを根底から覆すようなオルタナティヴロック爽快作！気合い入りまくり高揚感がたまらない①から全力疾走！女性版スマパンみたいな展開をみせる②と序盤から畳み掛けます！しゃれおつからのヘヴィネスが気持ち良い③⑦。キャッチーな⑤⑨、壮大な展開をみせる絶好調な⑩。ウルフアリスとともにシーンを盛り上げてほしい！

アフレイド・オブ・ハイツ

Wavves

5：

宅録感ばりばり、音も割れまくりの爆裂サーフパンクで登場したウェーヴスが、きっちりとバンドサウンドを整え持ち前の親しみやすいメロディセンスでシーンに躍り出たスタイリッシュな前作に続き、グランジ／オルタナサウンドを加速させた4作目。アレンジやコーラスなど節々にサーフ／ビーチ感を残しつつもダイナミックな演奏が鼓膜を直撃！キャッチー&ヘヴィな①②④⑥⑫でやられます！

Rid Of Me

PJ Harvey

5：

スティーブ・アルビニ、プロデュースによる93年発表2ndアルバム。ひりひりとした緊張感、すぐそこで鳴っているかのような空気がダイレクトに伝わってくるアルビニ印炸裂の名盤。”PJハーベイ”というバンド名義で製作された最後のアルバムで、官能的な様相に加えて、気怠さと爆発力を兼ね備えたグランジの雰囲気が色濃い作品！名刺代わりの一発①、キャッチーな⑪、グランジバンド力抜群の②④⑦⑨⑫⑬など収録！

Best Of 2004-2014

Hard-Fi

5：

ロンドン４人組ロックバンド、ハード・ファイのベストアルバム。ダブやスカを取り込み汗臭いUKダンスロックとして見事に独自のサウンドを確立した名バンド！世紀のロックアンセム級の衝撃のトラック、⑨も収録された2nd発表時にはいよいよハード・ファイの時代到来かと凄まじい勢いを感じたものです！もっともっと世界的に大ブレイクそして評価されてほしいバンド！

Waiting for Something to Happen

Veronica Falls

5：

ロンドンの男女４人組ロックバンドの2ndアルバム。解散しているのかよく分からない状態が続き'18にドラマーのパトリック・ドイルが亡くなるなど事実上最後のアルバムになってしまった名作。ネオアコ×ガレージロックが織り成す哀愁のロック名曲②③⑤など、ロクサーヌの透き通った優しい歌声と見事なコーラスワークも華を添える絶品の一枚！日本人の琴線を刺激するちょっとした節回しもうるっときます。

Dirty

Sonic Youth

5：

ブッチ・ヴィグプロデュース、アンディ・ウォレスミックス(NIRVANA／ネヴァーマインドのコンビ)によるメジャー2作目(通算8作目)となる'92年作。ソニックユースの中でも、シンプルで格好良く聴きやすい楽曲とノイジーなギターが絡み合うグランジ色強めな作品！立っているだけで格好良いMVも最高な①を始め、④⑥⑦⑨⑫などとにかくクールで狂った演奏が最高な名盤！

Cokefloat!

Paws

5：

この渇いた感じ、かるく水しぶきをあげて夏を湿らす感じ！ざらついたバンドサウンドと瑞々しいメロディセンスがたまらないスコットランドのガレージロックバンドのファーストアルバム。疾走感溢れる②⑤⑥⑩、鷲掴まれる沁みメロが熱い③⑪、ダイナソーばりのセツナ系轟音ナンバー⑨など佳曲揃い！

Last Splash

The Breeders

5：

タニア・ドネリーが脱退し、キム・ディールの双子の姉を迎えるなどメンバーチェンジを経てリリースされた大ヒット2ndアルバム。ピクシーズファンも嬉しいいかにもな静から動への気持ちの良い展開が最高な①、スパイク・ジョーンズが撮ったMVで有名な②も収録。意表を突いた切ない節回しとストレートなロックナンバー名曲④をはじめ、③⑧⑩⑭などとにかく曲の良さが際立つ名作中の名作！

