
戦争と平和 セルゲイ・ボンダルチュク 4Kレストア / セルゲイ・ボンダルチュク
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そもそも、このソ連映画版「戦争と平和」は、国の威信をかけて製作されたとあって、極めてスケールの大きな作品に仕上がっている。またトルストイの原作に忠実にしたがっているためであろう、極めて感動的であり、かつ哲学的ですらある。バックに流れる音楽・音声も壮大で、またところによっては繊細である。このような性質をもった映画「戦争と平和」を4Kレストア版として焼き直したブルーレイによる本「戦争と平和」は、映像が、ひたすら美しいのは当然であろう。経年劣化が最大限に修復された結果、公開当時の映画の映像そのものに極限まで近づいた結果であると考えられる。とにかく、このブルーレイ「戦争と平和」4Kレストア版は、できるだけ多くの人に観賞していただきたいと声を大にして言いたい映像である。ちなみに、私の視聴環境のなかで視覚関連装置については、普通の(4K対応ではない)ブルーレイディスクプレーヤー/液晶プロジェクターであることを付記する。
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ミュンシュさんが書いたメンバーズレビュー
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本CDの感想を一言で述べれば、「感動的」という言葉に尽くされるであろう。録音されている全曲がすべて感動的である。そして心配した音(録音)も悪くないことを付記する。あとは、諸氏が実際に聞いてみるのみであろう。私が言えることは、ここまでである。
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音楽に、演奏者の表面的な器用さを求める人にとっては、このCDは不向きであろう。CDという記録媒体に、過度な録音の良さを求める人にとっても、然りである。このCDを聴くと、とにかく、マタチッチは不器用な人であったと思う。録音も十全とは言えない。でも、このCDを聞いて感動を覚えるのは、何故であろうと自問した時、次の事実に思い当たる。すなわち、マタチッチの音楽に対する真摯さ、生真面目さが、切々と感じ取られるのである。それは、演奏の器用さとか、録音の良し悪しとかとは無縁なことである。多分、聴衆も同じことを感じ取っているのであろう。本来あってはならない曲の途中で遠慮がちに浮き出る拍手(「モルダウ」後の各交響詩が終わった後)は、マタチッチの真摯さ、生真面目さを感じ取っているかのようである。一方、私は、あたかも、この演奏が行われている会場にいるかのような、錯覚を覚えるのである。
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そもそも、このソ連映画版「戦争と平和」は、国の威信をかけて製作されたとあって、極めてスケールの大きな作品に仕上がっている。またトルストイの原作に忠実にしたがっているためであろう、極めて感動的であり、かつ哲学的ですらある。バックに流れる音楽・音声も壮大で、またところによっては繊細である。このような性質をもった映画「戦争と平和」を4Kレストア版として焼き直したブルーレイによる本「戦争と平和」は、映像が、ひたすら美しいのは当然であろう。経年劣化が最大限に修復された結果、公開当時の映画の映像そのものに極限まで近づいた結果であると考えられる。とにかく、このブルーレイ「戦争と平和」4Kレストア版は、できるだけ多くの人に観賞していただきたいと声を大にして言いたい映像である。ちなみに、私の視聴環境のなかで視覚関連装置については、普通の(4K対応ではない)ブルーレイディスクプレーヤー/液晶プロジェクターであることを付記する。
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第一楽章41秒の音飛びが話題になっていますが、私の2台のプレーヤー(デノン、ヤマハ)で音飛びは発生しませんでした。ほっとしています。ところで、演奏はかなり素晴らしく、演奏時間も100分を超えるとはとても思えないくらい緊張感にあふれる演奏でした。私の演奏時間軸では1時間強に思えました。音質も、期待した通り、良好でした。
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