注目アイテム詳細

アルフレート・ブレンデル『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集』『同:ピアノ・ソナタ全集』『モーツァルト:ピアノ協奏曲全集』タワレコ限定 2025年10月22日発売

ブレンデル

UNIVERSAL×TOWER RECORDS ヴィンテージ+plus シリーズ 最新作
「タワーレコード渋谷店30周年記念企画」 <ブレンデル追悼企画> 代表作3タイトル
“VINTAGE COLLECTION +plus"Vol.36

国内盤CD


1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(1997,98年録音)/ラトル&VPO  (3枚組)
2. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(1992-96年録音)  (10枚組)
3. モーツァルト:ピアノ協奏曲全集(第5-27番他) (1970-84年録音)/マリナー&ASMF  (10枚組)
各価格(税込)2,640円(1),特別価格6,930円(2,3)
阪田知樹氏(3)、長井進之介氏(2)、山崎浩太郎氏(1)による新規序文解説&日本語曲目解説付
オリジナル・ジャケット・デザイン使用
上記、発売時には日本語帯が付きます

2025年10月22日(水)リリース予定
企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:ユニバーサル ミュージック合同会社

 ユニバーサル ミュージック保有音源の中から貴重音源をリリースする『タワーレコード“ヴィンテージ・コレクション+plus"』シリーズ最新第36弾は、2025年6月に94歳で亡くなったアルフレッド・ブレンデル(1931-2025)の追悼企画としまして、旧PHILIPSレーベルと収録した多くの録音の中から、ブレンデルの代表盤かつ楽曲自体のファースト・チョイスともなっている永遠の名盤3作を、タワーレコード企画・限定盤で最新で復刻します。いずれも録音史的にも重要なアルバム群であり、ブレンデルの神髄が詰められた音源です。単売の製品としては暫く市場に無い盤ばかりでしたので、特にブレンデル引退後は国内盤での再発を望む声が従来も多くありました。特に国内盤でのリリースは久しぶりですので、各新規の序文解説含む解説書にも注目ください。尚、今回の販売価格は国内盤初出時と比較してかなりお買い得になっています。
尚、この企画の趣旨としましては、復刻アイテムはそれぞれ個性ある名盤ばかりであり、現代にリメイクし再注目することでこれらの音源が本来有していた価値を再発見すること、もしくはそれ以上の輝きを見出すことも復刻の目的としています。本来、廉価盤では成し得ない解説書の充実含め、幅広く聴いていただきたいアルバムを今回も取り揃えました。

 ~『タワーレコード“ヴィンテージ・コレクション・プラス"』(TOWER RECORDS VINTAGE COLLECTION +plus)では、これまでのコンセプトを踏襲しつつも、デザインを一新し、オリジナル重視(アートワーク使用の増加、古いマスター音源はできる限り新規に)の姿勢はそのままに、音質の向上と価格の見直しを行っております。セットものはこれまでよりお求め安い価格設定としました。

 *尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

ブレンデル

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(1997,98年録音)/アルフレッド・ブレンデル、サー・サイモン・ラトル、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[PROC2452/4 (3CD) 2,640円(税込)]   POS: 4988031801505

国内盤CD


【収録曲】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
<CD1>
1. ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 作品15
2. ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
<CD2>
3. ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19
4. ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
<CD3>
5. ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
【演奏】
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル (指揮)
【録音】
1997年12月 (1,2)、1998年2月 (5)、12月 (3,4)  ウィーン、ムジークフェライン
【原盤】
Decca(Philips)
【Original Recordings】
Producer: Martha de Francisco
Balance Engineer: Erdo Groot
Recording Engineer: Cees Heijkoop
【First Release】
462 781-2

<タワーレコード渋谷店30周年記念企画> <ブレンデル追悼企画>
4回目にして最後の全集録音となったブレンデル至高のベートーヴェン!ラトル&VPOをバックに奏でられる最高峰の演奏のひとつ。新規序文解説付!

