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Odd Soul / Mutemath
Odd Soul
Mutemath
今までのサウンドとは違うクラシックな音色を聴かせつつ、プログレっぽい変則サウンド。読んだだけだと聴きづらそうですがこの耳馴染みの良さは格別。今までの彼らがあったから作り出せた賜物。一音一音への試行錯誤やこだわりが感じられて、毎度新しい発見を楽しめる奥の深さがあります。アナログでも聴きたい音ですね…新しい彼らの可能性の扉を開くことになった傑作です。
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(全249件)
David Bowie narrates Prokofiev's Peter and the Wolf
ユージン・オーマンディ、他
クラシックに乗せたボウイの優しい語り口が耳に心地いい。いつもと違ったボウイの一面がうかがえます。録音も鮮明で、ホールに反響する音が美しく、物語との調和性も高い。くるみ割り人形など、馴染みのある曲が手軽に聴くことができる作品なのでクラシック入門にも。
LP1
FKA Twigs
ダンサーから音楽活動を始めたという経歴に納得できる、リズムの取り方が特徴的。少ない音数でありながら迫力のある曲構成はプロデューサー陣の手腕も流石のもの。アルバムを通して彼女のセクシーなボーカルと神秘的なメロディーが融け合っていて、その耽美な音の波に沈み込んでしまいそうになる液体的、芸術的な音楽。
Tango In The Night
Fleetwood Mac
初めてFleetwood Macを聴いたのが今作でした。①のアバンギャルドのイントロから耳を奪われます素朴な曲構成なのに、ポップス色が強いからか華やかで色とりどりの花束のよう。それでいてこの爽快感…いまでも愛聴盤の一つです。アルバム内の統一感がないものの他作品より3人のバランスが偏ることなく全員の魅力も楽しめるので、初めての方にもお勧めできる傑作!
Vitals
前作とは路線変更、エレクトロ色がかなり強めなポップアルバム。シンプルに踊れて楽しくもありますが、良さでもあったアクが少し抜けすぎてしまったかな…と少し寂しさもあり。ただ現代の風潮にしっかり乗りつつ美しさを保ったバランス作。リードトラック的なものがないのはいつも通りなので、アルバムを通して噛み締めたい一作です。
Green Naugahyde
Primus
あまりパッとしたリードトラックのような曲はないのですが、変遷を経て王道Primusサウンドが今作で帰ってきました。やっぱり彼らにはこういう音を求めてしまいますね。久しぶりの不安定すぎる曲展開に安心してしまうほど。彼らの変態サウンドは大好き、でも歌もちょっとは聴かせてよ、という方向け。
Antipop
ゲストも豪華な今作、Primusの中では圧倒的に聴きやすいんですが突拍子もなさで考えると少し足らなさも感じてしまうかも。初めて聴く方は他のアルバムを聴くと”曲”という既成概念を吹き飛ばされてしまって面食らうので、演奏技術の高さやグルーヴ感、そして時折かつしっかり気持ち悪さも残している今作、入門編としてはかなりオススメです!
Brown Album
ドラムチェンジ後アルバム。今作はドラムの音も太くて気持ちいいですが、相も変わらず他に類を見ないほどにフィーチャーされたベースラインはもちろんのこと、相変わらずふざけたボーカルに的確に人の違和感をついてくるドラムとギターの和音、リズムは安定。彼らの作品の中では割と曲構成ははしっかりしている方なので聴きやすいはず。
Miscellaneous Debris [EP]
カバー曲集なので原曲があるはずなのに完全にPrimusワールド。曲構成も摩訶不思議、バカテクが目まぐるしく繰り広げられて行くわで、ついて行くのにやっと。入門編ではないですが、ファンキーで、グルーヴと呼んでいいのかわからないけど唸りまくりのベースラインは中毒性抜群!
Sailing The Seas Of Cheese
今まで聞いてきた音楽のことは一切忘れてまっさらな気持ちで聴いてほしい…今までの知識とか、音楽に対する概念とか一切無駄に感じます。全てが想像の範疇にはないメロディー、サウンド、リズム。テクニックを持ってこそのものですが、この違和感と、(いい意味での)気持ち悪さがハマる人はクセになること間違いなし。傑作!
