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ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲全集 / トリオ・エレジアーク

Piano 三重奏曲 #7 <大公>の名盤を探し聞き比べをしていた所、”フェブラリーのCD迷路・・・”の膨大な推奨盤の一押しがこれであった。ここの推奨はピタと当たっていた。素晴らしい演奏で驚きと感動でした。カザルス、ケンプ、リヒテル、バレンボイム、アシュケナージ・・数多くの好演から一段飛び抜けている感じ。音が新鮮、エネルギー豊か、奏者の音楽への感動が見事に心をストレートに打つ。こんな感動は久しぶりで心地よい。

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しぶちゃんさんが書いたカスタマーズボイス

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(全21件)

ラフマニノフの真骨頂が最高度に発揮された最高傑作の1つである交響曲第2番。本盤は100点満点中の70~80点くらいと評価される。所有CD盤としては、プレヴィン(1973)、ザンデルリンク(1989)、デュトワ(1993)、アシュケナージ(1981)、J. ウイルソン(2022)等がある。断トツに感動的な演奏はプレヴィン盤。次いで、アシュケナージ盤(1981)。この新盤はどうか?正直言って、演奏の巧さはあるものの、感動させる力は旧盤が上。不思議なことに、プレヴィン盤とアシュケナージ盤(1981)は共に44才での録音。アシュケナージの本盤は78才での録音。繊細・多感の濃厚なロマンティシズムを感動的に表現するには老成は適していないかもしれない。期待が大きかっただけに、やや期待外れであった。旧盤は、名門コンセルトヘボウ管&DECCAの名録音も手伝っているとは思う。老練化のマイナスを出さないようにプラス面を出して欲しかった。

最近、ラフマニノフ交響曲第2番のCD(#1 & #2 )を購入して聴いた率直な感想を述べたい。#1: タワーレコードの宣伝冊子(2023年タワレコで最も売れたクラシック輸入TOP 40の40番目と称する。本当か怪しい)ジョン・ウィルソン/シンフォニア・オブ・ロンドン; #2: アシュケナージ/フィルハーモニア管(2015年Live)を聴きき比べた。結果は、本CD(アシュケナージ/コンセルトヘボウ)盤を100点とすると、#1:30-40点、#2: 60-70点。アシュケナージ新盤は旧盤より30年近く後故、期待したが感動させるものが弱い、無いに近い。旧盤は出だしの最初の音からダイナミックレンジが大きく、音に感情が乗り移っており感動的だ。新盤はかれた演奏という感じで面白くない。話は飛ぶがラフマニノフの大家プレヴィン盤は録音は古いが音楽は新鮮で感情は生気溌剌、血が吹き出る演奏で他が色褪せてしまう。プレヴィン盤に肉薄するのがこの盤である。

宣伝文句に騙されて購入し試聴したが、結果は全くの期待外れであった。指揮者がプレヴィン、デュトワ、ザンデルリンク、アシュケナージ等のCDを所有しており、これらと比較すると一聴しただけで判る。先ず、スケールが小さい、音のダイナミズムが弱すぎて話しにならない。名門オケと高校生オケとの比較のようだ。プレヴィン盤は1973年録音とやや古いが、定評あるラフマニノフ通だけのことはあり、改めて感動させられる。アシュケナージ盤も負けず劣らず素晴らしい。

ROYCEさんと、ほぼ同一の感想です。一際、腕の立つピアニストであることは十分に示しているが、音楽性が薄っぺらい。指揮者として、ゲルギエフが伴奏し、これで良しとしていたのだろうか?緩急、強弱、よく歌うとチャイコフスキーの味が出るのに、全く迫力この上ない馬車馬があっという間に走り去って行くだけ。対照的に「リヒテル & カラヤン/ウィーン交響楽団」の演奏は含蓄が深い魅力がよく詰まった対照的な好演である。同一組合せの別盤「ラフマニノフ: ピアノ協奏曲#3 & パガニーニの主題による狂詩曲」では、こんな欠点は出していない好演ができているのに、残念!

