95年、サンフランシスコで設立された〈未来音楽連合〉ことオム。マーク・ファリーナがセレクターを務める〈Mushroom Jazz〉シリーズのヒットにより一躍注目を集め、日本でも根強い人気を誇る。上で紹介した他にもピープル・アンダー・ザ・ステアーズ、ミング&FS、ホアン・アトキンスらが作品をリリースしており、〈Om Lounge〉などのコンピも充実。ハウス、ヒップホップからドラムンベースまでサウンド・フォーマットは多彩だが、土地柄を強く反映したユルさが共通点だといえる。統一感のある装丁も人気の秘密?