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インタビュー

HIFANA

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2005年09月01日 16:00

更新: 2005年09月15日 19:02

ソース: 『bounce』 268号(2005/8/25)

文/原田 亮

リズムに取り憑かれた2人が、今度は〈TV〉をプロデュース!? チャンネルを回すたびにユーモアいっぱいのビートが溢れ出し、きっとキミは踊らずにはいられない!

MPCだけでもいけるな

 沖縄の方言で〈南の風〉、〈南の花〉という意味のグループ名を持つ2人組=HIFANA。観る人踊る人の話題を呼ぶ彼らのライヴ空間は、AKAIの名サンプラー〈MPC2000〉のパッド演奏で多彩なブレイクビーツを紡ぎながら、スクラッチやジャグリング演奏と共にアクロバティックに作り上げられます。その魅力は2003年発表のデビュー・アルバム『FRESH PUSH BREAKIN'』で広く知られることとなり、昨年は夏の野外レイヴ〈METAMORPHOSE〉で、club asiaで行われた彼ら主催の異ジャンル格闘型イヴェント〈ZAMURAI〉で、また沖縄から札幌に至るまで各地のクラブ・イヴェントで披露されてきました。こんなパフォーマーが現れるなんて、リズムマシンの生みの親でありMPC開発にも協力したロジャー・リンも、スクラッチ音を最初に発見したとされるDJグランド・ウィザード・セオドアも想像できなかったかも!? まさに特異なポジションで活動を展開するリズム・マスター、いったいその原点は……。ちなみにHIFANAの結成は98年に遡ります。

「HIFANAになる前はパーカッション・バンド=TRIBAL CIRCUSで、テクノ・イヴェントなどの途中でベリー・ダンスのショウに合わせてライヴをしていましたね。その時期は、ジャグリングをしたり、スケートボードをしたり、竹やぶに竹を切りに行ってディジュリドゥを作ったりっていう遊びをひたすら何年もやっていました(笑)。その頃からライヴでジャンベを叩きながら、効果音的にMPCに採り込んだタブラの音を使ったりもしていて。だんだん、〈MPCだけでもいけるな〉と思えてきて。バンドでは、僕たちが好きなアホな(サンプル・)ネタとかは入れにくかったから、それで(JUICYと)2人でやろうということになって」(KEIZOmachine!、以下KEIZO)。

 もともとは友人宅でNYのヒップホップDJ、クラーク・ケントの映像を観て衝撃を受けたことをきっかけにターンテーブルの練習を始めたというKEIZOと、バンドでドラム訓練に勤しんでいたJUICY。彼らは共にパーカッション・バンドのTRIBAL CIRCUSでの活動を経てHIFANA結成へと至るわけで、生粋のパーカッション好きといえます。リズム遊び好きの芽はどうやらこの頃に育まれたようです。ここで特に影響を受けたライヴ・パフォーマーを尋ねると……。

「最初に僕がミュージシャンで(目を見開いて)〈ワー!!!!!〉ってなったのは、ママディ・ケイタのジャンベ演奏。結構リズムにハマっていたから、そのへんの凄い人たちには影響を受けたかな。〈この人はどれだけ練習したんだ!?〉っていう(笑)」(KEI-ZO)。

「あと、シャクというタブラ奏者のライヴも凄かった」(JUICY)。

 前身バンドでの変拍子の応酬や、文字どおりサーカスのようなパーカッション・パフォーマンスによって鍛えられた彼らは、その後打ち込み音楽の世界にどっぷりハマり出し、独自のアイデアでブレイクビーツを操り始めます。

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