 2025年6月に94歳で亡くなったアルフレッド・ブレンデル(1931-2025)の追悼企画としまして、旧PHILIPSレーベルと収録した多くの録音の中から、ブレンデルの代表盤かつ楽曲自体のファースト・チョイスともなっている永遠の名盤3作を、タワーレコード企画・限定盤で最新で復刻します。いずれも録音史的にも重要なアルバム群であり、ブレンデルの神髄が詰められた音源です。単売の製品としては暫く市場に無い盤ばかりでしたので、特にブレンデル引退後は国内盤での再発を望む声が従来も多くありました。特に国内盤でのリリースは久しぶりですので、各新規の序文解説含む解説書にも注目ください。尚、今回の販売価格は国内盤初出時と比較してかなりお買い得になっています。また、仕様に関しましては今回の復刻では3枚組はマルチケース、10枚組BOXは当企画に準じたクラムシェルBOX(箱)となっておりますことをご了承ください。ジャケット写真に関しましてはオリジナルのデザインを踏襲しております。今回の最新復刻により、ブレンデルの残した素晴らしい演奏の数々をお楽しみください。
 ブレンデルにとってベートーヴェンはシューベルトと並んで特別な存在であり、生涯にわたって取り組み続けた作曲家でした。ピアノ協奏曲全集の録音は1960年代のVOXレーベルを皮切りに、以降PHILIPSレーベルに'70年代にはハイティンク&ロンドン・フィルと、'80年代ではレヴァイン&シカゴ交響楽団とのライヴを、そして4回目に当たる1997年と翌年にかけて最後の全集録音となったラトル&ウィーン・フィルとの音源が残されました。PHILIPS時代の3つの録音はそれぞれが大きな輝きを放っていますが、とりわけ最後のウィーン・フィルとのものは格別です。ブレンデルは年代によって解釈を変えるピアニストではなかったこともあり、それぞれがブレンデルらしい美しい音色と自然なアプローチによる名演奏であることは変わりありません。一方、指揮者とオーケストラとの関係性による違いがあるとはいえ、作品としての全体的な音色は異なることは確かです。その意味では、最後のこのウィーン・フィルとの録音はブレンデルのルーツに近く、求められていた音色と言えるかも知れません。尚、各曲の録音はウィーン・フィルの公演に合わせて収録されており、全集としてカップリング曲が順番通りでないのはこのためです。ムジークフェラインでの音色は殊の外優美であり、優秀録音盤であることも合わせ、集大成的なアルバムとなりました。この全集は、全ての音楽ファンに薦められる、一級品の音源です。
 今回、初出時の各曲解説の再掲に加え、新規で山崎浩太郎氏による序文解説を掲載しました。また、ジャケット・デザインは初セット時のオリジナルのデザインを採用しています。今回のVINTAGE COLLECTION+plus Vol.36は全3タイトルを発売します。

※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ マルチケース仕様
※ 一部オリジナル・アナログ・マスターテープに起因するノイズ等がある場合がございます。ご了承ください
※ 解説:山崎浩太郎氏(新規序文解説) 、ハリエット・スミス氏(木村博江氏訳)、作品解説含む解説書合計12ページ

ブレンデル

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(1992-96年録音)/アルフレッド・ブレンデル
[PROC2455/64 (10CD) 特別価格6,930円(税込)]   POS: 4988031801512