#7
Psysalia psysalis psyche
2枚目のアルバムにしてラストアルバム。SGカットされた曲も入っているけれど1枚としての完成度は素晴らしい。サイサリといえば曲の繋ぎも気持ちいいですが今作にも存分に発揮されています。暴力的なんだけど美しい、壊れそうな疾走感にハラハラしっぱなし。本物の儚さを探したときにたどり着く答えがこのアルバムです。
Psysalism
ギラギラ光るファズギターに乗る気怠げな歌がたまらない。時代背景を投影させた、窮屈で、行く当てのない気持ちを音楽にそのまま投影させたような息苦しさがクセになる。もっと脚光を浴びてよかった、すでに解散してしまったけれど後世に語り継いでいきたい名盤。キラーチューン①⑤をぜひ!
キャラメルフレーバー [CD+DVD]<初回限定盤>
sister jet
この10年代の独特のアンニュイなスローテンポの空気感…今ではちょっと恥ずかしくなってしまいそうなまっすぐでキラキラなラブソングです。最後の大サビの転調、胸が締め付けられそうなくらい甘酸っぱい…この曲を着メロにしてたような、あの頃のことを思い出してノスタルジーに駆られます。
喫茶品品
世田谷ピンポンズ
文学的。だけどとっつきにくいことはなくて、小さな町を行き交う知らない誰かの日常をぼんやり喫茶店の窓から眺めているような。気楽に聴けるけど、ちょっとアンニュイで、でも安心できる暖かい音楽。心の奥底に静かに語りかけるような歌にやられました。古本と珈琲を傍に置きながら聴きたいアルバム。
タワレコ CDインデックスプレート BLACK
CDが増えすぎてしまったのでこれを使って整理しました。字体がタワレコのロゴと一緒なのでお店にいる気分。耐久性がありつつもやわらかいので、ストレスなくCDを取り出せます。指紋がつきにくい素材なのもポイント高いです!室内のデザインを統一したいのでLPのインデックスもあると嬉しい。
タワレコ (スマホにも使える)CDスタンド Red
いくつか購入してなうぷれ棚や気分で陳列するCDを変えたりして使用しています。薄い紙ジャケだと倒れてしまいますが、スマホスタンドとしても併用できるところも便利。手軽な値段なのも嬉しいです。色もたくさんあるので自分の部屋に合った色を選べます。
ハゴロモ 現場に連れてくファイル/レッド
グッズで荷物がかさばったり、整理しづらいかばん等どこに何が入っているかわからなくなることもありますが、これに大体の大切なものが全て入ります!折りたくないレシートなどもすぐに収納できるのも便利。小さいかばんだけで入場したい時などにとても重宝します。
ハゴロモ レポチケ/レッド
ライブの感想を紙媒体で残す癖があるので、困っていた紙チケットの収納と一緒にできるのが魅力的で購入しました。一緒に保管しておけるので収納場所の節約にもなるしどちらかを失くすこともないので気に入っています。書ききれないこともあるので、大判のもの、そして大容量のものがあるともっと嬉しいです。
タワレコ B2ポスターファイル
家にいる時間が増えたので断捨離がてらこちらを購入しました。丸めておくとどうしても丸まってしまうのと背面の焼けが気になりますが、それがなく綺麗に保管できるので気に入っています。クリアなのもインテリアの邪魔にならなくて◎ 独立しないので収納場所に少し困りますが、大きいクローゼットなどには入ります!