クルト・ザンデルリンクの息子のミヒャエル・ザンデルリンクの指揮ということで期待して購入したが、結果は期待外れ。親父のクルト・ザンデルリンクはブラームス交響曲第4番の名演を数種類残しているが、それと比較すると大幅に劣る。個人的には4交響曲の内、特に第4番を格別に熱愛する。他の名演:チェリビダッケ、バルビローリ、ケンペ、カラヤン、バーンスタイン等の演奏と比較して、スケール、音のダイナミックレンジなどで全く迫力無し。室内管弦楽団が演奏しているように感じる。ブラームスの交響曲は分厚い、スケール雄大な音でその真価が存分に発揮される。比較例と聴き比べたが、最初の一音からして全く別世界。かつての偉大な巨匠のような演奏を望みたいが、それは相当難しそうだ。

録音が1960前後とのことで、音質を心配したが、名録音で実績のあるDECCAの録音だけあって録音の古さは全く気にならないくらい良質で驚いた。他の方が高い評価をされていたが、演奏も素晴らしい。指揮者モントゥーの実力の凄さが正直に出ているに過ぎないと思われるが、音楽的に極めて自然な流れで違和感がない。古い録音であるが、最近の録音と遜色がないくらい新鮮な音が伝わってくる。モントゥーさん、本物の感動をありがとう!!

モーツァルト後期交響曲での演奏では独特の良さに評価し、ベートーヴェンの交響曲に期待したが期待外れであった。少人数の室内管弦楽団で演奏しているようで、音に深み、厚み、スケールの大きさがないので感動なし。ピリオド奏法による影響もあるかもしれないが、深い音でスケール雄大な演奏に馴染んでいる者には、全く物足りない。ブラームスは聴いたことがないが、更に的外れな音になること必定。モーツァルトでは感動があっただけに残念である。

数多いブラームスの交響曲の録音の中では、ザンデルリンク、チェリビダッケ、バーンスタイン、バルビローリが特に私には強い感動を与える。ラトルはブラームスをあまり演奏しないが、ベルリン・フィルとの録音は特筆物である。このSACD盤は更に良さが増強されており、素晴らしい。ロマン派の作曲家ブラームスの作品は思い切り情緒纏綿の演奏が効果的。それには演奏時間の短い、急ぎの演奏では全くダメである。特に好きな曲はブラ4であり、この曲の1,2を争う名演である。

時々、ベートーヴェンの交響曲を聴きたくなると、このケンペ/ミュンヘン・フィルの盤を聴くことになる。ドイツ音楽の神髄をほぼ余すところなく演奏されていてこの盤に比肩できるものがない。演奏の中身についてはフルトヴェングラー盤が感動的であるが、音質がモノラルであることで残念である。第3番~第8番をよく聴くが、SACD盤の有利さも手伝って、音が深く、人を感動に導くエネルギー(スケール)が大きい。1971-1973年の録音で決して新しくはないが新鮮に感じる。1980年以降のウイーン・フィルやベルリン・フィルによる新しい録音は数多いが、これを超えられない。貴重な遺産である。

Piano 三重奏曲 #7 <大公>の名盤を探し聞き比べをしていた所、”フェブラリーのCD迷路・・・”の膨大な推奨盤の一押しがこれであった。ここの推奨はピタと当たっていた。素晴らしい演奏で驚きと感動でした。カザルス、ケンプ、リヒテル、バレンボイム、アシュケナージ・・数多くの好演から一段飛び抜けている感じ。音が新鮮、エネルギー豊か、奏者の音楽への感動が見事に心をストレートに打つ。こんな感動は久しぶりで心地よい。

前評判が良かったので購入したが、私の評価は全くの期待外れであった。こじんまりとした大人しい、小さくまとまった演奏で、この程度の演奏は数多い録音に埋没してしまう。この曲のCDは40枚ほど所有しており、感動を与えるザンデルリンク、チェリビダッケ、バーンスタイン等の心の底まで揺さぶられる演奏と比較するとスケールが小さく、感動が殆ど与えられない。SACDのお陰で音は比較的美しいことは僅かな救い。

前回のバーンスタイン/ウィーン・フィルとの共演盤より成長・進化を期待して購入したが結果は期待外れ。一番の理由は、5曲とも緩徐楽章の第2楽章にはノイズが含まれる。近くで会話しているかのような音が籠もった感じになるのは何故か?緩徐楽章は元々静かであるので目立ち、バレやすいが、録音技術陣の責任か?演奏者が乗りすぎて演奏中につぶやいてしまう悪例(グールドに典型的)があるが、ツィメルマンにそんな悪癖があるとは思いたくない。正式に発行する前にチェック機能は働いていないのか不思議。