国内盤CD


【収録曲】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
<CD1>
1. ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 作品31の1
2. ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31の2 《テンペスト》
3. ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 作品31の3 《狩》
<CD2>
4. ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 《ワルトシュタイン》
5. ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 作品54
6. ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 作品101
7. アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO57
<CD3>
8. ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 作品26 《葬送》
9. ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 作品27の1 《幻想曲風ソナタ》
10. ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2 《月光》
11. ピアノ・ソナタ 第19番 ト短調 作品49の1
<CD4>
12. ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品2の1
13. ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 作品2の2
14. ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 作品2の3
<CD5>
15. ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 《悲愴》
16. ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 作品14の1
17. ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 作品14の2
18. ピアノ・ソナタ 第11番 変ロ長調 作品22
<CD6>
19. ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 作品79
20. ピアノ・ソナタ 第24番 嬰へ長調 作品78 《テレーゼ》
21. ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 作品90
22. ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 《熱情》
<CD7>
23. ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 作品7
24. ピアノ・ソナタ 第15番 ニ長調 作品28 《田園》
25. ピアノ・ソナタ 第20番 ト長調 作品49の2
<CD8>
26. ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106 《ハンマークラヴィーア》
27. ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調 作品81a 《告別》
<CD9>
28. ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 作品10の1
29. ピアノ・ソナタ 第6番 ヘ長調 作品10の2
30. ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 作品10の3
<CD10>
31. ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
32. ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
33. ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111
【演奏】
アルフレッド・ブレンデル (ピアノ)
【録音】
1992年11月 (1-3,6)、1994年2月 (12-14,22)、10月 (19,20)、1995年12月 (32,33)  スネイプ
1993年4月 (4,5,7)、 1994年4月 (8-10)、2月 (11)、6月 (15-18,23-25,27)、1995年3月 (21,30)  ノイマルクト
1995年2月 ウィーン (26)、1995年2月 フランクフルト (28,29)(ライヴ)
1996年2月 ロンドン (31)
【原盤】
Decca(Philips)
【Original Recordings】
Recording Producers: Martha de Francisco (Nos.4-18, 20-22, 24-32 & Andante favori), Ursula Singer (Nos.1-3, 19, 23)
Balance Engineers: Martha de Francisco (Nos.4-6, 8-11, 15-18, 20-22, 24, 25, 27, 28 & Andante favori), Ko Witteveen (Nos.4, 7-11, 15, 20, 26 & 29-32), Ursula Singer (Nos.1-3, 19 & 23), Gerhardt Harrer (Nos.26 & 29), Franz Schenold (Nos.26 & 29)
Recording Engineers: Norbert Hoffmann (Nos.5 & 6), Ko Witteveen (Nos.4, 7-18, 20-22, 24, 25, 27, 28, 30 & Andante favori),
Everett Porter (Nos.31 & 32), Willem van Leeuwen (Nos.1-3, 19, 23), Roger de Schot (Nos.1-3)
Recording Editors: Martha de Francisco (Nos.4-7, 15, 20-22, 26, 28, 29 & Andante favori), Jean van Vugt (Nos.4, 7-15, 20-22, 24-29, 31, 32 & Andante favori), Kees de Visser (Nos.16-18), Thijs Hoekstra (Nos.19 & 23), Gosia Jankowska (No.30)
【First Release】
446 909-2

<タワーレコード渋谷店30周年記念企画> <ブレンデル追悼企画><10枚組特別価格>
ブレンデルの最終回答。PHILIPSへの2回目の録音となった1992年から96年にかけての全集が待望の復活。各曲の収録順は、初セット化時の順番を踏襲。新規序文解説付!

 2025年6月に94歳で亡くなったアルフレッド・ブレンデル(1931-2025)の追悼企画としまして、旧PHILIPSレーベルと収録した多くの録音の中から、ブレンデルの代表盤かつ楽曲自体のファースト・チョイスともなっている永遠の名盤3作を、タワーレコード企画・限定盤で最新で復刻します。いずれも録音史的にも重要なアルバム群であり、ブレンデルの神髄が詰められた音源です。単売の製品としては暫く市場に無い盤ばかりでしたので、特にブレンデル引退後は国内盤での再発を望む声が従来も多くありました。特に国内盤でのリリースは久しぶりですので、各新規の序文解説含む解説書にも注目ください。尚、今回の販売価格は国内盤初出時と比較してかなりお買い得になっています。また、仕様に関しましては今回の復刻では3枚組はマルチケース、10枚組BOXは当企画に準じたクラムシェルBOX(箱)となっておりますことをご了承ください。ジャケット写真に関しましてはオリジナルのデザインを踏襲しております。今回の最新復刻により、ブレンデルの残した素晴らしい演奏の数々をお楽しみください。
 ブレンデルはVOXレーベルに最初のベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集を録音後、PHILIPSに1970年から77年にかけてアナログ録音による収録を行いました。このPHILIPSへの全集はスタンダードな演奏として未だに多く聴き継がれている名盤です。その後ブレンデルは1992年から96年にかけて、実に3回目の録音をデジタルで行いました。この全集はCD時代の全盛期にかけて大いに話題となり、録音の優秀さも加わって、スタンダードを超えた新たな基準盤として現代でも高く評価されています。特にベートーヴェンにおいての取組みはブレンデルにとって最重要であり、数多の名盤を生み出してきました。最後の全集録音となった本盤でもその想い入れが伺えますが、演奏自体はブレンデルの特質である技術の高さを殊更強調せず、あくまで楽曲に寄り添いバランスの整った演奏が繰り広げられています。そこには曲本来の持つ美しさを感じさせ、その温かみがブレンデルのベートーヴェン演奏における神髄のひとつと言えるのではないでしょうか。尚、この全集では収録時期の期間が長いため複数のプロデュサーやエンジニアによって各曲が収録されていますが、レーベルによって音質の統一が図られている点は見事です。ピアノの実音と余韻との自然なバランスも見事に捉えられていることで、より一層楽曲の内容まで踏み込んで聴けるのも当盤の特徴と言えるのではないでしょうか。尚、今回の各曲の収録は、オリジナルの全集初出時の順番に従いました。
 今回、既発の各曲解説の再掲に加え、序文には新規で長井進之介氏による解説を掲載しました。また、ジャケット・デザインは全集初出時のオリジナル・ジャケット・デザインを採用しています。今回のVINTAGE COLLECTION+plus Vol.36は全3タイトルを発売します。

