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インタビュー

INTERVIEW(1)――これから始まる

 

これから始まる

 

――ついに投下された待望のアルバム、『THE 7 DEADLY SINS』。作品自体の話をする前に、改めて5月1日に行われた日本武道館公演のことを振り返っておきたいんですが。

清春(ヴォーカル)「とにかく嬉しい1日でしたね。のちにライヴDVDとかも出るんで、映像チェックでも改めて何度か観てきたんだけど、画面のなかで嬉しがってる自分に会えたというか(笑)。やっぱり人間、理想に近付けると嬉しくなるものなんだな、と思うんですよ。もちろん完璧な満足なんてあり得ないんだろうけど、それに近いポイントを出せたときに嬉しくないはずがないというか。もちろん、たくさんの人が観に来てくれた嬉しさ、〈ついに始まったなあ〉という嬉しさというのも同時にあったわけです」

クボタケイスケ(ベース)「文字通り、最高の日でしたね。まさに〈あの日に向かって、みんなで一丸になって突き進んできた〉という感じだったし。だから逆に終わった瞬間、〈ああ、終わっちゃった!〉と感じてしまったところもあって」

K-A-Z(ギター)「そうだね。〈やっとここまで来た!〉という喜びと〈もう終わっちゃうのか?〉という寂しさが同時にあった」

クボタ「だけど終演後の楽屋で、清春さんの口から〈これから始まるんだよ〉という言葉が出てきて。そこでなんか、ふたたび喜びがこみ上げてきたというか」

GO(ドラムス)「うん。実際、こうして終わってから時間が経てば経つほど、すごい場に立ち会うことができたんだなってことを痛感させられますね。だから、この先のことがもっともっと楽しみになってくるし」

清春「実際には、これからが闘いですからね。今回のサッズは、1発目の弾を撃っただけで〈うまくいって良かった。じゃあね〉というのとは違うから(笑)。ここから先、もっともっと進化してパワーアップしていかなくちゃいけないものだから、がんばっていかないとね。そういう意味で〈これから始まる〉という言葉が出てきたんだと思う」

 

カテゴリ : .com FLASH!

掲載: 2010年07月07日 18:01

更新: 2010年07月07日 19:27

インタヴュー・文/増田勇一