これがド定番! ゆるゆるディスクを紹介 その3
P'TAAH 『Staring At The Sun』 Ubiquity（2003）
御存知アナンダ・プロジェクトことクリス・ブランの別プロジェクト、ピターのセカンド・アルバム。ハウスの王道といった感じのアナンダよりも、趣味に近くパーソナルな雰囲気の本作は、フュージョン色強いアップといいチルアウト系チューンもどこかECM的で、西海岸モノと一辺倒に語れない奥行きをも感じる。(高橋)
BLUE SIX 『Beautiful Tomorrow』 Naked Music（2002）
“Sweeter Love”“Music & Wine”などのシングル・ヒットで注目を集めていたジェイ・デニスによるプロジェクト、ブルー・シックスのフル・アルバム。女性ヴォーカリストをフィーチャーし、これぞネイキッド・ミュージック、といった感じの甘美なディープ・ハウスばかり。先述のシングル曲も収録。(堀内)
VARIOUS ARTISTS 『Andy Caldwell presents InSoul Sessions Vol.1』 Inspirit Music（2002）
UKのインスピリット・ミュージックが放つコンピ第1弾は、西海岸の要人アンディ・コールドウェルによるミックス。ネイキッド・ミュージックあたりの音を彷彿とさせる、エレガントかつセクシーなディープ・ハウスを、アンディが繊細でスムースに紡いでいく極上の一枚。(青木)
VARIOUS ARTISTS 『West Of Centre presents InSoul Sessions Vol.2』 Inspirit Music（2003）
レーベルの注目ユニットが手掛けるコンピ第2弾は、前作のムードをそのまま継承したメロウなブレイクビーツで構成。ランドスライド、フューチャリスティックス、アンディ・コールドウェルらのジャジーでムーディーな楽曲たちはどれも完成度が高く、西海岸ビギナーにもお薦め!(青木)
NOBODY 『Pacific Drift : Western Water Music Vol.1』 Ubiquity （2003）
ヒップホップ文脈で高い評価を得た『Soulmates』に続く2年ぶり2作目は超傑作!! 夢心地なインストのユルユル具合はそのままに、内省的なヴォーカル曲がサイケデリック加減も最高。仕事やめてビールを浴びたくなるサタニック・ミステリー・ペット・サウンズ・ツアー。(出嶌)
VARIOUS ARTISTS 『Rewind! 2』 Ubiquity（2003）
大物アーティストの名曲のカヴァーやリミックス、またその作品にインスパイアされたトラックなどを収録したユビキティの人気シリーズ第2弾。ジョン・コルトレーン、カーティス・メイフィールド、ビル・ウィザース、シリータらの曲がクラブ・サイドのアーティストによって華麗に変身。(堀内)
VARIOUS ARTISTS 『Bare Essentials 2』 Naked Music（2003）
ジャケともどもセクシー&アーバンなディープ・ハウスで攻めまくるネイキッド・ミュージックの名曲選〈Bare Essentials〉シリーズの第2弾。ミゲル・ミグスやアクアノートら看板アーティストの未発表曲やアナログ・オンリーのトラックが手軽に楽しめます。ジャケ買いしても絶対損しません。(出嶌)
