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第26回 ─ ミクスチャー・パーティー・ロック

第26回 ─ ミクスチャー・パーティー・ロック(3)

連載
Discographic  
公開
2004/03/25   17:00
更新
2004/03/25   19:16
ソース
『bounce』 252号(2004/3/25)
テキスト
文/武山 英丈、宮原 亜矢、渡辺 貴仁

ミクスチャー・パーティー・ロック DISCS

CRAZY TOWN 『The Gift Of Game』 Sony(1999) 切れ味抜群のギターに猪突猛進型ラップをフィーチャーしたアゲアゲ・チューンから、 KRS・ワンも参加した本気度満点のラップ・チューンまで、新人らしからぬ引き出しの多さを見せつけたLA出身の悪ガキたち。キラー・トラック“Toxic”(有毒)に禁断症状~。(渡辺)

FISHBONE 『The Essential Fishbone』 Columbia スカとパンクの交配サウンドによって90年代のミクスチャー・ムーヴメント期に全盛を極めるが、ブラック・コミュニティー・ロックの系譜から語ることも可能。現在活躍するスカ・パンク・バンドのほとんどが、彼らから大きな影響を受けている。(武山)

HOT ACTION COP 『Hot Action Cop』 Lava/Atlantic(2003) その75%が実体験をもとに書かれたセックスにまつわる歌詞(本人談)はさておき、サウンド面はジャクソン5“I Want You Back”まんまのリフ使いが楽しい“Don't Want Her To Stay”ほか、ファットなパンク、ファンク、ヒップホップが展開するオールド・スタイル。(宮原)

INCUBUS 『S.C.I.E.N.C.E.』 Immortal/Epic(1997) 民族楽器や本作より加入したDJのスクラッチ、人力ドラムンベースが織りなすクロスカルチュラルな雰囲気が、サイケデリックな魅力を放つメジャー初フル・アルバム。最新作で完全に影を潜めたヒップホップやファンクの要素が、ここでは逆に色濃い印象。(宮原)

INSOLENCE 『Stand Strong』 Beatdown(2003) スカからジャズまで何でもござれのマルチ・ドラマー、ケヴィン・ヒグチの加入で、リズムのキレがグンと増した最新作。へヴィー・ロックにダブ/レゲエがバランス良く共存し、〈ラヴ&ピース〉を叫ぶ本作のポジティヴ・ヴァイブス含有量は、まさに必聴クラスの濃さである。(宮原)

NO DOUBT 『Rock Steady』 Trauma/Interscope(2001) オレンジカウンティー出身の10年選手。太陽をいっぱいに浴びた陽性パンクと、みずからのルーツであるスカ/ニューウェイヴの要素が、高いレヴェルでスパークした4作目。ネプチューンズやバウンティ・キラーなど、参加アーティストも間違いナシ!(渡辺)