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第132回 ─ クラブ・ミュージック×ブルー・ノートのイイ関係を探れ!!

第132回 ─ クラブ・ミュージック×ブルー・ノートのイイ関係を探れ!!(3)

連載
360°
公開
2007/11/29   20:00
ソース
『bounce』 293号(2007/11/25)
テキスト
文/轟 ひろみ

MARLENA SHOW 『Who Is Bitch Anyway?』(1974)
〈FREE SOUL〉界隈でも愛された人気シンガーの代表作。グリッティーな冒頭の“Street Walkin' Woman”やロバータ・フラック“Feel Like Makin' Love”のカヴァーなど粒揃いだ。

MOASIR SANTOS 『Saudade』(1974)
ブラジル出身のマルチ・ミュージシャンがブルー・ノートに残したリーダー作。表題どおりのブラジル風味を爽やかに配合したフュージョン感覚の聴き心地で、リー・リトナーやハーヴィー・メイソンも参加。

NORAH JONES 『Come Away With Me』 (2002)
現在のブルー・ノートを代表するシンガーのデビュー作で、アリフ・マーディンが采配を振るったソウル~カントリー色も濃い仕上がりとなっている。日本でもヒットした“Don't Know Why”を収録。

Jazztronik 『Grand Blue』 KnifeEdge/ポニーキャニオン(2007)
この最新作がロング・ヒットしているJazztronikは、原曲をよくDJプレイしたという“Street Walkin' Woman”をカヴァー。野崎良太自身の弾く小気味良いクラヴィネットがファンキー!

SOIL & "PIMP" SESSIONS 『PIMPOINT』 ビクター(2007)
ヨーロッパでも絶大な支持を得ている爆音ジャズ・バンドの彼らは、オリジナルのメロディックなフレーズを活かすアレンジで“Mode To John”をダイナミックにカヴァー。

MURO 『MUROTIMATE BREAKS & BEATS VOL. 1』 RUSH! 
ディズニーからファニアまでを独特のセンスで提案してくる〈キング・オブ・ディギン〉は、かつて自身のミックスCDでも取り上げていた“Afrodisia”をフロアライクにカヴァー。

『Kyoto Jazz Massive 10th Anniversary』 Compost(2006)
活動10周年を迎えて個々の活動も盛んなクロスオーヴァー界の大御所コンビは、ベンベ・セグエをヴォーカルに配して“Off & On”をカヴァー。ジャズ×ブラジルの最新型を聴かせる。