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第141回 ─ 「ディス・イズ・ボサノヴァ」を観て、サウダージ・トークを敢行!

連載
360°
公開
2008/04/10   19:00
ソース
『bounce』 297号(2008/3/25)
テキスト
文/佐々木 俊広


  いまなお現役で活躍を続けるボサノヴァの生き字引、カルロス・リラとホベルト・メネスカルの2人をメイン・ナヴィゲーターに、ジョイスやジョニー・アルフなどのミュージシャン、そして音楽ジャーナリストや作詞家といった関係者の証言と50~60年代当時の貴重映像(&写真)を織り交ぜてボサノヴァをクールに検証するドキュメンタリー映画「ディス・イズ・ボサノヴァ」がめでたくDVD化となった。本作はわが国での上映時にヒットを記録したが、ボサノヴァというスタイルがどのようにして生まれ、誕生後にどのような支持を受けて広まったのかなどの説明も施され、ボサノヴァ初心者にも優しい作りとなっていることが理由のひとつといえよう。

 原題は「Coisa Mais Linda」(もっとも美しいもの)というリラの代表曲から引用されていることからも明白だが、あくまでも本作はリラとメネスカルの目線によるボサノヴァ今昔物語である(……が、先述したメンツのほかにパウロ・ジョビンやワンダ・サーなども顔を揃えており、いま現在、考え得るオールスターズの出演なのは間違いない)。劇中で彼らがボサノヴァの歴史に捧げる新曲が〈サンバ〉だというところが、これまたなんとも粋ではないか。なお今回リリースされるDVDには本編未使用の演奏シーン(11曲もあり!)や、昨年にリラとメネスカルが来日した際の取材映像などもボーナスとして付いており、観どころが山盛りとなっている。

 さてここでは、DVDを2人で仲良く鑑賞したらしい、とある若いカップルが交わしたボサノヴァ・トークをレポートしよう。

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