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バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)
グスタフ・レオンハルト
著名なソリストの共演なので期待して聴いたが、指揮者がソリストの個性を十分に引き出していないようで、平凡で特徴に欠ける演奏に感じた。
シューマン、ベートーヴェン: 交響曲全集 (10-CD Wallet Box)
フランツ・コンヴィチュニー、他
全曲ムラのない名演で優秀なステレオ録音である。コンヴィチュニーだから古風一本やりの印象は皆無で、音楽の流れが良い。バックハウスの皇帝のみライブでモノラルだが、演奏、録音とも申し分がない。
フリッツ・ライナー指揮、シカゴ交響楽団による名演奏集 (10-CD Wallet Box)
フリッツ・ライナー、他
ハイフェッツ、ギレリスとの協奏曲を含むライナー/シカゴ響の名演が手頃な価格で楽しめた。RCAの録音もすばらしい。
マーラー: 交響曲「大地の歌」
レナード・バーンスタイン、他
最後まで一気に聞き入り、感動しました。音飛び、揺れが何箇所かあるが、ライブとしては上々のステレオ録音である。
シューベルト: 交響曲第9番「ザ・グレート」、ヒンデミット: 交響曲「画家マチス」
ピエール・モントゥー、他
「超デットな音響のホールなので、ステレオの拡がりに乏しい」とのコメントだが、問題なく鑑賞できた。音質も1960年のライブの水準を凌駕している。「テンポの変化が激しく、迫力満点」とのコメントは的確で、モントーの好調さが十分に発揮された名演だと思った。
Mozart: Symphonies No.23, No.34, No.35, No.38, No.40, No.41, Piano Concertos No.9, No.17, No.19, No.22, No.27, etc
カール・シューリヒト、他
シューリヒトの特性が発揮された名演揃いで、協奏曲でのハスキルのピアノも秀逸である。43年収録の交響曲23、34番の鮮明な録音には目を見張るものがある。
Beethoven: Symphony No.4, No.7; J.Strauss II: Die Fledermaus Overture, Unter Donner und Blitzen (1986)
カルロス・クライバー、他
86年の東京での名演が蘇った。FM音源からの収録だと思うが、鑑賞上問題はない。
Mozart: Symphony No.36, No.33; Brahms: Symphony No.2; R.Strauss: Ein Heldenleben
演奏はどの曲も彼の持ち味が発揮されている。FM音源からの収録と思われるが、鑑賞上問題ない。
Mozart: Le Nozze di Figaro (Standard Version)<通常盤>
テオドール・クルレンツィス、他
速めのテンポでフィガロの魅力を十分に表現した出色の名演。著名な歌手は登場していないが、個々のレベルは高く、通奏低音の即興的なフォルテピアノも効果的である。ベーム(63年日生劇場ライブ)と並んで、私の愛聴版となった。
モーツァルト: オペラ集<限定盤>
オットー・クレンペラー、他
魔笛は曲とクレンペラーの考え方が整合しており、テンポも良い名演で5つ星。しかし、肝心のフィガロはモーツァルト固有の愉悦感が感じられず、最後まで聞き通すのが辛かった。グリストを起用しながら残念である。コジもフィガロと同じ感想。
Verdi: Otello / Alberto Erede, NHK Symphony Orchestra & Chorus, Mario del Monaco, etc
アルベルト・エレーデ、他
CD版面にMONOとミスプリントされているが、正規のSTEREO録音でしかも1959年のライブとは思えないほど極めて良好な音質である。モナコの歌唱もさえわたり、エレーデの指揮のもとN響も熱演している。
ワーグナー: 楽劇《ニーベルングの指環》<限定盤>
カール・ベーム、他
私はEloquenceのりマスターには満足しています。ベーム/ドンジョヴァンニ/ウィーン・フィルのCDもEloquenceのものを所有していますが、これもりマスターは優秀だと思います。
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第4番, 交響曲第5番, 他<タワーレコード限定>
ゲネプロやリハーサルをつなぎ合わせて編集したようでライヴ特有の熱気が感じられない。第5はマーラーを指揮するような演奏で、終楽章の繰り返しも緊張をそぐ。
Wagner: Tristan und Isolde
演奏は正規録音のドレスデン版を上回る素晴らしさである。正規録音より鮮明度は落ちるものの、FMのステレオ音源から収録していると思われるので、鑑賞上問題はないと思う。
Mozart: Symphony No.25, No.28, No.29, No.35, No.36, No.38, No.39, No.40, No.41
ブルーノ・ワルター
ニューヨーク・フィルとの25、29、35、39番とシカゴ響との28番のライブが初めて視聴できて嬉しい。39番(1945年)と41番(1938年)は録音時期の関係からノイズが目立つが、その他の録音は鑑賞上の問題は少ないと思う。
Bruno Walter Conducts Mozart<初回生産限定盤>
ブルーノ・ワルター、他
今までニューヨーク・フィルなどのモノラル録音を愛聴していたが、このコロンビア響とのステレオ録音を改めて視聴して、これらの録音がニューヨーク・フィルなどのモノラル録音に十分匹敵することを再認識した。多分、マスタリング向上の成果が影響しているのだろう。
Beethoven: Complete Symphonies, Symphony No.5 Rehearsal
ヘルマン・シェルヘン、他
非常に個性的な演奏ではあるが、聞いているうちに引き込まれ、違和感なく全曲を聞き終えました。オーケストラの力量も余り気にならず、指揮に必死に対応する団員の熱意に感動しました。
シューマン:交響曲全集
ジョージ・セル、他
「潤いの無い乾いたような音」を指摘されているコメントがありますが、セルは残響を余り好まなかったようで、必ずしも録音が悪いとは言えないのではないでしょうか。なお、私も演奏は申し分ないと思います。
ブルックナー: 交響曲第8番(新規リマスター); <特別収録>ベートーヴェン: 《フィデリオ》序曲, 《レオノーレ》序曲第3番<タワーレコード限定>
ハンス・クナッパーツブッシュ、他
リマスタリングの効果が顕著で、多くの方が指摘されている録音に伴うハンディはかなり改善されていると思う。
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