アメリカのニューオーリンズ出身のインディー・ロック/エレクトロニック・バンドのミュートマスが約4年振り4作目となるアルバム『ヴァイタルズ』を自主レーベル<Wojtek Records>から遂にリリース!
2011年に発売された前作の『オッド・ソウル』が全米チャート24位を記録し、商業的にも大成功を収めた彼等。同年に行われた来日公演も大盛況。12年には入ってリンキン・パークとインキュバスと共に「ホンダ・シビック・ツアー」に参加して全米を回った。
今作は新メンバーにトッド・ガマーマン(G, Key, Vo)を迎えて初となるアルバム。前作で表現したガレージ・ロック・サウンドから1stや2ndアルバム期のキラキラとしたダンサブルなインディー・ロック・サウンドが復活!レコーディングでは1日1曲作成というノルマを立て、「現在のバンド」を完璧に示す楽曲が完成するまで根気強く制作が進められた。メンバーは個人のパートに集中する事を止め、全員で各パートを仕上げたというコラボレイティブな作品が完成した。
発売・販売元 提供資料(2016/02/01)
ワーナーを離れて心機一転、ニューオーリンズの4人組が4年ぶりのアルバムを自主レーベルからドロップした。前作はガレージ・ロック的なアプローチでファンを驚かせたが、今回は初作や2作目の続きを描いたような、キラキラとしたダンサブルな仕上がりだ。オープニングのプラスティックなファンク・チューンなど、80年代のニューロマを自分たちなりに解釈し、妖しい色気をモノにした一枚。待った甲斐があった!
bounce (C)長崎耕平
タワーレコード(vol.388(2016年2月25日発行号)掲載)