プラシーボ

Placebo

5：

ブライアン・モルコ率いる、ロンドンで結成されたプラシーボのファーストアルバム。鮮烈、異端のギターロックバンドのグラマラスで攻撃的な衝動の一撃！ざっくざくに切り刻まれる疾走ナンバー①で幕を明け、メロディアスなバンドのアンセム曲②⑥、スピード感溢れる妖しくクールな楽曲④⑧など収録した孤高のオルタナティヴロック名作！

SIX＜通常盤＞

Mansun

5：

イギリスのオルタナディブロックを代表するバンド、Mansunのプログレッシブな大作大名盤2ndアルバム！９０年代の「ボヘミアン・ラプソディ」級のロック組曲的な①は何年たっても何度聴いても驚嘆！またその一曲におわらず③⑥⑧などの大作もまた仕掛けとセンスに満ち溢れており、それを繋ぐインタールード的な楽曲もまた一筋縄では行かない抜群の構成力を誇る！終盤の大作曲⑪⑫もは神懸かかりすぎて唖然！

フィジカル・ワールド

Death From Above 1979

5：

解散、再結成を経て前作から10年ぶりにリリースされた2ndアルバム。ベース&ドラムの２ピースとは思えない、強靭なリフとビートで鬱憤を一掃してくれる怒濤の1枚！窓ガラスをばりばりに吹き飛ばす勢いで疾駆する②⑨を始め、キラーリフが稲妻の如くびりびりと地面に突き刺さりながら焦燥を切り裂いてくれる過激な名盤！

スーパーアンノウン＜限定低価格盤＞

Soundgarden

5：

NIRVANA「ネヴァーマインド」とともに時代を牽引した、グランジの金字塔的作品！突き刺さるギターリフの連発と重低音全開で迫る破壊力抜群の①②で滅多打ちにされ、”グランジを代表するリフと言えばこの曲”な③のヘヴィな静の爆発に打ちのめされる圧巻の序盤だけで伝説の1枚であることは確定。世界一有名なMVのひとつ⑦、グラミー賞で最優秀メタルパフォーマンスも獲得した⑧などてんこ盛りな最強の一枚！

Accelerate

R.E.M.

5：

ロックの殿堂入りの翌年にリリースされた１４作目。土台にあるガレージロックの勢いに、いぶし銀の熟年の技と音圧が加わったバンドサウンドで直球ストレートなロックアルバム！ぐいんぐいん飛ばしまくる①からエンジン全開、力強いロックナンバー②、安定のREM節が心地よいシンプルなミディアムナンバー③④と怒濤のシングル曲が続き、勢いそのままラストまで！⑩⑪と最後は２分台ごりっと軽快に締める最高のロックアルバム！

ライブ・フロム・ザ・ウィッシング・ウェル

Nine Black Alps

5：

マンチェのオルタナティブロックバンド、ナイン・ブラック・アルプスのライブ・アルバム！これまでにリリースされた５枚のアルバムの多くが廃盤状態という悲報の中、ベストアルバム級の選曲(①②⑤⑨⑫⑭⑮⑱)で構成された貴重盤！ライブバンドならではの熱量も最高。豪がTHE VINESなら英はNBA！ゼロ年代オルタナ最高峰バンド！ど頭からぶっ飛ばされます！

Tweens

Tweens

5：

オハイオの男女３ピースロックバンド、TWEENSのセルフタイトルアルバム。ブリーダーズのサポート経験も納得！９０年代のざらついたUSオルタナ感とキャッチーでご機嫌なチューンが心地よいトラッシュポップ×シュガーパンク！ブリジットの程よくうるさいロリーなVoとリヴァーヴが気持ちよいギターのバトルが勢いを加速していく快作！軽快変則チューン①から窓全開で聴いてしまいたい1枚！