※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ クラムシェルBOX仕様
※ 一部オリジナル・アナログ・マスターテープに起因するノイズ等がある場合がございます。ご了承ください
※ 解説:長井進之介氏(新規序文解説)、萩谷由喜子氏、作品解説含む解説書合計34ページ

ブレンデル

モーツァルト:ピアノ協奏曲全集(第5番~第27番)/アルフレッド・ブレンデル、
サー・ネヴィル・マリナー、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、イモージェン・クーパー
[PROC2465/74 (10CD) 特別価格6,930円(税込)]   POS: 4988031801529

国内盤CD


【収録曲】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:ピアノ協奏曲全集
<CD1>
1. ピアノ協奏曲 第5番 ニ長調 K.175
2. ピアノ協奏曲 第6番 変ロ長調 K.238
3. ピアノ協奏曲 第10番 変ホ長調 K.365 (2台のピアノとオーケストラのための)
【録音】
1984年12月16-21日(1,2)、1977年10月4-5日、1978年7月3-5日(3) ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
<CD2>
4. ピアノ協奏曲 第7番 ヘ長調 K.242 《ロドロン》(3台のピアノとオーケストラのための)(モーツァルト自身の編曲による2台版)
5. ピアノ協奏曲 第8番 ハ長調 K.246 《リュッツォウ》
6. ピアノ協奏曲 第11番 ヘ長調 K.413
【録音】
1984年12月16-20日(4)、1983年12月20-22日(5)、1984年7月23-24日(6) ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
<CD3>
7. ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K.271 《ジュノム》
8. ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K.414
9. コンサート・ロンド イ長調 K.386 (ピアノとオーケストラのための)
【録音】
1977年10月4-5日、1978年7月3-5日 ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(7)
1970年9月26-29日(8)、1975年12月18-20日(9) ロンドン、ウェンブリー
<CD4>
10.ピアノ協奏曲 第13番 ハ長調 K.415
11. ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453
12. コンサート・ロンド ニ長調 K.382 (ピアノとオーケストラのための)
【録音】
1978年6月28-30日 ロンドン、ウォルサムストウ(10)、1970年9月26-29日(11)、1975年12月18-20日(12) ロンドン、ウェンブリー
<CD5>
13. ピアノ協奏曲 第14番 変ホ長調 K.449
14. ピアノ協奏曲 第15番 変ロ長調 K.450
15. ピアノ協奏曲 第16番 ニ長調 K.451
【録音】
1978年6月28-30日(13)、1981年5月27-29日(14) ロンドン、ウォルサムストウ
1984年7月23-24日 ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(15)
<CD6>
16. ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456
17. ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K.459
【録音】
1974年12月11-14日(16)、1971年6月28-30日(17) ロンドン、ウェンブリー
<CD7>
18. ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
19. ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
【録音】
1973年6月25-26日 ロンドン、ウェンブリー(18)、1981年5月27-29日 ロンドン、ウォルサムストウ(19)
<CD8>
20. ピアノ協奏曲 第22番 変ホ長調 K.482
21. ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
【録音】
1975年12月18-20日(20)、1971年6月28-30日(21) ロンドン、ウェンブリー
<CD9>
22. ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491
23. ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503
【録音】
1973年6月25-26日 ロンドン、ウェンブリー(22)
1978年1月27-28日 ストラスブール (Palais de la Musique et des Congres) (ライヴ) (23)
<CD10>
24. ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調 K.537 《戴冠式》
25. ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595
【録音】
1983年12月20-22日 ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(24)、1974年12月11-14日 ロンドン、ウェンブリー(25)
以上、デジタル録音(第5-8番、第11番、第15番、第16番、第21番、第26番)
【演奏】
アルフレッド・ブレンデル (ピアノ)
イモージェン・クーパー(ピアノ)(第7番、第10番)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
サー・ネヴィル・マリナー (指揮)
【原盤】
Decca(Philips)
【First Release】
412 856-1

