
ザ・コロンビア・レガシー<完全生産限定盤> / ユージン・オーマンディ、他
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これは演奏、録音共に期待を遥かに超えていて、しばらく夢中で聞いてしまいそう。SONYが何故オーマンディの演奏をここまで徹底的に復刻しようとしているのかがよくわかった。ここまで来たらRCA音源も含めて徹底的に復刻してほしい。 実に豊かで聴きやすい音質。古いものは1944頃のものもあるが、それでもかなり細かいところまで聞き取ることができる。モノラルなのに、音の出し入れというか、立体感というか、陰影というか、そういうところまで聞き取ることができてびっくりした。一緒にステレオ初期のセット(1958-1963)も購入したが、当時の録音特有のギラギラした音がどうしても気になるので、こちらの方がずっと鑑賞に向いている。 演奏も、後年より推進力が高く颯爽としている。オーケストラの技量が恐ろしく高く、それをグイグイドライブしていく見事さがある。
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senza sordinoさんが書いたメンバーズレビュー
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このセットを強くお勧めする。クリーブラン管弦楽団が好きな方に。また、主情的で、それゆえに音が濁ってしまう演奏が好きでない方に。 正確なピッチと音程感。各楽器のバランスが良い。トッティー音の立ち上がりが時にキレがあり、時にふくよか。音を切る時の響きを残す楽器とスパッと切る楽器の選択が明確。最上の美点は、フレージング。押し付けがましくならないギリギリの線を見極めつつ、こういう音楽ですよ、としっかり伝えてくれる。驚異的に耳が良く、バトン・テクニックが確かで、自己抑制もできる指揮者。こういう人が優秀なオーケストラを率いると、ここまでの成果が出る。 ジョージ・セルの録音は、コロンビア系のエピック・レコードによるものが殆ど(何でこんな音でしか録れなかったんだろう)で、現代人の耳には、何だかボワボワ、かつキンキンした録音。相当耳を澄ませ、想像力を働かせないと真価がわかりにくい。そういう意味で、オーケストラの音を濁りなく、バランスよく録音してあるこのデッカの録音群こそ、このオーケストラの素晴らしさを最もよく伝えるものだと思う。マゼールの「ほら、こういう風にすると面白いでしょう」みたいな演奏は、デッカの優れた録音をもってしても何回も聞く気にはなれないし…。 ところで、ドホナーニは、ある時期から急に名前を聞かなくなった名指揮者。実力に対してあまりにも不遇。これは、CDがあまり売れなかったからなのか、有力者との軋轢があったのか、健康状態が悪くなったのか。それとも、練習が厳しくてオーケストラに嫌われたか(現代ならありそうな理由だが…)。理由は分からないが、実にもったいないことだった。アバド、ハイティンク、ヤンソンス並かそれ以上の名声に包まれた晩年を過ごす資格があったはずと思う。まだご存命ではあるので、変な言い方だけど…。
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この3巻目により、オーマンディのコロンビア録音を揃えることができました。他の方が書いておられるような「落丁」もなく届きました。
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2022年の来日公演を聞いて感じたのだが、マケラが指揮するとパリ管弦楽団が驚くほど活気付く。これまでの上手いのだけれど必要以上にピッチやらバランスやら正確さやらにこだわるインテリ集団というイメージを一新する生々しい演奏をするようになった。 弦楽器セクションの表現の幅が大きくなった。恐れずにゴリゴリと弾くようになった。よく鳴るようになった。霞のような音も出すようになり、雄弁なピアニシモも手に入れた。その必然として、管楽器群が大胆な表現をするようになった。自由自在に吹きまくる様子の何と痛快なことか。マケラの演奏を「爆音」とか「やりたい放題」などと揶揄する人もいるようだが、それで何が悪い? こんなに面白くいのに。 この指揮者がレコード産業の冬の時代に登場してしまったのが残念。1960、1970年代だったならば、2ヶ月に1回くらいのペースでこの人の新譜を楽しめただろうに。当時のメータ、アバド、小澤征爾がそうであったように。これ程の才能なのに、年に1回新譜が出ればいい方、という現状が悲しい。
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いよいよ懐かしい「オーマンディ音の饗宴1300」の時代に入ってきた。レギュラー盤の半分以下で買えて、お金のない中高生時代にお世話になった。友達と相談して別々の曲を買い、貸し合ったものです。耳慣れた演奏に加え、バッハのロ短調ミサなんかも入っていて、楽しめる。 録音会場がBroadwood Hotel →Academy of Music →Town Hall と推移していくうちにスタッフがどんどんステレオ録音に慣れて、聴きやすくなっていくのを追体験できて楽しかった。直接的で耳に痛い初期のものが、次第に会場の響きというか、間接音も取り入れた広がりの感じ取れる音になっていくのに感心。 CBSステレオ録音の集成の継続と共に晩年のRCAのセットまで、是非最後までやり抜いて欲しい。出れば買います。
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これは演奏、録音共に期待を遥かに超えていて、しばらく夢中で聞いてしまいそう。SONYが何故オーマンディの演奏をここまで徹底的に復刻しようとしているのかがよくわかった。ここまで来たらRCA音源も含めて徹底的に復刻してほしい。 実に豊かで聴きやすい音質。古いものは1944頃のものもあるが、それでもかなり細かいところまで聞き取ることができる。モノラルなのに、音の出し入れというか、立体感というか、陰影というか、そういうところまで聞き取ることができてびっくりした。一緒にステレオ初期のセット(1958-1963)も購入したが、当時の録音特有のギラギラした音がどうしても気になるので、こちらの方がずっと鑑賞に向いている。 演奏も、後年より推進力が高く颯爽としている。オーケストラの技量が恐ろしく高く、それをグイグイドライブしていく見事さがある。
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