Good Feeling

Travis

5：

叙情派ロックバンドとして名作を多数発表し活躍を続けるUKを代表するロックバンド、トラヴィス。このデビュー作はシンプルなギターロックサウンドとフランの力強い歌声が際立つ荒々しいサウンドが魅力的なオルタナティブロックアルバム！思わず力が入り拳を突き上げたくなるストレートなロックアンセム①、豪快なギターロック②③④、名バラード⑩など収録！

セヴンティーン＜タワーレコード初回限定価格盤＞

Gum (UK)

5：

ペインズから賛辞を送られ、Ringo Deathstarrのサポートを担うなど、インディーロック界隈で期待せずにはいられない前情報の中、タワー限定でリリースされたロンドン４人組の現時点で唯一のEP作(デモ音源を追加)。マイブラよりマイブラっぽいラブレス直系、色彩感豊かな轟音シューゲイザーの美しさ！メロディセンスも抜群！格好いいに尽きる①、スウィートなナンバー②④！流通している間に絶対入手おすすめ！

ウェイテッド・アップ・ティル・イット・ワズ・ライト

Johnny Foreigner

5：

ピクシーズ×ペイヴメントな激烈爆走３ピースのファーストアルバム！超絶とは感じさせないマスロック的テクニカルな演奏とキャッチーなメロディ、そして狂喜的なツインヴォーカル。はっと息を呑んでしまうスピード感溢れる刹那的かっこよさ！過激にロックを煽ってくる②③④⑥など怒濤の連続！⑧はネクストレベルを感じる名ロック曲！

Last Forever

Westkust

5：

スウェーデンの男女ツインヴォーカル擁する５人組バンドによるファーストアルバムにしてシューゲイ・パンク名作！とにかく轟音とクール&キャッチーなギターリフで駆けまくる、煌めきのオルタナティブノイズ！琴線を刺激しまくりのメロディラインといちいち胸をざわつかせるようなどこか懐かしい節回しが堪らない！スタートダッシュがすぎる名作！

パイシーズ･イスカリオット

Smashing Pumpkins

5：

ディス・イズ・オルタナティブロック、スマッシングパンプキンズが「サイアミーズドリーム」と「メロンコリー～」間の94年にリリースしたB面&アウトテイク集。編集盤とは言え、「TODAY」「DISARM」などのシングル収録曲などで形成されているため”裏サイアミーズ・ドリーム”的な楽曲揃い！必殺ロックナンバー②③⑥⑫、イハが唄う⑤など繊細なバラードも多く収録。そしてなんといっても⑦！

Eight Arms To Hold You

Veruca Salt

5：

「Seether」収録の1stアルバムで大ブレイクを果たした、ルイーズ&ニーナのツインVo／Gu擁するバンドの2ndアルバム。製作後メンバーの脱退が相次ぎ、絶頂期のオリジナルメンバーで製作された最後の作品。本作直前にスティーヴ・アルビニとEPを録音したこともあり、ポップなグランジ風だった前作よりヘヴィでダイナミックなオルタナサウンドへ！頭①～④でガッツリ掴まれます！⑧⑨の中盤も最高！

Embryonic

The Flaming Lips

5：

初期の陽光のギターポップ、90年代半ばからの祝祭ムード溢れるカラフルな多幸感とは一線を画す、おどろおどろしく不吉なファンタジーへと誘うダークサイドのリップス名作。宇宙の闇を感じさせるサイケデリックで不気味な曲展開とデイヴ・フリッドマン印溢れるサウンドメイク。バンド史上最もロックな1枚！頭３曲で宇宙の森へと迷いみ⑤で深い闇へと墜ちる！スペイシーでいてヘヴィ、凄まじい！

ナイト・タイム、マイ・タイム

Sky Ferreira

5：

ピッチフォーク等多く音楽メディアからの評価を集め、鮮烈に登場したスカイ・フェレイラのファーストアルバム。新時代ロックの始まりを宣言しているかのような衝撃的なジャケットの通り、１０年代の女性アーティストによるインディーロックシーンの牽引を決定付けた革命前夜の1枚！Garbageにも通じるサウンド構成が必聴な③④⑥⑦など油断していると強烈に打ちのめされます。

