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第41回 ─ 紳士の国から、超重音ロックがコンニチワ!──UKラウド・ロック最新事情

UKラウド・ロック・バンドはまだまだいるぞ!!

連載
360°
公開
2004/02/05   14:00
更新
2004/02/05   17:43
ソース
『bounce』 250号(2003/12/25)
テキスト
文/武山 英丈

THE EIGHTIES MATCHBOX B-LINE DISASTER 『Horse Of The Dog』 No Death/Island

  本項を〈ラウド・ロック〉にしたのにはワケがある。こいつらを紹介したかったからだ! ガレージ・ロックをディストーションで爆音ドライヴさせた暴走族サウンド。3倍速くて10倍やかましいUK産ロケット・フロム・ザ・クリプト!!

INME 『Overgrown Eden』 Music For Nations/ビクター

  メンバーすべてがハタチそこそこという、驚異的若さの新世代スリー・ピース。リズミックなギター・リフに乗せられるラップ・ヴォーカルと絶叫。アグレシッヴなモダン・ロック風情に溢れる衝撃のデビュー・アルバム。そのハンサムぶりで、違った層からの支持も獲得。

FUNERAL FOR A FRIEND 『Casually Dressed & Deep In Conversation』 Infectious/Warner UK

  USで言う〈スクリーモ〉? メロの緩急やブレイクの絶妙さなど、まさにリスナーのエモーションを掻き立てるそれ特有のものだが、トリッキーな旋律が彼らを唯一無二の存在にしている。現在、UKを揺らしてるニューカマー。

PART CHIMP 『Chart Pimp』 Rock Action

  ワンパターンでゴリ押すリフ運び、やがてやってくるカオス。クラクラするほどに研ぎ澄まされたギター・サウンドと偏屈なヴォーカル……レーベル主宰のモグワイから、〈パンク〉だけを抽出したら彼らになる? 昨今のNY勢とも繋がりそうなガレージ・ムードも搭載。