暫く振りのベートーヴェン、ピアノ協奏曲全集で期待しましたが期待通りのできばえに満足です。前回のクルト・ザンデルリンク/バイエルン放送交響楽団との共演も良かったが、今回は内田の更なる成長・進化が素晴らしい。ピアニッシモからフォルテッシモまでのダイナミックレンジが更に広がり、音は元々美しいが更に冴え渡っている。数多い録音がひしめくが、最右翼に位置すると言えそう。

販売元およびカスタマーボイスを見て、期待して購入したが今ひとつ音質が良くない。SACDハイブリッド盤のベートーヴェン交響曲全集の方は音が分厚く、比較的良好。このブラームスは音が堅く、痩せていて訴える効果が弱い。録音時期が近く、録音は古いが、イッセルシュテット/ウイーン・フィル、ケルテス/ウイーン・フィル盤などは通常CDでも音が柔らかく、かつ迫力があり、これらに劣る。ドイツ音楽本流の指揮者・オケに大きな期待をしたが、期待外れ。特に、通常CDの方が差が顕著で、劣るのでリッピングする価値がない。

タワーレコードからの説明に躍らされて全集を購入したが、結論としてはがっかりした。全体的に心が動かされない、大人しい演奏。音は平板的で瑞々しさがない。何か仕事をやりながら、仕事への集中を邪魔しない位インパクトが弱い、変なメリットはある。Brahmsなどでは素晴らしい演奏・録音の盤があるににどうした?#3英雄はは例外的に好演。#5, #6は悪い見本。ステレオ初期の時代でも、クリュイタンス/ベルリン・フィル、ワルター/コロンビア響、セル/クリーヴランド管・・などの方がはるかに勝る。

ブロムシュテットのブラームス交響曲第4番のCDセールが目に止まり、期待して購入したが、結果は全くの期待はずれであった。第3、4楽章は平均点の出来とも言えるが、第1,2楽章が全くダメ。ただ、音を出しているだけで、何の感動もない、おとなしい、眠い、凡庸な演奏だ。Brahmsといえば、ザンデルリング、チェリビダッケ、バーンスタインなどを聴くと、第1,2楽章が素晴らしく、ひたひたと心を揺さぶって来る。このような感動が皆無で、つまらない。

比較的高い評価を得ているようなので購入して聴きました。結論は私にとっては評価は低いです。理由は、ソロViolin, オケ共に音が弱々しく、小規模編成の静かな室内楽を聴く感じでスケールの小さな音楽にがっかりした。ベートーヴェンのこの大曲は壮大なスケール感が必須と私は思う。女流ソロにはきついが、チョン・キョンファ(1979年盤、1989年盤)やイザベル・ファウスト(2010年盤)等に比べると、あまりにもスケール感がなく、こぢんまりとした室内楽。演奏自体は精妙で良いがこの大曲には荷が重すぎて残念。

アンスネスの弾くラフマニノフやグリーグなどは素晴らしい演奏で感動を与えたが、このベートーヴェン: Piano協奏曲、とりわけ第五番「皇帝」では弱々しい音で全くの期待外れ。雄大なスケールの演奏が望まれるが小規模編成の室内楽団と終始、弱音で演奏しており全く話しにならない。全く新しいアプローチかもしれないが、私には全く響かなかった。

前宣伝を期待して購入し、聴いてみたが、結果は全くの期待外れ。ジュリーニが元気な頃、名門オケに客演し、録音した名盤は数多い。特にブラームスの交響曲では数多い名演がひしめく中、燦然と輝く存在感を示している。ベートーヴェンはあまり得意とはしていなかったよで録音も少ない。今回の盤は、まず音が貧弱で薄っぺらいので話にならない。少数の田舎オケが頑張っているかと思われるが、聴く者に迫ってくるような迫力がまったくないし、音も美しいとは言えない。何回も聴いたがダメなものはダメ。ウィーン・フィルやベルリン・フィルをグイグイと引っ張って豊穣な音を出し、指揮しているジュリーニとは無縁のジュリーニに驚いた。完全な失敗であり、世に出すのは恥ずかしいくらいのCDである。ジュリーニのイメージを傷つけるもので、残念だ。

潜に期待して購入したが、結果は期待外れ。音が貧弱、訴えるものがない。ドイツ・レクイエムで記録した感動的演奏との落差の大きさに驚いている。ブラームスの交響曲には不向きなのか。

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