イズント・エニシング＜完全生産限定盤＞

My Bloody Valentine

5：

88年リリースのブレイク作！「You Made Me Realise」と『ラブレス』というそれぞれノイズポップとシューゲイザーの金字塔的作品の間にリリースされた本作。その間を行く緊張感とリスキーな興奮に満ち溢れた名盤。突き刺さるフィードバックノイズとポップなメロディが融合された革新的1枚！グランジとシューゲイザーそれぞれの前夜を一曲の中で感じさせる④⑦⑧⑩など収録！

ソフト・ターゲッツ

Earl Greyhound

5：

長髪のギター／ヴォーカル、アフロヘアの女性ベース／ヴォーカル、腕っぷしがパワフルすぎるドラマー、個性爆発３人組ロックバンドによる1stアルバム。ブルージーでソウルフルだがポップな楽曲センス、ブリディッシュハードロック感の強いダイナミックなバンドサウンド、時代にとらわれず爆走するエネルギッシュな名作！インパクトと気骨溢れるカリスマティックな1枚！圧巻の①②③、⑧でやられます！

Kasabian

Kasabian

5：

2000年代の幕開けと共に巻き起こったニューロックンロールジェネレーションの波。その中で、"The"がつかないバンドとして、不気味なシンボルマークと他と一線を画す独自のグルーブを引っ提げセンショーナルに登場したカリスマロックバンドが、熱狂の渦を巻き起こした革命のファーストアルバム。

Something To Tell You

Haim

5：

LAのハイム三姉妹によるロックバンドの2ndアルバム。華麗なコーラスワークとスタイリッシュなポップセンスが突き抜けた最高にクールビューティーな名盤！８０年代風のキャッチーな耳馴染みのよいメロディが現代風に洗練されたサウンドにしっくりとマッチ。ミュージックビデオも最高な①③も収録！ダニエル・ハイムは現代において最もクールな女性ロッカーの一人！

The Triple Album Collection

Mando Diao

5：

スウェーデンのロックヒーロー、マンドゥ・ディアオ初期３作品がBOXになってこれは破格！ロック低迷期から脱却の如く新世紀に登場した数多のバンドの中で、いぶし銀のロックンロールで先制パンチをかました「THE BAND」「Mr.Moon」が収録の1st。OPから最高にロックンロールな2nd。哀愁感漂い成熟したロックナンバーが猛烈にイカす3rd。ビヨルンとグスタフの掛け合いが堪らないぜ！

ア･ローズ･メイド･オブ･ギャラクシーズ

Orange Yellow Red

5：

Slowdiveの再来！と思わずにはいられないUK男女３人組バンド。溶けるようなシャワーサウンドとメロディアスで光を感じる閃光のシューゲイザー名作。ホープ・サンドヴァルやレイチェル・ゴスウェルを思い出さずにはいられないアンニュイでキュートな歌声も良い！

オブザヴェイター

The Raveonettes

5：

デンマークの男女デュオによる６枚目のアルバムにして大傑作アルバム。オールディーズ風のロックンロールに60sガールポップ、粗暴でざらついたガレージギターロック、ネオゲイザーのドリーミーなノイズなどを踏襲し、たどり着いた哀愁のモノクロームポップ名盤。心に沁みる③⑥⑦は特に秀逸！

モス

Exlovers

5：

ロンドン男女ヴォーカル擁する５人組の唯一のアルバムにしてテン年代を語る上では外せない1枚。デビューEPをザ・スミス等で知られるスティーブン・ストリートが手掛けていたという事実はいかにロック界の原石であったかを物語っている。エリオット・スミスばりの繊細な唄声とギタポ感。切ないメロディと青さ爆発の心地よいリズムと緩やかに轟くギター。話題を集めた①⑧、名曲②③⑤などバンドの魅力が詰まった伝説の1枚！