メンバーズレビュー一覧

マーラー:交響曲第5番 [SACD[SHM仕様]]<初回生産限定盤> / ゲオルグ・ショルティ、他

LPの時期からこれがショルティ、シカゴ交響楽団、録音デッカ、の最良の記録の一つだど思います。SACDはLPとは高弦楽器音に違いはありますが、これは再生オーディオ機器の影響と割り切って聴いています。

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トオルさんが書いたメンバーズレビュー

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(全21件)

後期ロマン派の響きの曲(12音階以前)で最後まで聴かせてもらいました。バルビローリのマーラー演奏を思い起こさせてくれる堪能・聴後満足感。これはオススメ度の高い演奏記録。オケもしっかり反応して、これをとらえた録音も充分良好です。

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絹のはしごとセミラーミデは聴いて「ホゥ」と。ロッシーニを短い序曲で味わって満足感。有名なウィリアム・テル序曲ももともと(半世紀前のイタリア、ローマ)のオペラハウス・オーケストラの普段着に触れた感じ。ヨーロッパのメジャーオーケストラの録音アルバムも聴きましたが、セラフィンのこれが馴染みます。

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日本語訳のノートでわかりました。ブルックナーはいわゆるブルックナー指揮者の演奏と優劣を語ることなくすんなり聴きました。いい「想い出」になりました。スメタナはチェコ色に慣れた耳からすると違いはありましたが彼の感性を知ることが出来た記録、想い出。ですが、田園は受け入れるには厳しいので4。ランゴーはまだかじり聴きです。

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このアルバムはカラヤンと当時のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が残してくれた有難い記録。ソロ・パートも文句の付けようがない。クリュイタンス盤もこのカラヤン盤もオススメ度は同じです。

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ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるエロイカはよほど強い個性の指揮者でない限り、その年代年代で聴いて満足、聴いて納得の演奏。このアルバムもその一つ。音質は当時のORF固有のものが残っているけど。

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20世紀の録音から一旦離れて21世紀のセッション録音のスタンダードと思って聴いています。感動とか感激と言った表現とは違いますが、落ち着いて聴ける演奏です。

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ウィーン風ってどんな?確かにウィーン・フィルの音色。セッション録音だとこうかな。クナッパーツブッシュのライヴもああかな。今の録音技術からちょっと古い分4にしたけど演奏は5点です。

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この小ロシアも1812年も、21世紀の昨今の演奏と同じように聴き浸ることが出来ますよ。1960年代1970年代のセッション録音のコンセプトは尊重して。録音技術が古くなった分5は控えました。

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LPの時期からこれがショルティ、シカゴ交響楽団、録音デッカ、の最良の記録の一つだど思います。SACDはLPとは高弦楽器音に違いはありますが、これは再生オーディオ機器の影響と割り切って聴いています。

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五番は当時のそして当時カラヤンとベルリン・フィルでなければ残すことが出来なかったライヴ記録だと思います。六番はどうも。

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マーラーの旋律に溺れないアルバム、ということで時々リファーしています。オススメ度というよりも、カラヤンのマーラーはなにがしか聴くと分かり易いです。だから手元に置いています。

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このエロイカは一気に聴かせられてしまいました。シャープ、という表現を使わせていただきます。これも手放せない手元に置いておきたいアルバムです。

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シスコ響のこのハイブリッドシリーズは音質がいいですね。トーマスのアルバムでは老けた巨匠感を感じないところが好きです。この5番は熱苦しくなくて(濃い演奏もそれ相応にいいです)満足しています。評価5ではないことを補足すると、小学校の通信簿の5は天才に付けるもの、って、古い者で。

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ブルックナー:交響曲 第7番

上岡敏之、他

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

最初に聴いてから繰り返して何度も聴き返しました。厚みを重ねて指揮者の「設計」は伝わりますし、オケもよく応えたライブです。このコンサートを直接聴いていたならまた違うのですが、今後半世紀参照される演奏とまでは思えませんでした。一方、今の日本クラシック演奏、レベル高いです。

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聴くからにベートーヴェンの作品そのもの。この作曲家の交響曲、弦楽四重奏曲、(特に後期の)ソナタ、の類の名曲(・名盤)とは違った「無垢な素直な旋律」が感じられこのCDには満足しています。ピアノに大砲音は生誕250年のお祝盤!っという企画ですね。

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両曲とも予想どおり期待どおり。声楽ソロ・コーラス・オケのパート音のバランスもよかったです。第九ではクーベリックの解釈主張がとりわけ緩急に明確で演奏終了直後の聴衆の反応は理解出来ます。このミサ・ソレムニスのライヴ・アルバムについては、聴く・聴こうと少し畏まったり評価分析っぽく聴きたくなりません。ミサ・ソレムニスのライヴはこの1枚で私は充分です。

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チェコフィルによる郷土作曲家の作品演奏では華美に過ぎない崩さない一線があると感じています。指揮者により均整あるプラスあり地味が目立ってマイナスがあったり。そんな中、数ある同曲のアルバムではバランスは最良。強奏時の音質もマル。

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楽曲はロシア色の美しい旋律があって心地よさを感じますが、作曲家の作品そのものはより広く知られた作品に一歩譲るかな、です。演奏しているソロやオケに不満はありません。むしろローカリティの実直さを買いたいです。録音音質も不満無。

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デジタル録音に慣れたせいかオーマンディのステレオ初期録音の通常CDでは、せっかく好演奏なのにオーケストラ音が混濁ぎみに聞こえてしまい何とかならないかなと思っていました。高音の張りが目立ちますが特段不満なくいい仕上がりでした。

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かなり演奏評価には厳しい仲間内三人ほどで聴きました。デュメイとピリスのロマン派作品への感性がみごとなまでに調和した相乗の成果。他、細かい事は専門誌書評等を参照してみて下さい。

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情緒性や甘美性とは距離のある、シャープで一途なライヴは期待どおりでした。録音技術的に左右の揺らぎ偏りはありますが、1951年の録音としては相当いい音質でした。

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