<タワーレコード渋谷店30周年記念企画> <ブレンデル追悼企画><10枚組特別価格>
1970年から1984年にかけてマリナーと収録したPHILIPSへのモーツァルトのピアノ協奏曲(第5番-第27番)を全て収録。充実の44ページにわたる解説書には、ブレンデル自身の文章と新規曲目解説に加え、ピアニスト阪田知樹氏による新規序文解説も掲載!

 2025年6月に94歳で亡くなったアルフレッド・ブレンデル(1931-2025)の追悼企画としまして、旧PHILIPSレーベルと収録した多くの録音の中から、ブレンデルの代表盤かつ楽曲自体のファースト・チョイスともなっている永遠の名盤3作を、タワーレコード企画・限定盤で最新で復刻します。いずれも録音史的にも重要なアルバム群であり、ブレンデルの神髄が詰められた音源です。単売の製品としては暫く市場に無い盤ばかりでしたので、特にブレンデル引退後は国内盤での再発を望む声が従来も多くありました。特に国内盤でのリリースは久しぶりですので、各新規の序文解説含む解説書にも注目ください。尚、今回の販売価格は国内盤初出時と比較してかなりお買い得になっています。また、仕様に関しましては今回の復刻では3枚組はマルチケース、10枚組BOXは当企画に準じたクラムシェルBOX(箱)となっておりますことをご了承ください。ジャケット写真に関しましてはオリジナルのデザインを踏襲しております。今回の最新復刻により、ブレンデルの残した素晴らしい演奏の数々をお楽しみください。
 このモーツァルトのピアノ協奏曲全集は1970年から1984年にかけて、足掛け15年にわたって録音されたもので、ピアノ協奏曲自体は第1番から存在していますが、ブレンデルは第1-4番まではモーツァルト以外の手が入っているとの見地から、第5番以降を収録したと思われます。番号付きのピアノ協奏曲以外でもコンサート・ロンド2曲を含め計25曲が収録されていますが、3台のピアノとオーケストラのための第7番については、ブレンデルの弟子でもあるイモージェン・クーパーとのモーツァルト自身の編曲による2台版が採用されています。指揮者とオーケストラに関しては一貫してマリナー&ASMFがバックを務めており、マリナーによる丁寧な演奏がより一層ブレンデルの音楽性を引き立てていると言えるでしょう。全集として発売された際にはグラモフォン・アワードも受賞している名盤中の名盤です。全曲を通して安定感のある演奏は複数存在する他の演奏者による全集の中でも抜群の出来で、初めて全集を手にするリスナーにとっては真っ先に推薦される全集であり、多くの演奏に接してきたヘビーリスナーにとっては常に立ち返る拠り所とも言える、まさに基準となる演奏がこのブレンデル盤です。尚、これらの録音はアナログ時代とデジタル時代に跨って長い期間で収録された音源のため高音質でのまとまった復刻が無いのは残念ですが、当時のPHILIPSレーベルによる優秀録音により、各曲の音質の差異は最小限に留められているのも鑑賞に際しては重要な要素と言えるでしょう。もちろんCD化された際の音源も同様で、今回の復刻では、アナログ録音に関しましてはデジタル音源との統一感も鑑み、従来のCDマスターの音源を採用しています。
 今回の解説書には新規で、序文に著名なピアニストである阪田知樹氏による解説を掲載しました。同じピアニストの目線からの内容は必読です。また、1985年の全集完成後に寄稿されたブレンデル自身の文章の日本語訳と、新規で各曲目解説を収録しました。また、ジャケット・デザインは全集初出時のものを採用しています。今回のVINTAGE COLLECTION+plus Vol.36は全3タイトルを発売します。

※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ クラムシェルBOX仕様
※ 一部オリジナル・アナログ・マスターテープに起因するノイズ等がある場合がございます。ご了承ください
※ 解説:阪田知樹氏(新規序文解説)、アルフレッド・ブレンデル「ひとりのモーツァルト演奏家が自らに与える助言」(長谷川勝英氏訳)、長谷川勝英氏(新規作品解説)、解説書合計44ページ