アンディとロックとベンガルトラとウィスキー
andymori
andymori流通1作目。短い曲にこれでもかと詰め込まれた疾走感と、ぎゅっと胸を掴まれるような歌詞は、あの頃の青春と一緒に私たちの横を駆け抜けた風をいつになっても思い起こさせてくれる。andymoriはどんな時代になっても最高にロックです。
The Latin Side of Vince Guaraldi
Vince Guaraldi
スヌーピーでお馴染みヴィンス・ガラルディ。元々はジャズ畑の方ですが、今作はラテン色強め。けど巧みに融合されていて聴きやすいはず。美しく組み立てられた曲構成なんですが、彼は独特のユーモアを持っていて、その茶目っ気が音楽にも溢れ出ていてハッピーな気持ちをくれる。クリスマスアルバムをいいなと思った方はぜひこちらも。⑤「Treat Street」のベタなワルツ、ズルいしアウトロのハーモニーにやられます。
ピアソラ・ベスト・コレクション
Astor Piazzolla
タンゴ界の巨匠、ピアソラベストアルバム。バンド的アプローチだったり、もちろんクラシックやジャズもお手の物。あらゆる世界観を巧みに操ります。時系列に彼の音楽的変遷を聴くことができるのでわかりやすく、入門編にぴったりです!個人的オススメはDisc2の15「Decarisimo」、シンプルながら訛りのあるメロディーラインがいつ聴いてもたまらない…
Fantome
宇多田ヒカル
事前の熱狂的な期待を遥かに上回った復帰後アルバム。音のアプローチや曲のテーマ、豪華客演、全てが現代的にアップデートされていて。SNSなどで多くを語らずともこれが今の宇多田ヒカルなのだと、彼女らしく音楽で表現し、これ以上何も要らないと音楽ひとつで言わしめてくれる頼もしさ。
Aja
Steely Dan
2人体制で豪華アーティストを招き、熱狂的な情熱を持って作り上げたアルバム。イントロですぐノックアウト。美しく都会的で、その美しさが内包する危なさ、暗さを鮮明に聴き手に想像させる。どの曲も強烈な第一印象を与えたままずっと頭から離れなくなります。AOR最高峰、夜に聴きたいアルバムです。このアルバムに音楽人生で出会えてよかったと思える、音楽史に残る大名盤です。
Epoch
Tycho
前作から始まったバンドサウンド。レトロなエレクトロサウンドは損なわないまま、今作はバンドをより一層押し出した重量感ある音像。サイケ要素を入れると特有の脱力感がありますが、今作はそれがなく、意欲がそこから湧き上がってくるようなパワーを秘めた熱のこもった作品に。今までの変化を最も分かりやすく体感できるはずです。
Awake
Tycho新境地、バンドサウンド!ドラムの音が耳に小気味良い、かつ懐かしさのあるテクノはそのまま。前作のような暖かく包まれるようなサウンドよりかは、爽快感のある、すっきりとしたポストロック的なソフトかつシャープな音像に変化しています。外に出かけるときに持っていきたい、気持ちの良いアルバムです。
Dive
Tychoを有名たらしめた代表作。揺れるシンセサイザーが作り出す音の立体感。所々で顔を出すアコースティックな粗い音は前作からのもの。アルペジオがあまりにも美しくて繰り返し聞いてはその度恍惚としてしまいます。テクノ初心者でもアクの少ないポップな仕上がりになっているので、その透明感と清涼感に浮遊する感覚を味わって欲しい、名作です!
Past Is Prologue<限定盤>
1stアルバム。透明感際立つ他作品とは違い、こちらは彩り豊かなエレクトリックサウンド。揺れるメランコリーなメロディーに柔らかいシンセサイザーのエフェクトが優しく、少しざらついたオーガニックなハンドメイド感が暖かい。Diveのレトロ感も今作をルーツにしていることがうかがえます。幻想的ではないけれど幸せな浮遊感に包まれます。
Weather<期間限定スペシャル・プライス盤>
生バンドサウンドへと移行していた前作までの系譜から一点、原点のエレクトロに重きを置いたグルーヴ感強い印象。一方、歌モノがほとんどという新しい取り組み。しかしながら歌も深くリバーブされ、メロディーに溶け込んだような一体感があるので違和感なく聞き入ることができます。ポップにまとめられた聴きやすいアルバムに。日本でも多くのファンがいる所以が体現されたような作品になっています。
教育
東京事変
唯一の第1期メンバーでのアルバムである1st。雨の日に聴きたくなる「群青日和」、妖艶なロックチューン「遭難」などの名曲を始め、「現実〜」の背筋が粟立つほど芸術的な流れ、「夢のあと」の聴いていると思わず涙が出てくるような締め付けられるバラード。この1枚ですっかり事変の虜になること間違いなし、今も廃れることなきこれぞ大名盤、This is東京事変!
tokyo incidents vol.1
事変初映像作品はPV集!なかなか新品に出会えることも少なくなって来ましたが再生を機にまた手に入るようになったのは嬉しい。「車屋さん」や「その淑女(をんな)ふしだらにつき the lady is a tramp」などレアトラックも収録された、初期事変全開のセクシーで、ちょっと尖っていて、な貴重な映像。特典映像も必見、帯メッセージも最高です!
