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第38回 ─ グループ・サウンズ

こんな人もGS出身者!!

連載
Discographic  
公開
2004/12/16   13:00
更新
2004/12/16   17:19
ソース
『bounce』 260号(2004/11/25)
テキスト
文/醐樹 弦瑶

 CSの「プロ野球ニュース」を観ながら、「司会の佐々木信也は昔、プロ野球の選手だったんだよ」と言ったら、ウチの嫁は感心していました……っていうのは余談ですが、GS出身者にも、当時を知らない人にとっては「ヘェ~」と言いたくなるような方もいらっしゃいます。

 ソロ・アーティストになった方には、沢田研二、堺正章、井上順、かまやつひろし、萩原健一、尾崎紀世彦、湯原昌幸、寺尾聰なんてところが。新たなバンドを結成して、精力的にバンド活動をし続けた方では、村八分~ティアドロップスの山口富士男(元ダイナマイツ)、フード・ブレイン~スピード・グルー&シンキ~Johnny, Louis & Charの加部正義(元ゴールデン・カップス)、フラワー・トラベリン・バンドのジョー山中(元491)、石間秀樹(元ビーバーズ)……と意外に少ない。また、穂口雄右、加瀬邦彦、クニ河内、大野克夫など、作曲家や編曲家として、歌謡曲やTV音楽を数多く手掛けていった方もたくさんいらっしゃいます。

▼文中に登場したアーティストの作品を一部紹介


沢田研二の69年作『JULIE』(東芝EMI)


ohnny, Louis & Charのライヴ盤『Free Spirit 1979.07.14』(江戸屋)