『DJ Kaori's INMIX III』 ユニバーサル(2007)
R&B/ヒップホップを中心にプレイし、ミックスCDがいずれもヒットを記録するDJ KAORI。自身の歌モノもコンスタントに発表している彼女らしく、今回は“Don't Know Why”をR&B調に熱唱。
渋谷ジャズ維新 『松浦俊夫 collection EAST WIND issue』 Solid(2003)
今作の選曲やDJ、リミックス仕事で活躍中の松浦俊夫。今回はU.F.O.時代を連想させる“A Night In Tunisia”を、ホセ・ジェイムズ、Cro-Magnon、坂口修一郎とカヴァー。
Sunaga t experience 『A letter from allnighters』 flower(2006)
本プロジェクトでのリリースはもちろん、〈夜ジャズ〉でも活躍中の須永辰緒は、自身もよくプレイするという“Avila And Tequila”を披露。原曲をよりリズミックに現代化している。
中塚 武 『GIRLS & BOYS』 ビクター(2006)
この最新作でもメロディックでハウシーなブレイクビーツを小粋に聴かせる中塚は、〈カヴァーしにくそうだったから〉という理由で“Moanin'”を選択。原曲とはまた異なるルーディーな雰囲気に仕上げている。
Home Grown 『Respect to the riddim』 KnifeEdge/ポニーキャニオン(2006)
日本を代表するレゲエ・バンドで、かなり異色のラインナップ? とはいえ、アドリブのパートを排して主旋律の哀感を強調した“Cleopatra's Dream”の仕上がりは流石だ。
DJ KAWASAKI 『BEAUTIFUL』 コロムビア(2006)
本作に続くセカンド・アルバムの発表も間近い彼は、“Maiden Voyage”を原曲に近いタッチでカヴァー……と思いきや、途中からハウス・ビートに展開していくアッパーなアレンジがカッコイイ!
ROBERT GLASPER 『In My Element』 Blue Note(2007)
現在のブルー・ノートから期待を寄せられているヒップホップ世代のジャズ・キーボーディスト。ライヴ・セットでもよく取り上げるという“Oriental Folk Song”をスモーキーにカヴァー。