Dynamite in
Dynamite outのハイライトと舞台裏を収録したスピンオフ的な映像作品。可愛いMCに当時の林檎さんのすっぴん(!)などなど初々しい姿が目白押し。他では、そして今となってはもう見ることのできないだろう映像がこれでもかと詰め込まれてこのお値打ち価格。Dynamite outをお持ちの方はマストで手に入れたい1枚!
Dynamite out
今となっては貴重な事変1期の映像作品。今もなお交流のあるヒイちゃんのプレイスタイル、ここで見れます。いつ見ても最高ですね。昔の林檎さんソロ曲をはじめ、未だCD化されていない貴重な音源多数!初期なので当たり前ではありますが、夢のような選曲ですね…愛好家は資料として必携のアイテムです!
大人 (アダルト)<通常盤>
東京事変第2期始動!ジャズやファンクの色が最も濃く出たアルバム。分かりやすくセクシーな「秘密」「修羅場 adult ver」や、「化粧直し」「黄昏泣き」の"大人"なナンバーの中に、ポップな「透明人間」やダークでアグレッシブな「喧嘩上等」「歌舞伎」がまた映えます。名曲揃い、始動早々フルスロットルな意欲作!
ADULT VIDEO
撮り下ろしPV集。映像作品としてはそう長くはないですが、今見ても面白いしみんな若い…②「秘密 FOR DJ」の浮雲はサイコーです、今となってはびっくりなビジュアルだったり、全てはここから始まっているのだなあと。③「恋は幻 FOR MUSICIAN」には劇団ひとりが参加していたり。ワクワクが止まらない充実の22分!
Just can't help it.
メンバーチェンジを経て第2期へ突入した彼らの初ツアー映像。今やお馴染みですが早着替えやメンバーのダンスを初めて目にした時の驚きたるや…!CD未収録のバービーボーイズのカバー、「C'm'on Let's go!」はここでしか聞けません。今思い返すと、曲単位でも語り継がれるほどの名シーン大放出の奇跡のライブでした。
娯楽(バラエティ)
デモ音源の中から厳選された13曲、なだけあって東京事変のアルバムの中では変り種。今までにないポップかつレトロな雰囲気が漂う1枚。林檎さんが歌一本に専念し、他メンバーが曲を練ったことでバリエーション豊かなメロディーに仕上がっています。変幻自在の彼らのポップセンスを垣間見れる贅沢な3rdアルバム。
スポーツ
絶対にアルバムを通して聴いて貰いたい心震える1枚。再生ボタンを押してすぐ①のイントロに鳥肌が止まらないし、そこから矢継ぎ早に繰り出されるポップナンバーの疾走感、終盤の畳み掛けるようなアンニュイで寂しさを内包したバラードからのラスト。対になっている曲順にも注目、東京事変2期最高傑作は間違いなく今作です!
ウルトラC
事変の中でも名うての大名盤、「スポーツ」を引っさげてのツアー映像作品。近頃の実演もド派手なパフォーマンスに力を入れているのでそちらに目移りしがちだけれど、このライヴはとにかくその演奏力に度肝抜かれるはず。一瞬の隙も許さない焼けるような熱さが伝わって来ます、至極のエンターテイメントにテンション上がりっぱなしです!
大発見
前作に次いで、アルバム単位での曲作りに拘りを感じる今作、タイトルは安定の7文字縛り。林檎さんの声弦もバンドの音もより一層パワーアップ、メンバーそれぞれが制作に携わり、シャンソンやアフロビートなど新しいジャンルの開拓もありの新しい音楽性が目白押し。今までにない実験性とポップな大衆性が妖しく共存する14曲、ここに来て新人のような真新しさ、かつ圧巻の演奏力…感服です!
