LOVERS ROCK REVISITED VOL.2 - DELROY WITTER & FRIENDS

Various Artists

上質なラヴァーズ・ロックサウンドが堪能できる最高なコンピレーションでした。ただBandcampで公開されているA1,A2,A6あたりのエクステンデッドなバージョンが最高すぎるので、そのバージョンで収録されていないのが残念でした。

1992-2001＜Colored Vinyl＞

Acetone

このリリースで初めてAcetoneの曲を聴きましたが雰囲気良すぎでリピートしまくりです。バンドの成り立ちは詳しく知りませんが、基本カントリー・フォークロックな曲がスロウコアにインフルエンスされた様な気怠さや冷ややかさを漂わせており、めちゃくちゃクセになります。90年代のインディーシーン奥深すぎと改めて思わされます。

Reverie＜限定盤/Lucid Blue Vinyl＞

Les Imprimes

同じBig CrownからリリースのHoly HiveやBobby Orozaとは一味違ったポップネス溢れるアーバンメロウソウル。曲によってはシタールっぽい弦楽器やピアノも重ねていて、ジャケットから連想される浮遊感あるサウンドは極上に気持ちいいです。

Sultans Of Sentiment＜限定盤/Green Vinyl＞

The Van Pelt

待望のリイシュー盤。サウンドはノイズもなく良いプレスだと思います。スリーブデザインはいまいちで、表の印刷はレーベル手持ちのオリジナル？をフルカラースキャンしたかのような皺が端っこに写りこんでます。プリントインナースリーブも光沢紙素材で取り出しずらいのが残念…でも全曲で音は最高です。

caroline

caroline

とても素晴らしい音像。雪崩を起こしたシカゴ音響、という触れ込みの本作ですが、淡くインプロビゼーションしては溶けていく様な展開が印象的でした。B1やB3のストリングス、ホーンによるメディテーティブなメロディ反復に時々降ってくる即興的ドラムが心地良いです。

Sundown

Eddie Chacon

前作同様にDIY感漂いまくりの、言わずもがな現行ソウル傑作かと思います。前作よりローファイ度は落ちた感もあります。メロウさは変わらず豊かな音に仕上がっていて、有機的なのか無機質なのかよく判らない感覚に陥り、気づけば無限にリピートしたくなるスルメ曲ばかりで全曲ハズレ無し、最高です！