カスタマーズボイス一覧

シベリウス: 交響曲第2番, 第5番<タワーレコード限定> / 渡邉暁雄、他

何と朗々とした響き、堂々たる芸風・芸格!正に晩年の集大成。録音状態もこれといった支障もなく、ライブならではの生き生きとした表現にあふれている。フィンランド人の血を引いたマエストロの下で、札響はこの北欧作品にとてもよく共鳴・共感して演奏している。

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SPRINGさんが書いたカスタマーズボイス

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演奏内容に関しては非常に素晴らしく聴きごたえがあり貴重な名盤の一つと思います。しかしながらマスタリングにおいてやたら高音(トランペット)が劈くようなキツさで、仕上がりを確認していたのか疑問です。とりあえずアンプのBASSを強調かつTREBLEを絞って聴いております。

以前旧EMI輸入CDで全集を持っており、ヨッフムの特徴や個性は感じるものの、今一つ感動できることがなく残念に思い下取りに出してしまっておりました。今回のSACDでの全集リバイバル盤ですがスケール感が全く異なりダイナミックレンジが大きく、低音から高音域まで納得の広いレンジ。おかげでこれぞブルックナーの大家ヨッフムの芸格だとリスニングを堪能できるようになりました。

北欧情緒あふれる名盤中の名盤だと思います。以前のラハティ交響楽団との録音も素晴らしかったですが、このミネソタ管弦楽団との演奏はさらに円熟と自信を備え、響きもより深くなっていると思います。個人的な話ですがヴァンスカのシベリウスは2009年に本拠地フィンランドはラハティで第4、5番を聴いておりまして、今でもよく覚えております。うわさ通りハーモニクスを抑えた透明感あふれ、それでいて強弱の振幅・スケールの大きいドラマティックな演奏ができる才能を持った指揮者だと思いました。現在最も望みうるシベリウスの名手だと思います。 ミネソタ管弦楽団について思い出したことですが、ミネソタ州を含む五大湖周辺は以前から北欧系の移民が多いそうで、ミネソタ管弦楽団の特徴もここに関係しているかと思います。

BDとDVDのみの商品があればもっといいんだけど・・・。(実はCDの方は
全部持っている:OIBP盤)

演奏内容と関係ありませんが、全曲演奏時間は合っているでしょうか?(交響曲4曲だけで越えていると思う)

何と朗々とした響き、堂々たる芸風・芸格!正に晩年の集大成。録音状態もこれといった支障もなく、ライブならではの生き生きとした表現にあふれている。フィンランド人の血を引いたマエストロの下で、札響はこの北欧作品にとてもよく共鳴・共感して演奏している。

何というリアル感!まるでホールでライブを聴いている雰囲気・・・。シングルモードの発売など期待無用❗アナログファンにもおすすめです。

幾多の言葉を用いても言いつくせるものではないが、この指揮者もライブで一番威力を発揮することがよくわかった。そればかりでなく至高の音楽的ストーリーテイラーであったこともよく理解でき、だからこのような最高の名演が生まれたのだと思う。SACDで聴いてこれほどの臨場感と迫力ならば、生演奏を聴いた観客はいったいどんな体験をしたのだろう?

聴いた後の直観だが、何と驚くべきこの臨場感!そして従来盤CDではとても想像し得なかったこの逞しさ、スケール感と迫力!同じSACD盤のカラヤン盤('61-62)と比較しても決して勝るとも劣らぬ「不滅の名演」と確信致しました。これ以外にも彼のラベル名演集等、ぜひタワレコ企画でのSACD化をどんどん推進して頂きたいものです!

演奏内容はジュリーニらしい節度のある音楽的ニュアンス豊かな表現。録音状態は最新技術で全般的によくなっているが、カッティングの都合だろうか終楽章の音量が弱く抑えられているのが惜しい。レコード会社によってはこのような問題もなく大音量の部分をそのままカッティングできているものもあるので、この点をもっと努力してほしかった

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