これが、世界が心酔するロック!グラミー3冠受賞を経てリリースされる、全世界待望の5作目。米ナッシュビルで培われたクラシックなサザン・ロックとモダンさが同居したハイセンス・サウンドで、03年のデビュー時からイギリスで大ブレイクを果たす。09年グラミー「ベスト・ロック・パフォーマンス」賞、英ブリット・アワード「最優秀インターナショナル・アルバム」「最優秀インターナショナル・グループ」とダブル受賞を果たし、世界2大音楽タイトルを獲得!2010年グラミー賞には「最優秀レコード」賞」「最優秀ロック・ソング」「最優秀・ロック・パフォーマンス」賞と、なんとグラミー3冠を獲得!待望の本アルバムは、初のNYレコーディングを敢行。前作同様ANGELO PETRAGLIAとJACQUIRE KINGがプロデュースを手掛けている。世界制覇に向け更なる飛躍を遂げる作品がここに完成。今作で初めて故郷を遠く離れNYにてレコーディングを行ったことで、自分たちのルーツを再発見したという彼ら。ゴスペルをフィーチャーした傑作シングル「レディオアクティブ」を含む本作で、キングス・オブ・レオンはいよいよ世界の頂点に立つ。
ソニー
発売・販売元 提供資料(2010/09/29)
空間を漂うギター、歌うようにメロディーを奏でるベース、シンプルかつタイトなドラム---サザン・ロックとポスト・パンクを掛け合わせたようなサウンドにソウルフルなヴォーカルが加わって、唯一無二の不思議な個性が生まれる。ナッシュヴィル出身の4人組は、いまやU2、パール・ジャムに迫る存在だ。人気と評価は申し分ない。実験的であることとトラディショナルであることが矛盾しない音楽性はこの5作目でも変わらないが、テンポを落としていつも以上に歌の力を追求した印象を受ける。変化よりも深化をめざした本作は過去最高の全米2位を記録。これまでにないほど打ち出したレイドバック感覚が心地良く、バンドの南部魂に改めて触れた気がした。あと必要なのはキャリアの長さだけ?
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.327(2010年11月25日発行号)掲載)