MAP
group_inou
縦揺れのエレクトロなビートに、意味はあまりわからないけど楽しいラップ。テキトーにやってるように見えるけどここまで気持ち良く乗れて、ちゃんと脈絡も感じられるということは相当計算して言葉を埋め込んでいるんだろうとも思いますが、難しいこと考えるよりとりあえず聴いてトリップしちゃおう!どんな音楽を聴いてる人でも、気軽に手を出して欲しいアルバム。
foods & System Kitchen
クセになるユニット、group_inouの名盤再発。曲を構成する骨組みが密集しているタイプではないので、ライブと音源では全然アレンジが違ったり、音源を聞く時だってもちろん各々が自由な楽しみ方ができる音楽ってこういうことだなと。今となってはオリジナルアルバムが廃盤になっていたので今音源で手に入るのは嬉しい。ライブでよく演る名曲も複数収録されています、入門編にも!
_
聴きやすい軽めのビートに謎のラップのワードセンス。涼しい顔して聞き流していたはずなのにいつの間にかあの妙なラップが頭から離れなくなって、終いには口ずさんじゃったりして。いろんな要素をライトに聴かせるのでとっつきやすいですが、危険です。もっと聴きたくなる、ドーパミン出っ放しの超ノリノリになれちゃうハッピーなアルバムです、おすすめ!
ESCORT
もともとクセが強い曲が多いのですが今作までは圧倒的なクセの強さ!怪しげでダウナーな気怠さから始まったかと思えばキレッキレの「RIP」、個人的に大好きなテンプラ感ある「SOS」、歌詞がサイコーのラストナンバーまでの5曲入り。圧倒的曲数が少ないからこそこのカオスなアルバムはちょうど良く聴けるのではないでしょうか…ハマる人には相当ハマるはず!
DANCE TO YOU
サニーデイ・サービス
再結成後最高傑作は間違いなくこのアルバム。シンプルでコンパクト、スタンダードから外れたこともしていないけれど、大人になった彼らが作ったこの音が、確かに感じていたあの時の気持ちの続きを裏切らずに描き続けてくれていた喜び。これからも追いかけ続けたいと思える、キラキラ眩しくて、夏がくるたびに棚から引っ張り出したくなる、そんな大切なアルバムです。
Popcorn Ballads
なんでもありなの??と思わされるほどバラエティーに富んでいるし実験的。大御所を思わせない衝動的な曲もあったり。とにかく曲が多い!25曲入り!今が最高地点なんだと言わんばかりの意欲作だし、確かに曲は新しくてめちゃめちゃかっこいいのですが、正直これはバンドの作品では…と思えない部分もあるので星4つ、24時が好きな人にはおすすめです。
Sunny
スローで落ち着きのあるアコギがグッドメロディーを鳴らして、力の抜けた優しい声と。どうしようもなく優しくて温かな気持ちが日常に流れていく。これが新しいサニーデイなんだなと、やっと受け入れることができたような。そんなことを考える横で夏の風が吹き抜けていく、清々しいアルバム。
サニ-デイ・サ-ビス
ポップス寄りでカラフルな曲が今までフィーチャーされていたけれど、今作はモノクロで、曇り空をイメージしたアンニュイな楽曲が多め。壊れそうなくらい繊細で、素朴で飾らない、なんなら生々しくもある音色に統一されていて。今までとは違うけれど、圧倒的な纏まりで世界観を確立した作品。バンドとしてはすごく完成度の高い場所にいた時代のアルバムなので一聴の価値ありです。あの時の記憶を辿るように何度も聴いてしまいます。
FUTURE KISS
ライブ音源とひとことでは表せない、幼稚園で突如行われたライブを収録した最後の作品。もちろん過去類を見ない企画だけれど、あの幼稚園特有の賑々しさ、子供たちのぱらぱらと鳴る拍手。それに乗る信じられないくらい大雑把な演奏。そのあったかい愛にいつだって安心させられます。やっぱり彼らはすべての人の日常の隣にそっと居て、誰も見捨てないでいてくれるんだと、何年経っても春の風に吹かれながら思い出します。
愛と笑いの夜
サニーデイの最高傑作、まだ決めあぐねているけれど間違いなくその候補のひとつ。1曲目から前作の余韻を打ち切るかのようにキレのあるアコギ。曇りのない心でほんとうのことを探しに出かけるような、前作とは世界観に一線を画した、タイトルをそのまま体現した、冷えて澄み切った空気漂うアルバム。1曲1曲の繋ぎ目までもが素晴らしい。オリジナルアルバムの中で最初に買うならこれをおすすめしたい…ほどの名盤です!