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ブラームス:交響曲第1番
カルロ・マリア・ジュリーニ
当方の長年の愛聴盤です。ジュリーニ芸術の最高傑作と言っても過言ではないぐらいの出来の良さ。後年ウィーンで入れたものも、部分的には美しい個所もありましたが、全体的に間延びしてしまったきらいがあるのは否定できません。その点、当演奏は隅々までジュリーニの意図が行き渡っており、厳しくも美しい名演だと思います。今回の再発を機に、ぜひご一聴を!
シューベルト:交響曲第9番《ザ・グレート》
シカゴ交響楽団、他
祝再発売!やっと今回、ジュリーニ全盛期の「グレイト」を聴くことができ、大感激です。隅々まで神経の行き届いた、「うた」に溢れた素晴らしい演奏です。テンポは総じて遅めですが、晩年のバイエルンとの演奏のように緩んだところが全くなく、緊張感の持続、密度の濃さともに申し分無いです。今回「初回限定発売」とのことですので、ジュリーニファンならずとも、この機会に是非聴いてみてはいかがでしょうか?(安いしネ・・・)
The Collection - Constantin Silvestri
コンスタンティン・シルヴェストリ、他
これは絶対のお買い得です!どの演奏も、アクは強いですが、ここまで徹底して「オレ流」を貫いてくれればそれはもはや得も言われぬ「味」となります。指揮者だけでなく世間の人間も「無個性化」するなか、こんなドキドキ・ワクワクする演奏を聴かせてくれる人はもはやいません。録音もEMI音源にしては総じて良いので、前回の特価の際、買いそびれてしまった方、今回は是非!!!
Brahms: Symphony no 2, Double Concerto / Haitink, London SO
ティム・ヒュー、他
ハイティンクについては、昨年発売されたフランス国立管との「悲劇的」がとても素晴らしかったので、TOWER店頭にて先日いち早く購入。やはり今回も「素晴らしい!」の一言。現在、ここまでオケの能力を最大限発揮させたうえで、力技ではなくあくまで自然体の音楽を創れる指揮者はあまりいません。「奇を衒わない」ことがどれほど素晴らしいことかを再認識させてくれる1枚。オススメです!
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